1,天城 宗也の日常
天城 宗也
容姿 上の中(モテるともいえずモテないともいえず)
身長 178cm
体重 62cm
髪色 黒 髪型 ぼさぼさとした短髪
目の色 藍色
「あぁん?通り魔?」
俺こと天城 宗也は、昼休みの間、教室で友人のジョーから話を聞いていた。
ジョーというのはもちろん偽名だ。なぜかは知らん。
この前聞こうとしたら、「宗也、知らぬが仏って諺、知ってるよな。」
と、すごい目つきでいわれたので、一生聞けなくなった。
「あぁ、通り魔だ。このあたりをうろついてた奴らしくてな。かなりの手練れらしいぞ?」
それは・・・俺の野次馬根性が騒ぐじゃないか・・・
・・・でも、うろつい『てた』?
「おい、『てた』っていうのは?」
「そいつ、捕まったらしいぜ?」
・・・マジか。
「そいつは、並の警官なら素手でぼこぼこにできるほどの奴だったのに、いやにあっさり捕まったんだとよ。」
「あっさり?」
「あぁ。路地裏でぼろぼろで倒れていたのを保護されてそのままご用だったそうだ。」
それはおかしいな・・・
「なぁ、もっと他に情報は「きぃぃんこぉぉんかぁぁんこぉぉん」・・・ちっ」
昼休みが終わってしまった。
チャイムにはつっこんだら負けだ。
「時間だな。この話はまた今度だ。」
「あぁ・・・」
俺は釈然としないながらも、自分の席に着き、授業の準備を始めた・・・