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第1話 翠の瞳

大きな雪の結晶が窓を叩く


 それよりどうする?俺たち転生したわけだが…


俺は窓の外を見て考えた

目に映るのは流れてきた記憶とは全く異なる景色

 

 とりあえず転生のことは黙っておこう…

もし転生者だということがバレたらどうなることか…


カルミアはこちらを見て小さく頷く

するとその直後何者かが扉を叩く


 おーい!カルミア!エビネ!


俺たちのこの世界での父であるサルビアだ


 なんだい?父さん


俺たちは口を揃えて聞き返した


 今日はお前たちの6歳の誕生日だろ?だからお前たちにプレゼントがあるんだ


俺たちはキョトンとした顔で見つめあったあと、扉の方に視線をやる


 わかった!すぐそっちに行くよ


カルミアはこちらをそっと見たあとすぐに立ち上がり扉の方へ向かった

俺もすぐに後を追った


 カルミア!エビネ!お誕生日おめでとう


そう口にしたのはこの世界での母のマーガレットだ


 誕生日おめでとう!


続けて父もお祝いの言葉を俺たちに送ってくれた


 ありがとう


俺たちはまた口を揃えて言った


 これがお前たちへのプレゼントだ


そう言って父が俺たちに2つの箱を渡した

その箱たちは丁寧に包装されている…

カルミアは丁寧に包装されている箱を気にせず乱雑に開ける

そっと俺も箱を開けた


すると中には綺麗な翠色をした宝石のペンダントが入っていた…

俺たちの瞳の色と同じだ…


 そのペンダントは魔を祓い身につけているものを守ってくれると言われている


父がそう言ったあと、俺たちはそのペンダントを首からかけた


 それよりお前たちはもう6歳だあと4年もすれば立派な大人だ


 (そう、この世界では10歳で成人だ)


父はそう言いながら俺たちに歩み寄った


 お前たちに魔法を教える


父は真剣そうな眼差しでこちらを見ながらそう言った


 覚悟はいいな?


父は頷いて欲しそうにこちらをじっと見ている…


俺たちはしばらく見つめあってから笑顔で


 もちろん!


と言い首を縦に振った


それからというもの、毎日魔法の練習が続いた…

どうやらこの世界での魔法には自身の生命エネルギーの一部をマナに変換し使用するといった手順が必要らしい…

詠唱などは要らないそうだが…


そしてあれから4度目の冬が来た…

読んでいただきありがとうございます!!

今回から本格的に物語スタート!!といきたかったのですが、まだまだ物語は始まりそうにないです…

次回から本格的な物語が始まると思いますので楽しみに待っていただけると嬉しいです!!

コメントなどしていただけると嬉しいです!

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