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第六十章 亮太、流星会の黒幕を逮捕する

当日、女探偵の自宅で泉が、宝石ケースの底が外せるようになっていて、そこに写真がある事を発見しました。

そこへ、やくざ風の男が来て、「ご苦労様、その写真を渡せ!」と刃物をちらつかせて、脅迫してきました。

亮太は泉を後ろに避難させて、「その刃物で、週刊誌記者と探偵を殺したのか?写真は渡せないと言ったら、どうする?」とやくざ風の男を睨みました。

やくざ風の男は、「奪うまでだ!」と亮太に襲い掛かってきました。

亮太が、男と争っている時に、「泉!逃げろ!」と泉を逃がしました。

泉はマンションの外に出て、隆一に事情を説明して、応援依頼しました。

数分後、覆面パトカー数台がマンションに到着して、泉とマンションの部屋に入っていきました。

亮太は、やくざ風の男を倒していて、「隆一!来るのが遅い!」と苦情を訴えました。

    **********

その間に、泉が証拠を見て、「ちょっと、亮太!とんでもない写真がある!」と驚いている様子でした。

亮太と隆一も、その写真を見て、「これは、早坂国会議員と流星会会長が、密会している写真じゃないか。そうか。先日国会議事堂に、テロリストの暴走車が侵入したが、なぜ厳重な警備の中、あそこまで侵入できたのか不明だったが、早坂国会議員が手引きしたと考えると、納得できる。」と納得していました。

泉が、「しかし、こんな特ダネ、なぜ記事にしなかったのかしら?」と不思議そうでした。

亮太は、「早坂国会議員と流星会会長が会っているだけで、何かを渡している様子もない。ただの世間話だと惚けられたら、終わりだ。決定的な証拠を探していたのだろう。それで、確信に迫ったか、証拠をつかんだかして、殺害された可能性がある。」と考えていました。

隆一は、「西井刑事、殺人の実行犯は、恐らく、こいつだろう。持っていた刃物を、鑑識で調べてもらおう。」と亮太を襲った男を、殺人未遂の現行犯で、緊急逮捕しました。

亮太は、「黒幕は、恐らく早坂国会議員だと思われる。そこは、俺と泉とで調べるよ。」と調査開始しました。

    **********

早坂国会議員を秘書に尾行させましたが、流星会と密会する様子がなく、困っている様子でした。

泉は、そんな亮太の様子を見て、念の為に、殺害された女探偵と仲がよかった、幼馴染の女性に話を聞くと、最近、連絡があり、彼女を自宅に上げたと聞いて、事情を説明して、幼馴染の女性の自宅を、秘書と確認すると、テーブルの裏側に、USBメモリが、ガムテープで貼り付けられていました。

泉は、そのUSBメモリが、幼馴染の物でない事を確認して持ち帰り、亮太と確認すると、早坂国会議員と流星会会長が、密会している動画でした。

その話の内容から、早坂国会議員は、テロリストを手引きして、大臣など要人を暗殺して、自分が総理大臣になる事が、テロリストと密約されている様子でした。

    **********

そんな中、早坂国会議員が、秋山総理大臣に、面会を求めてきたと聞いて、慌てて秘書と駆け付けました。

亮太は、「何の打ち合わせですか?」と確認しました。

秋山総理大臣は、「陽子、どうしたのだ?用があるから、来たのだろう?」と亮太が何を考えているのか疑問でした。

亮太は、「私は現在、軽井沢と東京で発生した殺人事件を調べています。殺害された週刊誌記者が、こんなデーターを持っていました。」とUSBメモリの動画を再生しました。

秋山総理大臣は、「これは、どういう事だ!私も殺すつもりだったのか!」と予想外のデーターに驚いていました。

亮太は、「二人を殺してまで、入手しようとしていたデーターは、これだったのね。」と秋山総理大臣と、早坂国会議員の間に入り、睨みました。

    **********

秋山総理大臣は、内線電話で警備員に連絡して、「テロリスト一味の、流星会の黒幕は、早坂国会議員だ!今、私の部屋にいる!取り押さえろ!」と指示しました。

警備員が、早坂国会議員を取り押さえると、亮太は隆一に電話して、「テロリスト一味である、流星会のバックにいる黒幕を取り押さえた。その証拠を、探偵と週刊誌記者に気付かれて、殺害したそうだ。やはり早坂国会議員だった。すぐに国会議事堂まで来て!証拠とともに引き渡すから。」と警察に通報しました。

警察が到着すると、早坂国会議員は、「俺は国会議員だ!不逮捕特権がある。」と主張しました。

秋山総理大臣が、「今すぐ、退職しろ!さもないと、総理大臣の権限で、君を解雇するぞ!」と自分を殺そうとしていた、早坂国会議員に、激怒していました。

早坂国会議員は、隆一と上司と同僚数人に取り押さえられました。

早坂国会議員は、「そのUSBメモリを、流星会に指示して、徹底的に探したが、発見できなかった。誰が持っていたのだ!」と隠し場所を知りたそうでした。

亮太は、「それを知って、どうするの?流星会の構成員が、面会に来た時に伝えて、復讐でもする気なの?そんな事は教えられないわよ。」と早坂国会議員を睨みました。

    **********

早坂国会議員が、警察に連行されると、秋山総理大臣は、「ありがとう、また陽子さんに、命を助けられましたね。」と亮太に感謝していました。

亮太は、「今回、黒幕を特定したのは、泉です。」と教えました。

秋山総理大臣は、「そうですか。泉さん、ありがとう。」と感謝していました。

マスコミは、「総理大臣直属の第四秘書の熊川泉さんが、テロリストの黒幕を特定して、行動力のある、第三秘書の秋山陽子さんが、黒幕を取り押さえました。アメリカをはじめ、どの国でも、テロリストの正体すら掴めませんでした。日本では、二人の絶妙なチームワークにより、事件は解決しました。アメリカ大統領から表彰された、この二人がいれば、日本も安泰です。」と報道しました。

秋山総理大臣直属の秘書が、テロリストから、日本の危機を救ったとして、支持率もアップして、世間では、四人の直属の秘書を、四天王として、絶賛していました。

    **********

帰宅後夕食時、政男と治子が、「陽子さん、泉さん、テロリスト一味の流星会のバックにいる、黒幕を逮捕して頂いて、ありがとうございました。おかげで、私達まで、四天王と絶賛されました。」と亮太と泉に感謝していました。

泉は、「私は証拠を見つけただけよ。」と恥ずかしそうでした。

その後、亮太たちは、秋山総理大臣を中心にして、平和に暮らして、秋山総理大臣や四人の直属の秘書に、火の粉がかかりそうな場合は、亮太が中心になり、隆一の力も借りて、事件を解決していました。

やがて、政男も政治家として立候補して、政治家として、活動を始めました。

    **********

欠員となった第一秘書について検討していました。

夕食時、亮太が、「この自宅に、海外の要人を招待して、英語が堪能な啓子が、接待を担当していました。そのような経験から、各種政治がらみの案件にも精通している啓子を推薦します。」と啓子を見ました。

啓子は、「ちょっと待ってよ。私はあくまでもお手伝いで、通訳した程度なのよ。」と突然亮太に振られて、困惑している様子でした。

亮太は、「通訳しているといいながら、政治問題に口出しして、解決した事も数回あったよな。」と笑っていました。

秋山総理大臣は、「確かに、啓子さんの政治的センスは認めます。政男、政治家として活動しながら、経験のない啓子さんのサポートを頼むよ。聡子さん、後任が決まるまで、啓子さんに代わって、お手伝いの取りまとめを、幸枝と協力して、お願いします。」と啓子の政治的センスを、手放したくない様子で、啓子を秘書として採用するのは、今しかないと判断した様子でした。

    **********

なかなか、啓子ほどの人材がなく、聡子がお手伝いの取りまとめをする中、夕食時、秋山総理大臣が、「総理官邸と国会議事堂のコンピューターシステムは、時代遅れの為、最新機種で、システムを構築する事になった。啓子さん、以前大日本電気の社員だった事がありましたね。声を掛けて下さい。」と指示しました。

啓子は、着信拒否を解除して、さっそく大日本電気の重役に電話しました。

啓子は、「お無沙汰しています。小川啓子です。いつぞやは、力になれずに、申し訳ございませんでした。その代わりといっては何ですが、今回、総理官邸と国会議事堂のコンピューターシステムを、最新機種で構築する事になりました。可能であれば、来週木曜日一三時に、総理官邸に来ていただき、受付で、秋山総理大臣直属の第一秘書と約束していると告げてください。詳しい話は、その時にします。」と連絡しました。

    **********

大日本電気では、このシステムは、恐らく各都道府県や各省庁とも、オンラインで接続されているのではないか?これは大きな商談だぞ。だから、第一秘書がでてくるんだと、以前、第三秘書に断られたが、今回、総理大臣に一番近い、第一秘書から声がかかったと、慌てて人選とスケジュール調整していました。

当日、大日本電気では、相手が、普段は口もきけない、雲の上の人物である、第一秘書なので、最優秀社員を選抜して、社長も同行する事になり、重役と営業と技術者と技師長と営業部長の六人で、総理官邸を訪問しました。

受付で、第一秘書と約束していると営業マンが伝えると、受付嬢は、「はい、聞いています。」と大日本電気の社員を、会議室に案内しました。

暫くすると、啓子が電算室の職員を連れて、会議室に来ました。

    **********

啓子は、「常務、ご無沙汰しています。秋山総理大臣直属の第一秘書の小川です。」と名刺交換しました。

常務は、小川君が、総理大臣直属の第一秘書だったのか。確かに、総理大臣の右腕だなと優秀な社員を失った事を後悔していました。

啓子は、「先日ご説明した件ですが、詳細は電算室の職員と打ち合わせしてください。それと、規則で相見積もりをとりますので、数社に声を掛けています。ご承知おきください。」と挨拶していると、内線電話がありました。

電算室の職員が電話を取り、「小川さん、秋山総理大臣が呼んでいます。」と伝えました。

啓子は、「それでは、あとはお願いします。」と電算室の職員に依頼して、会議室を去りました。

    **********

大日本電気の社長は、「第一秘書ともなれば、忙しいのですね。」と感心していました。

電算室の職員は、「そうですね。以前は総理大臣の長男が、第一秘書を務めていました。そのころから、総理大臣は、小川さんが優秀なので、手放したくなく、お手伝いとして、総理大臣の自宅で、個人的に採用して、世界各国の要人を自宅に招待して、小川さんに、各種政治問題を対応させていたと、聞いています。」と事例を挙げて、説明していました。

社長は、その事例の中に、困難な問題もありましたので、「えっ!?その問題も、小川さんが解決したのですか?」と信じられない様子でした。

電算室の職員は、「ええ、その件では、小川さんが、フランス大統領と直談判したそうです。あとで、フランス大統領が、若い女性に、してやられた。彼女を私の懐刀として、採用したいですね。とフランス大統領も、小川さんには一目置いていたと聞きました。」と総理官邸で噂になっている事を説明しました。

オッチョコチョイな啓子は、まさか自分が接待している人物が、フランス大統領だとは思わず、強気で対応したのでした。

    **********

電算室の職員は、「早速ですが、国会議事堂と総理官邸のコンピューターシステムを、総入れ替えする事になりました。その、ソフトとハードの説明だと、小川さんから聞いていますが、それでよろしいですか?」と啓子が席を外したので、打ち合わせ内容を確認しました。

大日本電気の営業マンが、「はい、それで、お願いします。」と打ち合わせを開始しました。

暫くすれば、啓子が秘書を連れて、会議室に戻ってきて、「打ち合わせ途中に申し訳ございません。私はこれから、アメリカに発つ事になりました。今日中に打ち合わせを終了するのは無理だと考えます。私が不在の間は、私の秘書に連絡してください。今月中に打ち合わせを終了させて、来月中に、システム提案書を提出してください。各社から提出されたシステム提案書を検討して、有望な会社に、見積もりを依頼します。私は、訪米の準備がありますので、あとは、お願いします。」と、連れてきた秘書を紹介して、会議室を去りました。

啓子が去った後で、啓子の噂をしていました。

社長は、「第一秘書ともなれば、世界中飛び回っているのですね。」と感心していました。

秘書は、「私の聞いたところでは、今回の訪米は、フランス大統領と直談判して、打ち負かせた女性に会ってみたいと、アメリカ大統領からのご指名だそうです。だから、急に小川さんが、秋山総理大臣と同行する事になったと聞きました。」

この日は、コンピューターシステムの打ち合わせと、啓子の噂話で終わりました。

大日本電気の社長は、帰社後、受付に行き、啓子が育てた受付嬢に、「君の指導を担当した、小川啓子君は、現在、秋山総理大臣直属の第一秘書になっていた。そんな優秀な小川君から、直接指導を受けた君に期待しているよ。」と激励して、優秀な社員を解雇してしまった事を後悔しながら、社長室に戻りました。

新人受付嬢は、「えっ!?先輩、そんなすごい人から、指導を受けたの?」と信じられない様子でした。

その後も、亮太や泉や啓子は、お互いに力を合わせて、平和に暮らしていきました。


第五部はこれで終了です。長らく、女の体をもつ男を御愛顧頂き、ありがとうございました。

今後、充電期間として、しばらく投稿は休止させていただきます。

いままで、ありがとうございました。

現在、準備中の小説は、レッドデビルです。

数か月後には投稿開始予定ですので、それまで、お待ちください。


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