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邪神と狂人の異世界無双戦記  作者: 不知火 翔
第3章 侵略編
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第50話:個の力

そろそろ最終回です。

 まず今俺が持ってるDPは約4042万DPだ。


 このDPをゴーレムに変えていかなきゃいけないわけだが、ゴーレムを生成するのにだって数秒の時間を要する。


 ミニアイアンゴーレムなんかでは、いつまでたっても終わらない。


 ここは一番高額なオリハルコンゴーレムか?


 いや、そういえばファンタジー世界にはオリハルコンより硬い金属があるはずだ。


 それは、アダマンタイト。


 今なら作れるはずだ。


 アダマンタイトインゴットの値段は……。


 あった!


 1000万DP!


 めちゃめちゃ高額だ。


 ミスリルの100倍の値段がオリハルコンで、アダマンタイトはさらにその100倍かよ。


 だが払えない額じゃない。


 4つ贅沢に使って今使ってるオリハルコンゴーレムと同じサイズのアダマンタイトゴーレムだ。


 さらにアサルトライフルを持たせて……。


「完成だ! レイラ、行くぞ!」


「……あ、はい。にしてもこれがアダマンタイトですか……」


 貴族のレイラとはいえアダマンタイトは見たことないんだろうな。


 まあ1000万DPのしろものだ。


 そう簡単にみられるものでもないか。


 感慨深いのも当然だ。


 そして俺たちは最強のゴーレムを連れて、今攻撃を受けている街、ミリオールの街へ向かった。


 ひたすら街道を歩いて、いつになったらたどり着くのだろうかとうんざりしていたのその時、ようやく眼前に凄惨な光景が見え、耳には戦闘音が届く。


「あぁ、やっとついたか」


 少し近づいて、戦況を確認してみた感じ優勢なのはゴーレム軍だが、数の力で敵の勢いは全く衰えない。


 作戦なく突っ込んでいってはアサルトライフルの餌食になっている感じだ。


 まあこの状況では打てる作戦なんてないのか。


 これも突破口が見つからなくてやけになったとかなのだろうか。


 なんか嫌な予感が的中してしまったから勢いで来てしまったが、来るまでもなかったようだ。


 とはいえせっかく来たのだ。


 やるべきことをやろう。


 敵兵の捕獲。


 すでにDPの供給源は十分すぎるほどにあるが、世界を征服するほどの量には届かない。


 帝国解放戦線の戦力をかなり削り取った今、すでに総仕上げの段階に来ている。


 あとはひたすら大量のDPを集めて、大量のゴーレムを作り、この世界を蹂躙する。


 それがこの世界に来てからの俺の一貫した目標。


 そうだ、遊びはいらない。


 ここにいる兵士全て、もれなく捕獲だ。


 俺は他の街に籠るゴーレムのほとんどに、この町に集結するように命令を出す。


 数時間後、ぞくぞくとこの街にゴーレムたちが集結する。


 その数10000越え。


 敵軍を完全包囲して逃がさない構えだ。


 これで数も五分五分、兵の質では圧倒的にこちらが上。


 結局、敵は何一つさせてもらえず、ゴーレム軍に捕獲された。


 だが俺はそんなんでは終わらない。


 全てのゴーレムを率いてダンジョンに帰還すると、捕獲した兵士を休憩所と言う名の監獄にぶち込み、ゴーレム兵を率いて、ダンジョンの外へ。


「さぁ、次の街を攻略しに行くぞ!」


 最早この世界に俺たちを止めることのできる者などいなかった。

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