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不遇な主人公でもなんとかなる  作者: stray7
1章 出会い
8/20

感想を聞かせて

「……で、どう思った?」


「あんな暗い話に感想を言えと」


「うん」


「鬼か?」


「鬼じゃないよ?」


 ……だめだ。どうしても言わなければならないらしい。



「……大変だったんだなっていうことくらい、だな」


「え、それだけ?変だと思わない?」


 ……そうか?どこも変じゃないだろ。



「へー。そう思うんだ……」



「ん、どうかしたのか?」


「ううん、なんでもないよ。……ってそれより!」

「?」


「時間、時間!」


 その言葉を聞いて時計を見ると――

「おぉ!?」


 次の授業が始まるギリギリだった。


「準備準備っと……!あ、えっと……、また後でね!」

「あ、うん」


 そう言うと、椅子を持って自分の席へと向かって行った。


 ……なんだか慌ただしい幕引きだったなぁ。


 その後、1日のすべての授業が終わり、俺は思った。



「しっかり『普通』な授業だったな」

ぼちぼち進めますよ。

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