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不遇な主人公でもなんとかなる  作者: stray7
1章 出会い
17/20

分岐の支度

 次の日、学校にて。

「もう足が動かない……」

 昨日の疲れに加え、自転車を漕いだせいで足がガタガタだ……。

「おはよう、真平くん。昨日は楽しかったね~」

「俺は疲れただけだった気もするけどな……」

「連れまわしちゃってごめんね。なかなか見つからなくて」

「まぁ、それは別にいいんだが」

 貴重な体験と言えばそうだったし。

「それより部活の件ってどうなったんだ?もう一人必要なんだろ?」

「あれ?まるで真平くんが入るかのように聞こえるよ?」

「あぁ。まだ完全に決めたわけじゃないがな。どうせ暇だし……」

「わ、ありがとう!」

「……ただし、最後の1人が用意できたら、だ」

「……まぁ、そうだよねー」

「目星はついてるとか言ってたよな。声はかけたのか?」

「んー、実はまだなんだよね……。今日誘おうかと思ってるんだけど……」

 苦笑いを浮かべて才華が言う。

「それが成功するかどうかで、俺の高校生活が変わるんだな……」

 ぼそりと呟く。

「ん、何か言った?」

「いや、何にも。それより自信はあるのか?」

「話すのはあんまり得意じゃないけど、きっと大丈夫だよ!」

 その自信はどこから来るんだ……。

「……まぁ、頑張れ」

「うんっ」

 ……さて、早けりゃ放課後、遅くても明日か。

 どうなるかな?

突然ですが、次話で1章は終わりです。

話が進んでいない気がしなくもないですが、後々なんとかします。

さてさて、お楽しみに。

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