第二章 閑話 人物紹介およびモンスター紹介
本編のおさらいですので読み飛ばしても問題ありません。
第三章に入る前に第二章での主要登場人物およびモンスターの紹介をしたいと思います。
【名前】 新。 真名<味蕾> 。この物語の主人公。地球から転生してきた。
【性別】 男性。
【年齢】 転生前は28歳。転生後は不明。
【職業】 板前。熊八に師事を申し込み、弟子として認められる。
【ギルド】 GGG所属。星無し。
【見た目】 身長は約170cm後半。髪は黒。やや筋肉質で五体満足。誰に対しても呼び捨てで、好みの女性には積極的にアピールする。何かとお金に恵まれる縁がある。
【魔系統】 TYPE創造。能力の目星は付けているが発現はしていない。魔力の色は黄金色。
【武器】 無し。
<転生前の登録情報>
【名前】 Cinstance・A・Agata。
【性別】 男性。
【登録時年齢】 十二歳。
【職業】 漁師。
【ギルド】 大海水 水蛇。鳳仙帝国に所属。推薦者、伊織。
【登録住所】 鳳仙帝国 白烏 三番地。
【登録日時】 葵年 残秋。
【魔系統】 TYPE創造。
【武器】 不明。
【金庫番号】 U497321 V073865 参。億万長者。しかし、王国では下ろせなかった。
♢ ♢ ♢
【名前】 熊八。 真名<霹靂火>。アラタの師匠。砂浜でアラタと出会う。
【性別】 男性。
【年齢】 不明。鳳仙帝国出身。
【職業】 料理人。GGGの二階で食堂、海熊亭を営む。
【ギルド】 GGG所属。四ツ星。
【見た目】 190cm以上。赤茶色の体毛で半被を着ており、下は花柄のハーフパンツにサンダルを愛用している。熊の獣人で爪が鋭い。大雑把で明るい性格だが、時として野生の表情を覗かせる。
【魔系統】 TYPE自然。雷を操る能力。【熊蜂】を発現している。電気の無い場所でも魔力を糧にして電気を発生させることができる。帯電することで常人ではなし得ない速さで動くことができ、雷を打つことも可能。しかし、帯電の影響で常に『ヴヴヴ』という音が鳴る。
【武器】 無し。
♢ ♢ ♢
【名前】 Mall・B・Harushia。
【性別】 女性。
【年齢】 不明。
【職業】 料理人。海熊亭で働いている。熊八の一番弟子。
【ギルド】 GGG所属。三ツ星。
【見た目】 小柄でパッチリとした茶色い瞳をした少女。青いシュシュで黒髪を縛り纏めている。よく着ている服は真っ白なコックコートと黒のパンツ。
【魔系統】 TYPE召喚。【何時でも何処でも猫可愛がり】を発現している。場所や時間に縛られることなく自由に9匹のキャッツを召喚、返還することができる。個性豊かで毛色の違う猫達と一緒に暮らしている。
【武器】 不明。
♢ ♢ ♢
【名前】 Olivia・L・Bianca。
【性別】 女性。
【年齢】 不明。しかし、妙齢。
【職業】 オペラ歌手。
【ギルド】 初音交響楽団所属。三つ星。
【見た目】 肩に掛かる程度の黒髪ストレート、縁の無いタイプの眼鏡をかけ体の線は細い。フリルのついた紺色のロングスカートを穿き、落ち着いた雰囲気。日焼け対策は万全。
【魔系統】 TYPE増強。【七音の旋律】を発現している。能力ごとに名前を付けており、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シと区別している。ただし、七つの能力を全て同時に発動すると魔力を激しく消費し五分ともたない弊害が生じたため普段は一つから二つしか重複して使わない。そのため魔量ポーションが手放せなかったが、特製ドリンクにより弱点を克服することに成功。しかし、ブラガに殺害される。
【武器】 無し。
♢ ♢ ♢
【名前】 Jude。
【性別】 男性。
【年齢】 二十代前半。
【職業】 不明。
【ギルド】 不明。
【見た目】 ワックスを付けており金髪ツンツン頭。迷彩柄のズボンを穿き、上はタンクトップで引き締まったいい体をしている。金属製の義手をしているが見た目は普通の腕と見分けがつかない。人相が悪く、誰彼構わず常にガンを飛ばし喧嘩腰。近接戦闘を好む。
【魔系統】 不明。
【武器】 不明。
♢ ♢ ♢
【名前】 Braga。
【性別】 男性。
【年齢】 不明。
【職業】 不明。美食家と言われているが本人は否定している。超大金持ち。城のような屋敷に住み、高級住宅街を所有している。欲しい物は金に糸目をつけず手に入れようとする。
【ギルド】 不明。
【見た目】 スラッと伸びた背の高い身長。ピンク色の長髪を背中に流し、真っ赤に染まった唇と長い睫毛に白い肌。大きく黒い瞳と長く白い八重歯。昼間でも燕尾服を着ており真っ黒の長いマントを着用している。まるで吸血鬼のよう。
【魔系統】 不明。影を操る能力。
【武器】 不明。
♢ ♢ ♢
【名前】 Benjamin。
【性別】 男性。
【年齢】 不明。
【職業】 執事。ブラガに仕えている。
【ギルド】 不明。
【見た目】 スーツを着たモデル体型の長身、ワックスで固めた艶のある黒髪をオールバックにしている。白い手袋を愛用しており予備をいくつも常備している。潔癖症の節がある。礼儀正しく、言葉遣いも丁寧。戦闘においてもジュードやビアンカを驚かせるほどの実力者。
【魔系統】 不明。
【武器】 ワイヤー。普段は隠し持っているのか見えない。
♢ ♢ ♢
【名前】 Barroso。
【性別】 男性。
【年齢】 不明。
【職業】 王国騎士。紅龍騎士団所属。団長を務めている。
【ギルド】 未所属。
【見た目】 紅白の格式高い鎧を装備している。グリフォンを巧みに操り、信仰対象である女神を唯一神として盲目的なまでに崇めている。壮齢で深い皺が刻まれ、もみあげと顎ヒゲが繋がったヒゲを生やしている。
【魔系統】 不明。
【武器】 ランス。
♢ ♢ ♢
【名前】 不明。
【性別】 女性。
【年齢】 不明。
【職業】 暗殺者。
【ギルド】 不明。
【見た目】 細身で身のこなしが軽やか。全身黒づくめの服と頭巾とマスクをつけ闇に紛れる恰好。熊八は指名手配書に登録されていると推測した。
【魔系統】 不明。
【武器】 小刀。
♢ ♢ ♢
ここからは少ししか登場しなかったチョイ役の紹介と今後活躍するであろう名前だけの方々です。
議会の受付の初老の女性。
魚屋の店主。
八百屋の店主。
屋敷を警護する衛兵。
海賊達。
枢機卿。
女神様。
<ハルシアのキャッツ>
黒猫……クロ。男性。一番年上。しっかりものでリーダー。
白猫………シロ。女性。副リーダー。語尾に、にゃがつかない。
グレー猫……グー。男性。マタタビ酒好き。横着しがち。
クリーム猫……ヒメ。女性。みんなのアイドル。一番年下。食いしん坊。
三毛猫……ミケ。女性。おちゃめ。ムードメーカー。ポジティブ。
斑猫……ブチ。男性。男爵風。ミルクティーが好き。にゃがつかない。
茶トラ猫……チャド。男性。気怠げ。いつも眠そう。
サバトラ猫……サラ。女性。お姉さん風。お洒落。
トラ……家で待機している。
<ブラガの執事達>
スーツを着た若い女性でショートヘアーが特徴。扉の行き先を改変させる能力。
ブラガに付き添う二人の男性。一人はルーイと呼ばれている。
その他、大勢の使用人。
ジュードの取り巻き二人。奇抜な髪型をしている。
船長。
漁夫七人。そのうち三人が暗殺者の手によって暗殺された。
船医。
紅龍騎士団、団員複数。そのうち腹潜の手によって殉職者多数。
<GGGメンバー>
ゴリラの獣人。
煤けたローブを羽織った女性。
酔っ払い爺さん。
深い皺の刻まれた壮齢の老婆。
オカマ。
♢ ♢ ♢
次はモンスターの紹介に移ります。
【名前】 鋼鯨。
【見た目】 山のように大きな体を持ち、真っ黒な体と相反する真っ白な胸ビレを持った巨大な鯨。ゴツゴツとした岩盤のような分厚い鎧を全身に纏わせている。
【特徴】 本来、未踏地で生息している異生物。稀に出産の際、子供の安全のためミーティア近海まで泳いでくる。出産後に剥がれ落ちる胎盤は<鋼鯨の涙>と呼ばれ、超高級稀少食材に登録されている。その味は絶品で、栄養価も高く超高値で取引される。
【討伐ランク】 第弐種絶滅危惧種に指定されているため、討伐禁止。
♢ ♢ ♢
【名前】 腹潜。
【見た目】 人間と蜥蜴が融合したかのような姿で全身が鱗に覆われている。産まれたばかりでは身長は180cmほどで、長い首と全身が黄丹色の斑模様をしている。眼は黄色い眼球の中に真っ黒な瞳孔が縦長に伸び、絶えず動かす。臀部からは爬虫類のように細長く身長よりも長い尻尾を生やし、手や足の先からは刃物のような鋭利な爪を持っている。青紫色をした細長い舌で顔を舐める。
【特徴】 本来の生息域は未踏地であり異生物。肉食で食欲旺盛。今回は鋼鯨の腹の中に潜み、ミーティア近海までやってきた。生まれながらに強靭な肉体を持ち、赤子でも凄まじく強力。性格は恐ろしく凶暴で残忍。
【討伐ランク】 討伐推奨ランクS
♢ ♢ ♢
他に登場したモンスターや生き物たちの紹介。
ヒメクロムツ。
トノサマダイ。
牡蠣に似た二枚貝。
アナギンポ。鰻に似た魚。臆病な性格で普段は岩場の縦穴に隠れている。食欲旺盛なためすぐ餌に食いつく。成長すると6mにもなる。
カモメ、ウミネコ。
サハギン。どの海域でも見られる海獣。知能は低いが群れで狩りをするため侮ると危険。人間に悪用されることも。討伐推奨ランクC。
以上、簡単では御座いますが第二章、登場人物およびモンスター紹介でした。