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SUPPORTING ACTOR - 天落の魔術学園 1st-  作者: MIST・CAT
3rd episode 学年別対戦─トーナメント─
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苦悩する脇役

キヨはその頃──



「……はぁ~……」



「頼む!」



中庭で、マグナに土下座されていた。



「なんで俺がお前の修行に付き合わないといけないんだ?」



「え……だってキヨなら的確に問題点指摘してくれそうだし」



要は、修行の手伝いをしてほしいとのことだった。マグナは勢いでその場から駆け出したのだが、体術の修行なんて何をしたらいいか分からない。なら、指摘した本人に聞けばいい、という結論に至ったのだった。



「あ~……俺はそんなことやらん。じゃあな……帰る」



「頼む!キヨ!修行手伝ってくれ~!」



時間が14時になったため、キヨは足早にそこから立ち去る。マグナは完全に無視で。



(何だって俺があいつの修行手伝わないといけないんだよ……)



厄介なことになったな、とキヨは思った。どうやら、大会で上位に食い込めば成績が上がる、という情報をもとに選手を目指し、見事に選手となったわけだが。



成績よりも面倒なことの方が多そうだった。

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