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最強勇者の育て親  作者: 明希 光
第一章
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6話『母親として』

その言葉に国王は怪訝そうな表情を浮かばせる。


「何故?そのような事を?」


意味が分からないと言った様子で首を傾げる国王に

私は告げる。


「あの子は勇者である前に1人の人間なの。

だから私はあの子に人としての在り方を学ばせたい。」


その言葉に国王は驚愕の表情を浮かばせる。


「まさか。貴女がそのような事を口にする日が

来るとは。」


「私は魔女である前に1人の母親よ?

そんな私が子供の成長を支えるのは

当然の事でしょう?」


その言葉に国王は納得したように頷く。


「そうゆう事でしたら。喜んで協力しましょう。」


「それなら入学試験を受ける許可を申請して

貰えるかしら?」


「そんな事で宜しいのですか?私の権力を持って

すれば。試験を免除する事も可能ですよ?」


「子供の成長を願うなら。

信じて見守る事も必要な事よ?」


「それもそうですね。」


国王であれば簡単に試験の許可を得る事が出来る。


後の問題はどうやってあの子をその気にさせるか

になるが。正直そこが一番の問題点と言える。


本人がその気にならなければ。許可を得た意味も

なくなってしまう。そうなれば元も子もない。

それだけは絶対に避けねばならない。


「頑張って説得するしか無いか。」


そう言って私は深い溜息を吐くのだった。

最後までお読みいただきありがとうございます。


次話もお読みいただけると嬉しいです。


良ければ感想、評価よろしくお願いいたします。

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