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海の見える街  作者: 日次立樹
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潮風の歌

最終話です。短いです。

打ち寄せる波音に耳を澄ませる君に、いったい私は何を言えばいいのだろう。


頼りない月の光の下で、深い闇色をした海と、色彩を失った彼女。そして私。誰かの落としていったビー玉は不満そうに波に揺られている。

だけど本当は、何も言う必要はないのだ。

私は目を閉じた。


あなたにも聞こえるだろうか。

この、潮風の歌が。


     ******


設楽 岬様


素敵な便りをありがとう。私も海のみえる街にやって来ました。

あの頃は本当に楽しかったです。またあなたに会いたいな。話したいことがたくさんあります。

――次に会うときは、二人でまたサイダーを飲みましょう。


久賀 夏海より。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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