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最強勇者の育て親  作者: 明希 光
第二章
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8話『魔女と騎士』

その言葉に私は思わず表情を顰める。


「そんなに畏まらなくとも良いわよ。」


「貴女様に仕える身として。当然の振る舞いを

しているだけですよ?」


さも当然のように告げるグロードに私は溜息を吐く。


「忠誠を誓ってくれるのは嬉しいけど。

私にとって貴方は大切な仲間なんだから。

そんなに気を張る必要なんてないわよ。」


そう告げるとグロードは苦笑を漏らす。


「主様は互いに対等を求めますからね?」


「ええ。だから敬うのも程々にね?」


そう牽制するように言い放つとグロードはコクリと頷く。


「分かりました。」


「分かってくれたならそれで良いわ。」


そう言って私は彼に治癒魔法を掛ける。


「全身の疲労感が…」


私の治癒魔法は疲労すらも完治させる事が出来る。


「貴方に迷惑を掛けてしまったから。

せめて。これくらいの事はしないとね?」


「そんな。迷惑なんて思っていませんよ?」


「だとしても。責務を全うしてくれた従属を労うのは

主の務めでしょう?」


そう微笑み掛けるとグロードは苦笑を浮かべる。


「主の(かがみ)ですね?」


「それよりも。オネットと戦ってみてどうだった?」


そう尋ねるとグロードは険しい表情を浮かべる。


「彼にはまだ実力に見合うだけの経験がありません。

だから駆け引きや咄嗟の判断が未熟そのもの。

要は経験不足ですね?」


その言葉に私は共感するように頷く。


「それに関しては私も同意見ね。あれが殺し合いなら

オネットは確実に死んでいた。」


「今回はあくまで親善試合ですから。」


「つまり。本気を出すまでもないと?」


そう問うとグロードは苦笑を零す。


「そこまでは言ってませんよ?ただ勇者には

向いてないなと思っただけで。」


「それはそうよ。

だってあの子は勇者じゃないから。」

最後までお読みいただきありがとうございます。


次話もお読みいただけると嬉しいです。


良ければ感想、評価よろしくお願いいたします。

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