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ChatGPT頼みで楽して書き上げた短編集(主にコメディ)

ブラック・ドラグーン・オブ・桃太郎

作者: グッピー太郎

 昔々、あるところに一人の少年がいました。彼の名前は桃太郎。しかし、普通の桃太郎ではありません。彼は、夜な夜な鏡に向かってポーズを決め、「俺の内に秘めた闇の力が暴走しそうだ……!」と呟く、中二病全開の少年でした。


 ある日、彼の祖母が言いました。


「鬼ヶ島に住む鬼たちが村を荒らしているんじゃ。お前が退治に行ってくれるかのう?」


 しかし、桃太郎は軽く笑いながらこう答えました。


「フッ…俺にそんな低次元の依頼をするなんて、おばあさんもまだまだ甘いな。俺は既に"混沌の審判者"、すなわち『ブラック・ドラグーン・オブ・アビス』だ。その力で、鬼などひとひねりだが……まあ、暇つぶしにはなるだろう」


 そう言い、彼は、虚無を裂く魔導木剣(実はただの木刀)を手に取り、「呪われた」漆黒の鎧(実はただの木彫りの甲冑)をまとい、深紅のマント(実は祖母が縫った普通の布)をなびかせて、鬼ヶ島へ向かいました。




 道中、桃太郎はキジ、サル、イヌに出会い、きびだんご(あん入り)を与えます。


「これは『シャドウバインド・アンコ・オーブ』だ。これを食べた瞬間、お前たちの魂は影に縛られ、俺と共に闇の道を歩むことになる……逃れられない運命だ」


 動物たちは桃太郎の勢いに押され、団子を口にします。すると、桃太郎は高らかに叫びました。


「さぁ、目覚めよ! 『シャドウバインド・アンコ・オーブ』の力が、貴様らの内に眠る真の力を解放するのだ!」


 彼はそれぞれの動物たちに独特の名前を与えました。


「フフ、運命に従え。お前は今日から"紅翼の堕天使キジフェルス"だ。そして、こっちの猿は"闇を纏いし猿神ガルムーン"。最後に、イヌは"深淵の牙ヴァルザード"と名乗れ!」


 動物たちは戸惑いながらも、一緒に鬼退治に行くことにしました。桃太郎は道中、何かにつけて中二病的なセリフを吐き続けます。


「俺の中に眠る『黒竜の魂』が、今にも目覚めそうだ……鬼ども、震えて待て!!」




 ついに鬼ヶ島に到着。鬼たちが現れると、桃太郎は勇ましく叫びます。


「来たか、哀れな存在たちよ! だが、お前たちに救いの手は差し伸べない。なぜなら、この俺が"闇の審判"を下すからだ!」


 鬼たちはその意味不明な発言に困惑しましたが、桃太郎のあまりの自信に少しひるんでいました。そして桃太郎は、ニヤリと笑いながら前に進み出ます。


「フフッ……貴様らは俺を試す者に過ぎない。だが、俺の中に眠る"漆黒の因子"を目覚めさせたことを後悔するがいい」


 一際大きな鬼が棍棒を振り下ろしてきますが、桃太郎は軽々とその棍棒を片手でキャッチします。鬼たちは驚愕の表情を浮かべますが、桃太郎は勝ち誇ったように続けます。


「無駄だ……お前の運命はすでに俺の掌の中にある。この拳には"次元を超えし力"が宿っているのだ!」


 そう言いながら、桃太郎は棍棒を握りしめて粉々に砕きます。鬼たちはさらに驚きますが、彼は構わず大鬼の腹に強烈なパンチを繰り出します。その衝撃で鬼は吹き飛ばされ、地面に叩きつけられます。


「これが俺の"混沌の拳"だ……お前の存在は、今この瞬間から消滅する運命にある!」


 鬼たちは桃太郎の圧倒的な力に恐怖し、攻撃をためらいます。しかし、彼は追い打ちをかけるように、さらに中二病セリフを炸裂させます。


「闇に堕ちたお前たちには、もはや逃れる術はない。俺の力が今、完全に覚醒した……さぁ、"アビス・エターナル・ディザスター"を受けるがいい!」


 実際には、桃太郎が鬼たちを全力で拳で殴って倒すだけです。しかし、その破壊力は圧倒的で、次々と鬼たちは地面に沈み込みます。




 最後に現れたのは、鬼ヶ島の王、恐ろしい鬼王。彼は高笑いをしながら桃太郎に挑発します。


「お前ごときに、俺を倒せると思うのか? 俺は鬼の王、最強の力を持つ者だ!」


 しかし、桃太郎は冷たく一瞥をくれただけで、手にした木刀を天に掲げます。


「フッ……俺が貴様を倒す理由はただ一つ。俺の刃には"運命の力"が宿っているからだ。これはただの武器ではない……貴様の存在そのものを消し去る"運命の刃"だ!!!」


 鬼王はその言葉に怯まず襲いかかりますが、桃太郎は素早く回避し、鬼王の頭上に跳び上がります。そして、叫びながら木刀を振り下ろします。



「我が奥義……"漆黒閃光・ヘルズ・フェニックス"!!」



 木刀が鬼王に炸裂し、その衝撃で鬼王は地面に沈み込みます。鬼王はもう立ち上がることができず、桃太郎は背を向けて勝利を確信します。


「これが俺の力だ…貴様の運命は、俺がこの世に降り立った時点で決まっていたのだ!」


 鬼たちは完全に打ち負かされ、桃太郎は勝利を収めました。




 帰り道、彼は満足げにこうつぶやきました。


「俺の力がまた暴走してしまったか……これも宿命だ。だが、世界はまだ俺の力に気づいていない。次なる戦いが俺を待っている…!」


 桃太郎は村に戻り、英雄として迎えられましたが、本人はそれを拒絶するかのようにこう言いました。


「フッ、俺に感謝など不要だ。俺は"選ばれし者"だからな。次なる闘いまで、しばしこの地で力を蓄えるとしよう……」


 彼はまだ満足していない様子で、空を見上げます。


「鬼など、俺にとってはただの序章に過ぎない。俺が真に戦うべき相手は、この世界の裏に潜む"真なる敵"だ…闇はまだ浅いが、俺の力はさらなる高みへと覚醒するだろう」


 そして、彼は自らの"闇の旅"の次なるステージへと向かうのでした。



挿絵(By みてみん)

「中二病の桃太郎」という題目で「ChatGPT 4o」が書いてくれました。


イラストは「中二病の桃太郎、中二病感を強化」などで「DALL·E」が作成してくれました。


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