表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強勇者の育て親  作者: 明希 光
第一章
32/75

31話『オネット視点:唐突な決定』

ルセスの言葉に俺は言い淀む。


「俺は――」


何を迷う必要がある?

こいつの手を取ればリーシェを守る事が出来るんだ。

だったら迷う必要なんて――


そう俺が決断しようとした。その瞬間――


「騙されないで。」


リーシェの凛とした声が響き渡る。


「リーシェ?」


「奴等は貴方を手中に収める事で。私を支配下に

置こうとしている。だからそいつの言葉を鵜呑み

にしては駄目よ。」


リーシェの言葉で俺は正気に戻る。


「それもそうだな。」


俺の言葉にルセスは顔を歪ませる。


「余計な真似を。」


忌々しげに吐き捨てながらルセスはリーシェを睨む。


「お前らなんかにオネットは渡さない。」


そう言ってリーシェは俺を守るように俺の前で手を

広げる。


そんなリーシェの姿に俺は惚れ惚れとしてしまう。


「リーシェ。」


俺がそう呼び掛けるとリーシェは俺にしか聞こえない

声量で告げる。


「大丈夫。私が貴方を守るから。」


凛々しい表情でリーシェはルセスを見据える。


「流石の私でも貴女を相手するのは骨が折れますからね?

今日の所は引き下がるとしましょう。」


「その様子じゃ。オネットの事を諦めてはくれなさ

そうね?」


「ええ。どんな手を使ってでも彼の事を引き入れますよ?」


そう言い残してルセスはその場を去った。


「面倒な奴に目を付けられたな。」


俺は憂鬱げに溜息を吐く。


「とりあえず。必要な物をまとめておきなさい。」


突然そんな事を言い出すリーシェに俺は思わず困惑する。


「何で?急に荷造りなんか?」


「襲撃された以上。ここに留まり続けるのは危険でしょ?

だから今日中に荷物まとめて出ていくわよ?」


その唐突な決定に俺は度肝を抜く。


「まじか。」

最後までお読みいただきありがとうございます。


次話もお読みいただけると嬉しいです。


良ければ感想、評価よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ