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最強勇者の育て親  作者: 明希 光
第一章
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40話『存在する筈のない力』

私の言葉にゼルは愕然とする。


「得体の知れない何かが巣食っている。


そんな事が本当に有り得るのですか?」


その言葉に私は頷く。


「確証はない。だけど。私にはそうとしか思えないの。」


その言葉にゼルは怪訝そうに眉を顰める。


「と言いますと?」


「オネットはまだ刻印天賦を使えない。

それなのに。刻印天賦を使用した痕跡がはっきりと

残っていた。」


「ですが。それだけだと断定は――」


「あの子の刻印天賦はまだ目覚めてすらもいない。

故に無意識的であっても。

刻印天賦の発動は絶対に不可能。

それなのにも関わらず。刻印天賦を使用した痕跡が

はっきりと残っている。」


その言葉にゼルは息を呑む。


「確かに。それは不可解ですね?」


「ええ。それにもし仮にその者が何らかの方法で。

オネットの刻印天賦を使用したとするなら。

その者には不可能を可能にする力があると

言う事になる。」


その言葉にゼルは目を見開く。


「不可能を可能にするなんて。

本当にそんな事が有り得ると言うのですか?」


「断定は出来ない。でもそう考えると色々と辻褄が

合うの。」


その言葉にゼルは信じられないと言った顔をする。



ゼルがそんな顔をするのも無理はない。


不可能を可能にするなんて。そんな芸当――


世界の理に反していると言っても過言じゃない。


だからこそ本来であれば。絶対に存在する筈のない力

なのだ。


それ故にこの憶測は現実的じゃない。


だけど。それでも心の何処(どこ)かで期待して

しまっている自分が居る。


もし仮にその者に不可能を可能にする力が

あるとするなら――


(私の願いだって叶えられるかも知れない。)


そんな事を心の中で思うのだった。

最後までお読みいただきありがとうございます。


次話もお読みいただけると嬉しいです。


良ければ感想、評価よろしくお願いいたします。

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