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不遇な主人公でもなんとかなる  作者: stray7
1章 出会い
10/20

開けて開けて

 俺は自分の部屋にいた。

「……で、これはいったい何なのだろうか」

 目の前には綺麗に包装された小包が1つ。

 まさか入学2日目でこんなことになるとは……。

「開けてみるか」

 危険なものは入っていないだろうし。

 そう思い、リボンをほどき、テープを剥がす。

 すると、中から箱が出てきた。

 ――そのとき、不意に嫌な予感がした。

「…………」

 無言で箱を開ける。

 箱が出てきた。

「……っておい!」

 急いでその箱を開けると……、

 また箱。

「……はぁ。マトリョシカ箱?」

 ツッコみたいのだが、ツッコむ相手が不在だ。

「……さて、どうしようか」

 捨ててもいいのだが、それでは△△に何か申し訳ない。

 ……それに何か負けた気がする。

 俺は覚悟を決めた。

「最後までたどり着いてやる!」

 それから俺は、箱を開け続けた。

 開ける、開ける、開ける、開ける、開ける、開ける…………。

 気付くと、すっかり外は暗かった。

「はぁ、はぁ、はぁ……」

 既に箱は、ピンセットを使うほどのサイズと化していた。

「どうやったらこのサイズのものを包めるんだ……?」

 ……謎だ。

「というか、なぜこんなものを……」

 そんな思いを振り切り、その後も黙々と作業に打ち込んだ。

 そして、とうとうその瞬間は訪れた。

「これで、どうだ!」

 ……開ける。

 どうやら最後のようだ。

 いったい何が……?

 目を凝らして見てみた。

 そこにあったものは……、

「折り紙の…鶴?」


部活に入ったんです。疲れたんです。

……何を言いたいか。

はい。遅れてごめんなさい。

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