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最強勇者の育て親  作者: 明希 光
第一章
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27話『オネット視点:勧誘』

俺の言葉にルセスは訳が分からないと言った顔をする。


生憎(あいにく)と。私は貴方に恨まれるような事

はしていませんよ?ましてや。貴方の大切なものを

奪ったなんて。言い掛かりも(はなは)だしい。」


「確かに。お前はまだ何も奪っていない。だが奪おうとしたのは事実だ。そんなお前を見逃す訳にはいかない。」


そう言って俺は臨戦態勢に入る。


そんな俺を嘲笑うようにルセスは告げる。


「貴方に私が殺せるとでも?」


「生憎と。俺は目的の為であれば何だってする男だ。

だからどんな手を使ってでもお前を殺してやるよ?」


その瞬間、俺は途轍もない量の殺気を放出する。


「ふふっ…」


突如として笑うそいつに俺は眉を顰める。


「何が可笑しい?」


「いえ。余りにも貴方があの方に似ていたので。」


その言葉に俺は思わず首を傾げる。


「あの方?」


「終焉教を立ち上げた教祖の事よ。」


ずっと黙って話を聞いていたリーシェが口を挟む。


その言葉に俺は表情を強張らせる。


「終焉教を立ち上げた教祖?」


そんな俺の言葉にルセスは首肯する。


「ええ。だからこそ私は是非とも

貴方を終焉教に迎え入れたい。

貴方は紛れもなくこちら側の人間ですから。」


そう言ってルセスは俺に手を差し伸べた。

最後までお読みいただきありがとうございます。


次話もお読みいただけると嬉しいです。


良ければ感想、評価よろしくお願いいたします。

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