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心の風鈴。

作者: 七瀬
掲載日:2020/06/30





___僕は、人の悩みや痛みが分かる時、、、。

【風鈴】の音が聞こえるんだ。



___しかも? 人それぞれ、みんな違う音がするんだよ!




・・・まあ、そうだよね?

みんな違った悩みがあり痛みがあるのだから。



___そんな僕は、その音を聞き分けて解決してあげる事ができるんだ。

痛みは、辛いし! 心にしこりが残るから。


蓄積していく悩みは? いずれ壊れて人を悪い方向へ暴走させる。

罪を犯した時に、はじめて我に返って後悔するんだ!


『___何故? こんな事に、、、!?』




・・・既に、事が起きてからじゃ!

後悔するだけしかないからね!



___僕は、そんな人の! 心の助けになればいいと思っているんだ。




 *



___今日も、悩みを蓄積させている人がいたよ。


『___スミマセン! 突然なんですが、何かお悩みになっている事が

あるじゃありませんか?』

『・・・えぇ!?』

『スミマセン! 唐突ですよね、僕はこういう者です。』

『・・・あぁ、“心の悩みを何でも聞きます、無料相談 心の風鈴?”』

『悩み事がある人がいれば、無料で相談を聞き解決まで進めていく仕事です!

だからといって、お金は一切もらいません! 全て無料なんですよ!』

『・・・・・・』

『___相当、なんらかの悩みが事がおありかと?』

『・・・えぇ!?』

『___時間がある時でいいので、良ければココに連絡してください!』

『・・・・・・はぁ、はい、』

『___では!』





___数日後。

彼女は、僕のところに電話をかけてきた。

彼女の話を聞けば? 旦那からDVを毎日、受けているらしい。

それは、2人の子供にも暴力を、、、。

旦那さんは? 普段は穏やかで優しい人らしいのだけど、、、?

ちょっとしたきっかけで、突然! 豹変して暴力を振るうそうなんだ。


___彼女の体のあちこちにアザがあったよ。

それに彼女は、、、旦那の暴力に耐えられなくなり子供を置いて家を

出て行った事に、凄く後悔しているんだ!


___今頃、子供達は、、、?




 *



___僕は、彼女の話を聞いて...。

直ぐに、行動に移す事にしたんだ!

旦那さんの家に夜中、忍び込んで2人の子供を彼女の元へ。



___2人の子供は、彼女を見て! 抱きついて離れようとしなかった。

相当、怖い思いをしたのだろう。


___彼女も、何度も何度も! 子供達に謝っていたよ。


『・・・ごめんね、あなた達を置いてきてしまって。でも、必ず! 

あなた達を、あの人から奪ってでも! 私の所に連れてくるつもり

だったのよ! もう、どんな事があっても! あなた達を離さないから!』

『・・・うん。』

『___ママ! 大好きだよ!』

『___私もよ!』





___僕は、彼女と子供達を旦那さんの目が届かないところでかくまう

事に決めたんだ! 旦那さんの目の届かない安全な場所に、、、!

3人を連れていく事にしたんだ。


『___何から何まで、本当にありがとうございます。 でも

何故? 私達、親子を助けてくれたんですか?』

『___風鈴の音が聞こえたからですよ。』

『・・・風鈴?』

『___悲しげな、寂しい音でした。お子さん達の音も、貴女のような

寂しい音です。だから、助けたのかもしれません!』

『・・・本当に、ありがとうございました。これからは子供達の為にも

頑張って! 3人で生きていきます!』

『___そうですね! 頑張ってください!』

『___はい!』




___僕と分かれた後の、彼女の心の風鈴の音は、、、?

勇気と力強さを感じた! 子供達を守って行くと決めた彼女の強さを

感じた風鈴の音だったよ。



___これからは、彼女が子供達を! どんな事があっても守っていく

んだろうな!




最後までお読みいただきありがとうございます。

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