表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/25

夜/迷子

 ふと、感覚的に何かが引っかかった。

 …この感じは、迷子がいる。

 しかもかなり近くに。

 わたしは迷子の元へ、足を向けた。

 歩いて行くと、目の前に周囲をキョロキョロしている男性を見つけた。

「こんばんわ」

 声をかけると、男性はぎょっとして振り返った。

「どっどこの地下鉄だっ! ここは!」

 必要以上に声を張り上げ、男性は言った。

 黒い服装に身を包み、しかし男性の体からは血の匂いが漂ってくる。

 普通の人間では分からないほど、微かだが…。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ