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転生したら魔剣士になりました。  作者: 紫ノ葉
オーガ村編
5/7

5話 修行前準備!!

調合出てきます!!

アイテムボックスの中身が明らかに…

《大事!》

魔剣化を分かりにくいので魔法付与に変更しました。

「母さんただいま〜今帰ったよ。」

「ただま〜」

俺と月が代わる代わる帰ってきたことをアピールすると5秒もせず母さんが飛び出してきた。

「お、おう!怪我はなかったか?魔物は倒せた?オークのやつとは出会わなっかたか?転んだりしてないよな?人間にはあってないよな?魔物と…」

「か、母さん。そんなに一気に質問されても答えられないから!ちょっと落ち着いて…」

「そ、そうだよ!母さん。びっくりしちゃった。」

一気に質問攻めする母さんに俺たちが注意すると落ち着きを取り戻したようで

「お、おう。すまねぇな…。こんなに心配になることなんて今まで生きてきて一度もなかったからな…」

一応心配してくれたみたいだ。でもそんなに心配になることだろうか…

いや心配になるな。月が子供だけでどっかに出かけるなんて…俺だったら心配で尾行して最後師匠に見つかって笑われるところまで容易に予想できる… だって月かわいいもんな…攫われたりしないだろうか。

危ないな… 注意しておこう。

「ま、まあ良いじゃないか。心配してくれたみたいだし。」

「うん!そうだね。じゃあお母さんを許してあげます。」

むーというような偉そうなポーズで母さんを許してあげる月… かわいい、な…ぐふっ

やばい、やばい。尊死するところだった。 あ、そ、そうだ話題を変えよう。

「あ、そう、そう。オークに会わなかったよ。ゴブリンとかは俺が本気で切りかかったら一撃で首がなくなるから恐怖ではあったけど…怪我はしなかったよ。あと人もいなかったよ!森でも転ばなかったし」

「うん!なんかねごぶりんの首がぶしゃぁぁぁってなっておもしろかったよ!あとね、あとね今日は怪我しなかったよ!お兄ちゃんが気をてくれたからね!」

ま、またむーってポーズ取ってるぅ…ぐふっ、パタ。

…はっ!やばい、やばい。また尊死するところだった。というかしたかもしれん。 月ってあぶないこ!

あと魔物を一撃で仕留めるのはやめよう。月の教育上あまりよろしくない。 

「そうか…良かったな月。あ、そうだ。ラナン。明後日からあの森で狩りをして修行しておけってお前の師匠が言ってたぞ。実践は一番のトレーニングだからな。明後日から一週間はそれが修行だとさ。」

へー師匠がそんなこと思ってたのか…。 いやないな。 修行とかこつけて俺を鍛えるのを休んであわよくば俺の狩った獲物をもらおうとか考えてるんだろう。 ぜってぇあげない。

「了解!明後日からだね。狩りって何匹狩ってきたら良いとかあるの?」

「う〜ん。3匹狩ってきたら良いんじゃないか?それだけ狩ってくればその後は自由にしていいと思うぞ。」

そっかぁ。 う〜ん待てよ? 一回に6匹狩ってきてアイテムボックスにれておけば2日目は何もしなくて良いんじゃね? 俺は天才か? よし。一日で21匹狩っておけばその後は自由だ!!

「分かった!!明後日の準備を今からするよ!母さん。」

俺は張り切って準備することにした。でも最終日に体が鈍らないように一日目は20匹くらいで最終日に1匹狩ればいいか。

明日は薬師の爺さんのところに行くか。あそこには昔詐欺商人を襲ったときに奪った調合台があってそれを使えば俺の《検索》も合わせて使えば回復ポーションや麻痺消しポーション、解毒ポーション作れるしな。

今日はレッドボアのハンバーグもどきを食べて寝た。



今日は昨日考えた予定通り薬師の爺さんのところに行くことにした。

月は俺が教えた料理の練習をするようだ。

月のご飯美味しいんだよな… 楽しみに待つとしよう。

「爺さん、来たぞ〜」

挨拶をすると爺さんが建物の奥からこっちに来た。

「お、坊主!来たか。久しぶりじゃな。して何用じゃ?」

「ああ爺さん。調合代を借りようと思ってな。借りてみいいか?明日から狩りに行くんで準備しとこうと思ってな。」

「おお…そうか、狩りか。よし分かった。ここにある薬草とかも使っていいぞ。全部使い切らなければ。」

「ああ、ありがとう爺さん。じゃあ俺は奥の部屋で調合しているよ。」

よ!爺さん太っ腹〜



俺は部屋で調合することにした。

レシピは忘れたから検索のスキルに頼るが…

《検索:簡易回復ポーションレシピ》………《検索結果:マグワート草×3+水》

                    《検索結果:マグワート草×1+レッドボアの肝×1+水》

マグワート草は家とかの周りに生えてる野草でヨモギみたいなやつ。確かヨモギの英語名もそんなんだった気がする。

…レッドボアの肝ってさ、あれまずいんだよね。絶対入れたくないんだよね。うん。いやだ。

…でもたくさん作りたい。肝入らないからって狩りの獲物解体後たくさんもらってる。…分かったよ!

やけくそだぁぁぁぁ!!! レッドボア入りポーション絶対うまく作ってやる。 ということで検索さん!

よろしく!

《検索:簡易回復ポーション、旨味プラス》………《検索結果:簡易回復ポーション+フェンネル草+ワイドベリー》

よし!これで旨いポーションができるはず!フェンネル草はたぶん薬師の爺さんが持ってるはず。

ワイドベリーは今、森に自生している時期だから今から取りに行けば作れるな。

一応今のアイテムボックスに入っているものを確認しよう。

《アイテムボックス:収容物》

マグワート草×200→回復ポーションの元

ホツニア草×200→解毒ポーションの元

ギンゴ草×150→痺れ、麻痺消しポーションの元

フェンネル草×30→臭み消し

帝国銀貨×100→1枚1000円くらい?

帝国銅貨×50→1枚100円くらい?

王国銀貨×30→1枚1000円くらい?

王国銅貨×10→1枚100円くらい?

教国銀貨×40→1枚1000円くらい?

帝国金貨×5→1枚100000円くらい?

水(バケツ一杯分)×1000→近くの川で取ってきた

青銅の剣×10

レッドボアの革鎧×2

ゴブリンの耳×30

ゴブリンの魔石×15

レッドボアの皮×30

レッドボアの肝×100

レッドボアの魔石×10

イエローオーク肉×10

はぐれウルフの毛皮×10

はぐれウルフの爪×40

はぐれウルフの牙×100

はぐれウルフの魔石×4

簡易回復ポーション×100

回復ポーション×10

中級回復ポーション×5

大きめのバック×2

万年氷×1→絶対に溶けない氷。レベルマックスの炎魔法を食らわせない限り溶けない。人の頭2つ分くらいの大きさ。



これくらいかな。薬草と魔物の素材以外はここらへんを通った商人や冒険者、討伐隊の持ち物。

中でも金と回復ポーションは嬉しい。あと万年氷はレアモンぽいから頂いた。

ラノベとかでよくある魔石が存在しているのはちょっと驚いた。

さぁ持ち物も確認を済ませたのでワイドベリーを森に取りに行こう。



森についた。いつ見てもこの森は薄暗くてちょっと怖い。

まぁちゃっちゃと終わらせて帰ろう。

ワイドベリーは毒の実もポイズンベリーと瓜二つだから鑑定で見ながらやアイテムボックスに入れて名前で確認して注意しておく。 

まぁポイズンベリーの毒は体内に入っても腹下すだけなんだけどな… さぁ鑑定しよう!

《ワイドベリー》《ワイドベリー》《ワイドベリー》《ポイズンベリー》《ワイドベリー》《ワイドベリー》《ポイズンベリー》《ワイドベリー》《ポイズンベリー》《ポイズンベリー》………


鑑定し回収し始めて20分くらいたった。今日の収穫は

ワイドベリー×100

ポイズンベリー×150

フェンネル草×20

となった。たまたまフェンネル草の群生地を見つけられたのは大きい。

じゃあ爺さんの家に戻って調合をしよう。


爺さんの家で倉庫にあったフェンネル草×50を頂き調合することにした。

《調合》のスキルは任意発動。レシピの分かっている物を作る際のサポート、レベルによってポーションなどの効果増大。

発動中はMPを1分で3使用。

という内容になっている。

調合のサポートは地味に大きいし、ポーション効果の増大も嬉しい。かなり有用なスキルである。

これを使って俺は1時間で回復ポーション×100を作った。勢い余って解毒ポーション、麻痺消しポーションも20個ずつ作ったが… これで家に帰れる…



家に帰ったら月が夕飯を作ってくれていた。

メニューはレッドボアのフェンネル草煮込み。釣り師のおじさんがくれた焼き魚。毒抜きをしたそのへんに生えてる芋の煮込み。レッドベリーの干物だそうだ。

食った後の感想を正直に申し上げよう。

…めっちゃ美味かった。もうなんでそのへんの雑草でこんな味が出るのか不思議なくらい美味かった。

そのあと「美味かった」と言われたあとの月の顔はもう…ごちそうさまでした。

明日は狩りに行く。月華と一緒の試験のようにはせずゴブリンのいるところはさけてレッドボアの群生地に向かうことにした。…だってゴブリン倒しても得るもの少ないし、キモいし。

明日は頑張って20匹レッドボアの死体を作るぞー!!


感想とかめっちゃ嬉しいです!!いいね、感想、誤字報告バンバン待ってます。

《解毒ポーション》のレシピ

ホツニア草×5+ポイズンベリー×1+水

《麻痺消しポーション》

ギンゴ草×5+はぐれウルフの牙の粉末×1+水

本編に書けなかったのでここに載せます!


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