表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/25

07 SIZ0と事情聴取

「今日から、お前は体感1ヶ月間拘束される。まあ、安心しろ。

時間加速の魔方陣がかかっているから、実質30分だ。」


「それはわかりましたけど、罪名は?」


「営業妨害、不退去罪、強要罪が、報告されているが弁明はあるか?」

…地味に否定しずらいな。間違ってはいないけどなにか違うような感じ。


「しているけど、していませんから。」


「何を言っているか訳わからねぇよ。」


言っておいてなんだが自分でもよくわからないや。


「まあ、とりあえずお前にとってもデメリットばっかりじゃないんだぞ。

労働作業として、簡単な錬金、木工、鍛治の練習がこっちの30分で一ヶ月分できるし、

食事、睡眠もいらないから、何にも邪魔されずにできるぞ。

監視係の俺も、こっちの30分で1ヶ月の給料をもらえるし、

まさにwin-winの関係じゃないか。」


なるほど、それを聞いたら悪く無い気がしてきた。最後の部分に興味はないがな。


「わかりました。諦めてさっさと捕まりますよ。」


「よし、こっちにこい。」


警官は、裏のドアをあけながら俺の手を引っ張る。


「強く引っ張り過ぎです!俺の腕が取れますよ。」

「そうか、やさしめに掴んだはずなんだがな。」


これが、優しめならば、相当力は強いだろう。

NPC恐ろしいな。喧嘩なんぞした日には、

あまりのショックでリアルの方でも永眠してしまいそうだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ