06 SIZ0のチュートリアル
人混みに紛れようと思ったら人混みから俺を避けて来る。
俺に矢避けの加護でも付いたかな?
…ぐすん。おのれSIZ許すマジ。
それでもさすがに行き先を変える人はいなかったようで、無事に管理局についた。
「これが、管理局か…」
周りの建物よりも少し古そうな、最近発展した町の大きな市役所といった感じだ。
列に並んで待っているんだが俺が並ぶと、数人が
「お先にどうぞ。」
といって順番を譲ってくれる。優しい世界だな。
…ぐすん。おのれSIZ許すマジ。
話を聞くとプレイヤーにも少し嫌なオーラを感じるらしい。
ぼっち…、いやソロプレイ必須か。孤高の戦士にでもなろうか。
意外と地味に、かっこいいと思うしな。
「次の方どうぞ。」
俺の番が来たようだ。
隣の受付の人がこちらを向いて、電話らしきものをしているが気にしないでおこう。
「チュートリアルをうけn」
「お出口はあちらになります。」
薄々こんな気もしていたが、やっぱりひどい。
「おしえていただきたいことg」
「ヘルプをご確認ください。お出口はあちらになります。」
これを8時間繰り返すのか。地獄かな?
「ちょっと君、こっちに来てもらおうか。」
急いで駆けつけてきた、前に会った警察官に、声をかけられた。
「何で俺が?」
「いいから、早く来なさい。」
手錠をかけられ、俺はまたあの交番に連れていかれた。