69話 歪んだ愛の末路
桐谷家へ向かう道は、どこか空気が重苦しかった。
曇天の下、住宅街は静まり返り、生活の気配だけが薄く漂っている。
柊夜は歩きながら、無意識に拳を握りしめていた。
肩は強張り、呼吸も浅い。本人に自覚はないが、その緊張は傍目にも明らかだった。
「……随分と力が入っているな」
前を向いたまま、霧子が静かに言う。
柊夜は一瞬だけ言葉に詰まり、小さく息を吐いた。
「無理もない。相手は“加害者の親”だ。
感情が揺れない方がおかしい」
そう言ってから、霧子は一度足を止め、柊夜の方へ向き直る。
「だが、復讐や敵討ちをしに行くわけではない。
言い争いも不要だ。目的は、あくまで挨拶——それだけだ」
声は低く、落ち着いている。
剣呑さを孕みながらも、地に足のついた確かな響きだった。
「君は、自分の意思で同行を申し出た。
だからそれなりの覚悟は、すでに出来ているのだろう」
一拍置いて、霧子は続ける。
「だが……辛くなったら、すぐに言ってほしい。
逃げ道は、私が必ず用意する。
逃げることもまた、時には必要な選択だと——覚えておいてほしい」
その言葉に、柊夜の呼吸がわずかに整う。
張り詰めていた空気が、ほんの少しだけ緩んだ。
その一瞬の救いが、再び訪れるであろう、耐え難い試練のための備えとなることを、柊夜はまだ知らなかった。
そして——
二人は、目的の家の前に辿り着いた。
古くも新しくもない、一見すればどこにでもある住宅。
表札には、確かに"桐谷"の文字が刻まれている。
霧子は一歩前に出ると、迷いなくインターホンを押した。
柊夜の体内で心臓が一つ跳ねた。
——ピンポーン。
その電子音は、街の静寂を切り裂くかのように響いた。短い電子音の後、待つ時間が永遠のように感じられ、間を置いて扉が開く。
現れたのは、小柄な中年の女だった。
精気が抜けたような、疲れ切った顔立ち。
だが、目だけが異様に冴えている。
霧子はその顔を見た瞬間、喉を低く鳴らした。
(……なるほど。やはり、そうか)
初対面だ。
だが、確信があった。
この女の内側から滲み出る殺気——
それは、先日柊夜を切りつけた通り魔と、寸分違わぬまったく同質のものだった。
「……どちら様でしょうか」
穏やかな口調とは裏腹に、玄関先の空気が微かに軋む。
霧子は一歩踏み出し、静かに頭を下げて名乗った。
「神代と申します。
本日は、少しお話を伺いに参りました」
その瞬間、玄関先の空気が、はっきりと冷えた。
*****
二人は居間に通され、用意されていた座布団に並んで腰を下ろしていた。
桐谷の母は「すぐ戻ります」とだけ言い残し、茶を淹れるために部屋を出ていく。
残された空間は、妙に静かだった。
時計の音も聞こえず、外の生活音も遮断されている。まるで、この部屋だけが現実から切り離されているかのようだった。
柊夜と霧子は、言葉を交わさずに室内を見回す。
壁には、額に入れられた写真が飾られていた。
幼い少年と、その両脇に立つ両親。
笑顔で写るその少年は、かつての桐谷 翼であると思われる。
写真の周囲には、いくつもの賞状が整然と並べられている。
「……野球、か」
賞状に記された文言は、すべて少年野球に関するものだった。
優秀選手賞、敢闘賞、地区大会優勝——。
柊夜はそれらを苦々しく見つめ、吐き捨てるように付け加えた。
「……あんな奴でも、昔はどこにでもいる野球少年だったんだな」
呟くような声には、嫌悪とも哀れみともつかない複雑な色が混じっている。
写真の中の無邪気な笑顔と、知ってしまった現実が、どうしても噛み合わない。
そのとき——
ガラリ、と襖が開いた。
桐谷の母が、盆に湯呑を乗せて部屋へ戻ってくる。
(……空気が、変わった)
彼女が足を踏み入れた瞬間、部屋の空気が一気に沈み込んだ。
目に見えない何かが重く垂れ下がり、呼吸が僅かにしづらくなる。
霧子は、そっと目を細めて桐谷母を見る。
(凄まじい殺気……そして、憎しみ)
それらは抑え込まれている。
だが、抑えきれずに、皮膚の下から滲み出ている。
しかも——向けられている先は、一つだけ。
(すべて、柊夜くんに……)
桐谷の母は何事もない様子で湯呑を座卓に置き、二人の正面に座る。
畳に擦れる衣擦れの音が、妙に耳につく。
一度、喉の奥で音を立てて咳払いをしてから、口を開いた。
「話は役場から聞いております」
声音は穏やかだ。
だが、その表情はどこか不自然だった。
口元だけを吊り上げた、作り物の笑顔。
目は、まったく笑っていない。
「あの空き家に……立ち入るのですね?」
丁寧な言葉遣いとは裏腹に、部屋の空気が微かに軋む。
まるで、見えない刃が静かに擦れ合っているかのようだった。
「はい。役場の方から依頼を受けまして、あの土地と建物の状態を調査させていただいております」
霧子は一切の迷いを見せず、淡々とそう告げた。
その声とは対照的に、外ではいつの間にか雨が本降りになっていた。
屋根を叩く雨音が、静まり返った室内に単調なリズムで響く。
桐谷の母は、返事をしない。
作り笑顔を貼り付けたまま、黙って霧子を見つめている。
——だが、よく見ればわかる。
目元が引き攣り、口角が微かに震えている。
雨音が強まるにつれ、部屋の空気もまた、目に見えない圧力を帯びていった。
やがて。
「……嘘を吐くなっ!!」
炸裂するような怒声が、静寂を切り裂いた。
壁に反響し、家中に不快な残響を残す。
「お前たちは——あの女……朝比奈 真昼を供養しに来たんでしょうっ!!」
その瞬間、窓の外で雷が走った。
稲光が部屋を一瞬、白一色に塗り潰す。
光が消えた後に浮かび上がった桐谷の母の顔は、怒りで血管が浮き上がり、今にも破裂しそうなほど赤く染まっていた。
見開かれた瞳孔。歪んだ口元。
先程までの疲れ切った中年女性の面影は、そこにはない。
まるで——鬼だ。
「……何を根拠に、そう判断されたのですか?」
霧子は一歩も引かない。
声音も表情も変えず、静かに問い返す。
だが、その冷静さこそが——
桐谷の母の理性の残骸を、完全に踏み潰した。
「わかってんのよっ!!」
叫びながら、彼女は勢いよく身を乗り出した。
「そっちの男が! あの女の弟だってことくらい!!」
鋭い視線と、突き出された人差し指が柊夜を射抜く。
空気を切る音すら聞こえそうな勢いだった。
「……っ」
指を向けられた瞬間、柊夜の身体が小さく跳ねる。
それを見て、桐谷母はさらに畳みかける。
「うちの翼を殺したのは、あの女の呪いに決まってるでしょっ!
ニュースもネットも見てれば、私だってわかる!!」
外の雨脚が、さらに強まった。
窓ガラスを叩く音が荒れ狂う感情に呼応するかのように重なる。
「翼と同じ時期に、同じように死んだ男たち——あの子と“あの事件”で一緒だった連中ばかりじゃない!!」
呼吸は荒く、言葉は次第に早口になっていく。
「SNSでは拷問されてるみたいな画像が晒されて、“加害者を許すな”なんて仰々しいハッシュタグで騒ぎになってるのに!
通報しても凍結すらされない!!」
一度、大きく息を吸い込む。
そして、吐き捨てるように叫んだ。
「あれだけ派手に人が死んでるのに!
警察だって、何一つ掴めてない!!
——こんなの、人間のやることじゃないでしょっ!!」
雷鳴が轟いた。
家全体が、みしりと震えた。
「朝比奈 真昼の呪いよっ!!
死んだくせに……死んだくせに、今さら、もう終わったはずのことを蒸し返して、うちの息子を引きずり出して、何度も何度も苦しめて、あんな姿にして殺したのよ!!」
その叫びは、
悲嘆でも、理屈でもなかった。
——ただの、狂った確信だった。
「……なるほど。だからあなたは、真昼さんが成仏することを許さない、と」
その問いに、桐谷の母は即座に頷いた。
「そうよ。ずっとこの世で苦しめばいいのよ!」
吐き捨てるような声だった。
額には脂汗が滲み、肩で息をしている。感情を吐き出した反動か、彼女は一度湯呑みに手を伸ばし、冷めきった茶を荒い呼吸のまま中身を流し込んだ。喉を鳴らし、ようやく落ち着いたかに見えた次の瞬間——声の調子が、がらりと変わる。
「……翼は、確かに許されないことをしたわ」
先ほどまでの激昂が嘘のように、低く、静かな声だった。
「それは……母親として、認める」
だが、その言葉にはすぐ続きがあった。
「でもね、あの子は……本当は、あんなことをしたくなかったのよ」
視線を伏せ、指先をきつく組み合わせる。
「他の連中に、脅されていただけなの。特に……安西って子。あの子は酷かった。大人でも手を出せないような、不良で……翼は、逆らえなかったの」
霧子は何も言わず、黙って聞いている。
「私も……自分の家が、あんな場所に使われていることは知っていたわ」
一瞬、言葉が詰まる。だが、すぐに言い訳のように言葉が溢れ出す。
「でも逆らえなかった。安西に逆らったら、家族ごと何をされるかわからなかったから……」
一度、唇を噛みしめてから、震える声で続ける。
「夫が……一度、止めに行ったのよ。でも、駄目だった。顔を腫らし、血まみれになって帰ってきたわ」
そのまま、視線が宙を彷徨う。
「自分の家で行われていたことの、あまりの凄惨さを目の当たりにして……あの人、壊れてしまったの。家を飛び出して、それっきり……」
涙が頬を伝い落ちる。
声は震え、肩は小さく揺れていた。まるで自分こそが被害者であるかのように。
「……警察に、相談するという選択は?」
その問いに、桐谷の母は即座に首を振った。
「無理よ!」
声が裏返る。
「捕まったって、どうせすぐ出てくるでしょう!? その後で仕返しに来られたらどうするの!」
涙を滲ませた目で、霧子を睨みつける。
「私ならいいわ。でも……翼に何かあったら?」
一拍置いて、強く言い切った。
「だから、翼は悪くないの。本当に悪いのは——翼を唆した、他の四人だけよ」
自分に言い聞かせるように、何度も頷く。
桐谷の母はそこで一度言葉を切り、ハンカチを取り出して涙を拭った。鼻を強くかむ音が、部屋に無遠慮に響く。
そして、何事もなかったかのように、再び口を開いた。
「……それにね」
声色が、妙に穏やかになる。
「翼はちゃんと償ったのよ。少年院にも行ったし、出所してからは世間の目も厳しくて……本当に大変だった」
胸に手を当て、誇らしげに言う。
「それでも、あの子は努力した。ちゃんと就職もして、結婚もして……子供だっているのよ」
微笑みすら浮かべて、続ける。
「過去を乗り越えて、立派に生きていたのよ。そんなあの子が……今さら殺されるなんて、おかしいでしょう?」
——その瞬間。
バンッ!
乾いた音が室内に響いた。
机を叩いたのは、柊夜だった。
勢いよく立ち上がり、肩を震わせている。目には、今にも零れ落ちそうな涙が滲み、視線はまっすぐに桐谷の母を射抜いていた。
「何よ? 私が話している最中に……」
机を叩いて立ち上がった柊夜を、桐谷の母は鋭く睨みつけた
その視線には、先ほどまでとは比べものにならないほどの殺気が宿っている。
(まずい……)
霧子は瞬時に察した。
この女の敵意は、今やはっきりと柊夜へ向いている。
「すみません」
柊夜は声を荒げることも、言い返すこともせず、ただ深く頭を下げた。
「少し……驚いてしまって」
そう言って静かに腰を下ろすが、その瞳には真っ直ぐな意志の光が宿っており、その所作は不思議なほど落ち着いていた。
「息子さんが事件のあと、努力されたことは伝わりました。突然、大切な息子さんを失った悲しみも……」
「はんっ!」
桐谷の母は鼻で笑い、言葉を遮る。
「親になったこともないガキに、何がわかるっていうのよ。ふざけるのも大概にしなさいよっ!」
怒鳴り声とともに立ち上がり、感情を叩きつけるように言葉を吐き出す。
「そもそも、息子を殺した奴の“家族”に何を言われたって、胸糞悪いだけなのよ! 口では同情してるふりして、その目! その目が気に入らないの!」
甲高い声が、針のように柊夜の胸を刺していく。
「その目は謝ってる人間の目じゃない! どこまでも反抗的で、見てるだけで反吐が出るわ!」
「柊夜く——」
霧子が思わず声を上げる。
このままでは危険だと、彼をこの場から離そうとした。
しかし、柊夜はそっと手を差し出して制した。
そして、桐谷の母から目を逸らさないまま、静かに言葉を続ける。
「知ったような口をきいて、失礼しました。……たしかに、俺は親じゃありません」
一呼吸置き、声を落とす。
「でも、俺の母も……あなたと同じように、毎日泣いていました」
桐谷の母の表情が、わずかに歪む。
「その姿が、あまりにも重なって見えて……」
柊夜は深く頭を下げた。
「だから、お願いします」
顔を上げ、はっきりと言う。
「姉を——真昼を、これ以上憎まないでください。姉は、息子さんを殺していません」
言い訳でも、弁解でもない。
ただ、懇願だった。
「どうか……姉を、そのように憎むのだけは、やめてください」
「……何よ」
桐谷の母は吐き捨てるように言った。
「まるで私が悪者みたいじゃない。気に入らない」
彼女の声は苛立ちに震えている。
「あなたの顔を見るだけで吐き気がする」
拒絶の言葉だった。
柊夜は何も言い返さず、静かに立ち上がる。
そしてもう一度、深く頭を下げた。
「……失礼しました」
それだけを残し、柊夜は家を後にした。
霧子は、柊夜の背中を見送りながら悟った。
彼はもう、憎しみを姉に押し付ける子供ではない。
*****
玄関の扉が閉まる音が、遠くで小さく響いた。
柊夜の気配が完全に消えたのを確認してから、霧子はようやく肩の力を抜いた。
ほんのわずかな間。
だが、それは彼女にとって十分な"区切り"だった。
霧子は、桐谷の母へと向き直る。
「……ここから先は」
声は低く、静かだ。
「彼には聞かせられません。ですから、率直にお聞きします」
桐谷の母は、訝しげに眉をひそめる。
「……真昼さん本人以上に、柊夜くんを憎んでいる。そうですね?」
一瞬、部屋の空気が凍りついた。
「仮に、真昼さんが息子さんを殺したのだとしても」
霧子は一歩も引かない。
「その家族である彼まで憎む理由は、本来ないはずです」
沈黙。
やがて、桐谷の母の唇がゆっくりと歪んだ。
「……ふふ」
「こんなことならまだあの子を追い払うんじゃなかった」
そう言ってから、霧子を見る。
「……目の前で全部ぶちまけてからにすれば良かった」
霧子はただ、黙って続きを促す。
「関係ない、なんて思えるわけないでしょう」
桐谷の母は椅子に深く腰を沈め、天井を仰いだ。
「だって私は、知ってしまったんだもの」
視線が落ちる。
今はもういない柊夜の座っていた場所へ。
「事件のときよ」
淡々とした語り口。
「廊下に、血のついた手帳が落ちてた」
指先が、机の縁をなぞる。
「中に挟まってた写真。姉弟で写ってる、あんな小さな写真」
鼻で笑う。
「何度も折り返した跡があったわ。自分が死ぬかもしれない目に遭ってる最中でも、弟のことばかり考えてたってわけ」
声に、粘ついた嫌悪が滲む。
「気味が悪かった」
「自分が壊されながら、誰かを守ろうとする女なんて」
霧子は、何も言わない。
言葉を挟めば、この告白は閉じてしまうと知っていた。
「だから、わかったの」
桐谷の母の口角が、ゆっくりとつり上がる。
「この弟を奪えば……あの女は、この世で未来永劫苦しむって」
外で雷鳴が轟いた。
雨音が一段、強まる。
「息子を失う気持ち」
声が震え、しかし涙ではない。
「何もできずに、大切な存在を奪われる痛み……」
机に、爪が食い込む。
「味わわせてやりたかったのよ。
少しでも。同じだけじゃなくていい。ほんの少しでもねぇ……!」
雷光が、窓越しに部屋を白く染めた。
「だから包丁を持った」
桐谷の母は、荒い息のまま言い切る。
「先日、あなたと街を歩くあの子を見たら、もう……抑えがきかなかった!」
言葉を吐き出した直後、はっとしたように口を噤む。
沈黙。
霧子は、静かに息を吐いた。
「……先日、柊夜くんを襲ったのは」
その先を、あえて言わない。
桐谷の母は答えなかった。
だが、その沈黙は、すでに十分すぎるほど雄弁だった。
霧子は理解した。
——この母親は、明確な殺意を持って柊夜を狙ったのだ。死んで手の出せない姉にぶつけるはずの殺意までもを上乗せにして。
そして同時に、だからこそこの話を彼に聞かせてはならなかったのだと。
霧子は、感情の余韻が残る空気を一度、意図的に切り替えた。
「安心してください」
淡々と、事務的な声で続ける。
「柊夜くんは、今回の件を警察に届けるつもりはありません」
桐谷の母の肩が、わずかに揺れた。
「“調査”に専念したいそうです」
霧子はあくまで、その言葉を強調する。
「ですから、今後も対応はその範囲に留めます」
しばしの沈黙のあと、桐谷の母が吐き捨てるように言った。
「……白々しい」
怒る気力も残っていない声だった。
「あの空き家に来るのが、あなたたちだと最初から分かっていたら……」
唇を噛み、視線を伏せる。
「絶対に、立ち入りなんて許可しなかった」
そこには怒りと同時に、はっきりとした後悔が滲んでいた。
——警察沙汰を免れた安堵。
——そして、自分の判断が招いた失態への苛立ち。
霧子は、その両方を見逃さない。
「私からひとつ提案があります」
声は変わらず低い。
「今後、あなたが私たちに一切手出しをしないのであれば」
一拍、置いてから続けた。
「柊夜くんを襲った事実は——無かったことにします」
桐谷の母が顔を上げる。
「それは……」
言葉を探すように、喉が小さく鳴った。
「あなたにとっても、悪くない話のはずです」
霧子は静かに言い切る。
「これ以上、傷口を広げる必要はありません」
雨音だけが、規則正しく部屋を満たしていた。
桐谷の母は何も答えなかった。
だが、その沈黙は、拒絶ではなかった。
霧子は理解する。
——彼女は、もう“動けない”。




