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邪神と狂人の異世界無双戦記  作者: 不知火 翔
第3章 侵略編
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第46話:勝利の美酒

最近活動報告とか面倒だし、誰も読まないかなーと思って書いてませんが、定期的に書いた方がいいですかね?

「終わった……ね」


 何か魂のこもっていないような表情でレイラがつぶやく。


 勝利して危機が過ぎ去ったという意味なのに、なんか俺の死が確定したみたいな言い方だ。


「おいおい、喜べよ。そんな呆然としてないでさ。今日は無償で漫画でもゲームでもやるからさ」


「え、ほんと!?」


 うん、なんか急に元気になった。


 やれやれ。


「全く、やっぱり無しな」


「えぇ!?」


 俺の言葉を聞き取った瞬間、表情が絶望的なものになる。


 感情の起伏が激しいな。


「っていうのは嘘だよ。一度言ったことだ。流石に守るって」


「……! やったー!」


 そしてはしゃぎだすと。


 もうこれも慣れたもんだ。


 さーて、今日は俺も好きなものを好きなだけ食べるぞー。


 こうしてたった2人の宴会が始まった。


 レイラは与えたゲームをやりながら行儀悪く飯を食い、ニタニタ笑ってうれしそうだ。


 俺も地球にいたころ好きだったアニメを見ながら、ピザやら寿司やら好物を食べたい放題。


 無限に金が使える生活ってホント素晴らしいわ。


 そして2時間後。


 俺はもう限界、とアニメを見ながら横になっている。


 レイラはゲームやって飯を食ってたら眠気が襲ってきたようだ。


 今はすっかり地面で寝ている。


 明日朝起きたら体を痛めてるな。


 しっかしこいつはたった1か月ちょっとで完全に貴族のお嬢様だったとは思えない生活に変わってしまったな。


 もう少しすればその美貌が見る影もないほどに代わってしまいそうだ。


 見た目で選んだと言っても過言ではないのに、デブになったら最悪だよな。


 まあそれもこれも突き詰めれば俺の責任なのが、なんとも言えないところだが……。


 流石に時には運動をさせて、脂っこいものは控えさせるか。


 そして俺もテレビを消して、風呂に入った。


 危うく寝かけたが、なんとか意識を取り戻して、歯を磨いてベッドに潜った。


 さて、茶々を入れられたが、明日1日休んだら明後日は侵略を再開するか。


 そして俺は……。


 それから夜が明け……。


「っ……!」


 目が覚めたな。


 今は何時だ?


 俺は枕もとの時計に手を伸ばして時間を確認する。


 ん、まだ7:30か。


 今日は好きなだけ寝ようと思っていたが、目が覚めてしまったなら仕方ないか。


 二度寝しようにもそこまで眠くも無いしな。


 俺はしばらく布団の中にいたままゲームでもやる。


 そして近くに昨日置いておいた菓子パンを食べて、朝食とした。


 そんなこんなで、9:00にもなるとようやくレイラが起きた。


「おはよう。遅いなー。ほら、飯だ」


 俺は目を擦りながら布団から這い出るレイラを横目に、朝食の菓子パンを2つ投げる。


 レイラはそれを受け取ると、珍しく布団に逆戻りせずこちらへやってくる。


「それで、明日の侵略の作戦は?」


 レイラは菓子パンのビニールを破り、それを咥えるとそんなことを急に聞いてくる。


「どうしたんだよ。作戦を立てるのは夕方ぐらいで十分だろ」


「まあそうなんですけど、昨日みたいなことを体験するともうさっさと世界征服してもらった方が気が楽だなぁと思って真剣になったんです」


 そりゃ珍しいこって。


「まあありがたいけど……、最初はあんなに嫌がってたのにこの変わりようかよ」


 少し面白くて自然と笑みがこぼれる。


「ふふ、結局娯楽の前にあっさり屈するような偽善だったってことですよ」


 レイラは笑ってそんなことを言う。


 まあ確かに、これが現実なのか。


 娯楽の発達していない未開人にとってはそれほどに地球の娯楽と言うのは甘美なものだったってね。


 そして俺たちはしばらく笑った。


「ハハハ、はぁ。それじゃあ作戦でも考えようか」

今日、この話の執筆中にブルスクしたので1000文字が消えたかなぁと思ったのですが、消えずに残ってました。

これ、消えるときと消えないときがあるのですが、何が違うんでしょうね。

とりあえず1000文字が消えてたら確実にこの話は投稿されずに、そのまま失踪なんてこともありえたので良かった……。

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