風花香【冬の詩企画】
初めて書く詩です。
お手柔らかにお願い致します。
澄み渡る青空
僕ときみはあの青を掴もうと
ふたり手をとり道をゆく
きつい坂道
息が上がる
白い吐息が浮かび消える
見通せば
秀峰に冠る白銀の雪
青と白
その対比が美しい
僕が詩人だったら何か一つ
詠を読む
そうだな……。
その美しさに魅了され
きみの笑顔が眩しく映える
冷たいからっ風が吹き付けて
右手と左手が強くからむ
白い桜が散りゆくように
空を泳ぐはふわり粉雪
僕の好きが運ばれる
風がきみを匂わせる
風花がきみを香らせる
優しく香る
愛しく香る
風花 香
詩をどう書いていいかわからず、冬のテーマとしてペンネームを使ってしまえと思い立った勢いだけの作品でした。
お読み下さりありがとうございました。