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最強勇者の育て親  作者: 明希 光
第二章
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14話『オネット視点:入学式』

それから程なくして入学式が開かれた。


学園長から学園について長々と説明を受けた後。

新入生代表の挨拶となる。


新入生の代表は首席で入学した生徒が選出される。

つまり。必然的に俺がその代表になるという事だ。


俺は憂鬱に思いながら生徒達の前に立ち、

事前に渡された文章を朗読する。


「春の息吹が感じられる今日、私達は王立魔法騎士学園

ヘ入学致します。本日は私達の為にこのような盛大な式

を挙行して頂き、誠にありがとうございます。

このような日を迎えられた大変嬉しく思います。」


紙に綴られた文章を俺は静かに読み上げていく。

そうして最後の文章を読み終えた俺はその場で一礼する。


その直後、盛大な拍手が巻き起こる。


盛大な拍手が鳴り響く中、俺は静かに舞台から降りた。


そんなこんなで。無事に入学式も終わり。

俺達は各自の教室へと移動する。



「俺の教室は1ーSだな?」


聞いた話によると。1ーSは入試試験で15位以内に

入った優秀な生徒のみが配属される。特待生クラスらしい。


教室に入ると既に数人の生徒が教室に来ていた。

周囲の視線が俺に向く中俺は平然と自身の席に座る。


それから暫くして教室に入ってきたのは

剣聖シャロ・グラディウスだった。


(よりによって。同じクラスか?)


俺は内心で舌打ちをしながら窓の外を眺める。


そうして間に着々と時間が過ぎて行き、

やがて全ての生徒が教室に集う。


「それはそうと。このクラスの担任。

一体誰になるんだろうな?」


そんな生徒の声が俺の耳に入る。


(正直。俺や剣聖を束ねられるような教師がこの学園に

居るとは思えないが。)


そんな事を思っていると教室の扉を開かれ、

1人の人物が教室に入ってくる。


その人物に俺は思わず息を呑む。


(嘘だろ?)


長い茶髪に茶色目の眼鏡を掛けた高身長の女性。


初めて見る女性の筈なのに。俺にはどうしても初対面

には思えなかった。


「皆さん初めまして。私はこのクラスの担任を

任されたルシー・ローゼンよ。」


そう簡潔にその女性は自己紹介を行う。


そんな彼女に対し。生徒達は落胆する。


その理由は彼女が無名の教師であったからだろう。


殆どの生徒が落胆する中。剣聖は愕然とした様子で

彼女を見据えていた。


どうやら。彼も彼女の正体に気付いたらしい。


正直。そこまで担任には期待していなかったが。

彼女が担任なら話は別だ。


何故なら彼女はリーシェ・ルーグ(俺の最愛の人)だから。

最後までお読みいただきありがとうございます。


次話もお読みいただけると嬉しいです。


良ければ感想、評価よろしくお願いいたします。

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