あとがき――作者の身に起きた、ちょっとした話
えー本作品を読んでくださり、大変ありがとうございました。ここから先は本編とは関係ありません。ですが、作者の身に起きた、ちょっとした奇妙な体験についてお話しさせていただきます。本作を書いている途中、なんか色々と作者の近辺で妙な事が起きてですね……あ、お題とも関係ないですし、興味ない人は閉じて貰っても大丈夫っす!
実は、本作を書くにあたって、モデルになる神社が近場に存在していました。雰囲気好きですし、上手い事出したいなぁ……って思い至りまして。で、モデルにする以上、念には念をと言いますか、神社にお参りしてあらかじめ断りを入れておこうと思ったのです。
ここでは別に、何か妙な現象は起きませんでした。起きたのはその後。作者の個人的事情で、大幅にモチベーションが下がってしまった時期が存在していました。本作は7月7日に投稿されていますが、実は二日前の7月5日に執筆を終えています。
で、これが何の関係があるのかと言いますと……その、作者この日に完成させる前日に、何回か寝起きに妙な事が起こったんですよ。
朝起きてすぐ……左手の感覚が妙なのです。動きはするのですが、感覚が無い。まるで左手の肘から先がなくなってしまったかのようで、なんじゃこりゃと本気で動揺したものです。
試しに右手で触れたのですが……『右手で左手を触れた』感触はあるのに『左手に右手が触れた』感覚が一切感じられなかったのです。幸い五分ほどで元に戻りましたが、この時作者、ガチでビビりました。
こりゃいかん。神様の機嫌を損ねたか? と考えた作者は、もう一度神社に頭を下げに行ったのです。気に入らないのでしたら、作品の投稿を控えますと、そんな具合に。お酒もお供えしたからこれで大丈夫じゃろ。と。
ところが翌日。寝て起きたら今度は右手がその状態に。やべぇまだ怒ってる!? と冷や汗がたっぷり。どうすりゃいいんだ……と悩んでいる時に、さらなるトラブルが発生しました。
えー……恐怖で筆が進まない中、動画サイトやソシャゲーを軽く遊んでいた所、パソコンが突然エラー吐いて、再起動するハメになりました。実は作者のパソコン、今年の三月下旬に初期化するハメになったので『また壊れた!?』とこれまた恐怖が。しかし小説は全部無事だった事を見て、これで作者逆に確信しました。
つまり……アレです。題材にする以上、ちゃんと期日までに書き上げて投稿しろよ? と、そういう事ですか。神様。大慌てで執筆を終え、無事に7月5日に完成したという運びです。
……すべて偶然の可能性もありますが、以降奇妙な現象は収まっております。(収まって下さいよ?)ですので、まぁ、ホラー作品を書いていたら、作者本人もホラー体験してしまったと、そういうお話でした。少なくても作者は、そう感じてしまう状況がありましたね……いやはや、神様と言うのは、実に気難しいですな……