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第六話 :再開と試合を(前編):

今回うまく書けませんでした。

次頑張ります!

 俺は商人の馬車に乗らしてもらいベレの家に向かっている。

「あんちゃん、どこに行く気だい?」

「ん?あぁ、師匠に会いにちょっとね」

「そうかい。この辺は魔物が多いからね冒険者がいると心強いよ」

「任せとけ。大抵の魔物ならやれる」



 馬車に揺られて尻がだんだんと痛くなり落ち着きが無くなってきた時に急に揺れが止まった。

「あ、あんちゃん。魔物だ。やれるかい?」

「おぉ、任せとけって」

 魔物はファングウルフx5なので体を前に地面と体が平行に近くなるまで倒し走り出す。

 まず先頭を切っていた1匹を忍者刀で首筋、頸動脈を切り血が噴水のようにして吹き出し地面を汚していく。

 2匹目は近すぎて忍者刀が振れず仕方なく勢いに任せて蹴り飛ばした。するとゴキッっと嫌な音をたてて(喉を蹴ったので多分喉が折れた)かひゅかひゅと息を切らして絶命。

 3匹目は無難に首を切り落とし、4,5匹目に至っては頭を一突きで殺した。

 必要な部分を剥ぎ(爪、牙、毛皮、大きく切った肉)それらをバックに入れた。




「あんちゃん強いんだね~。ありがとよ~」

「どういたしまして。乗せてもらってるからな当然だ」

 あとは商人のおっちゃんとたわいのない話をしながら森の中間あたりまで進むとそこで下してもらい、別れた。

 さて、ここからは気を引き締めないと死んじまう。

 まず何の変哲のない木に魔力を流し貼られていた結界を解く。

 俺はそこで横に一歩、上半身を右にいっぱい捻り、上半身を後ろに思いっきりそらす。

 すると一歩横にいた場所には底に酸が溜まった落とし穴ができ、捻った場所の背中すれすれに毒塗りの槍が斜めに飛び出し、体をそらしたのはこれもまた毒塗りの矢が飛んできた。

 ベレよ・・・間違って結界を解いた奴は確実に死ぬぞ?

「どんだけ警戒心強いんだよ」



 俺は道なき道を淡々と進む時折、即死級の毒塗りの矢とかナイフが四方八方から飛んできたり、落とし穴があったり(躱した先にもあった)と怪我はしてないが汗が流れ落ち疲れ具合がわかる。

 そんなこんなで森から抜けるとベレの家があった。

 扉をノックしようとすると俺の方に向かって扉が開いたぁ!

「ユーマか!」

「ゴファっ」

 なんで扉がこっちに向かって開くんだ・・・。


「あ、悪い。前扉直したとき間違えて取り付けてしまってなそのままにしてたんだ」

「言いたいことがいろいろあるが・・・とりあえずただいま」

「あぁ、お帰りユーマ」




「どうだそっちは話を聞かしてくれ」

「ん?あぁ、でももうすぐ夕飯の時間だし飯作るよ」

「久しぶりだなユーマの飯は」

「だろうな。ちょっと待っててな~」



 キッチンに行き材料の確認・・・するまでもなく何もない・・ベレの奴どうやって飯食ってきたんだ?

 (俺が作った)フライパンや鍋、やかん、など生活に必要なものはあったので・・・ファングウルフの肉を厚さ一センチにして切り焼いていくちょうどよくなったら、塩 (のようなもの)とコショウ(のようなもの)で味を調えガーリックの代わりに(ここに来る前に買っておいた)香りのいい木の実をすりつぶした物をかけ完成。

 材料があったら!・・・ちょっとがっかり。もっと手の込んだものが作りたかった。



 俺は今まであったことを話した。

 俺が人を殺したことを言っても何も言わなかった。

「で?そのユーラちゃんと子作りでもやった?勢いに任せて」

「す、するわけねーだろ!」

「本当に?慰めることを建前に使ったりしなかったのか。でもこの世界の女ってもんはそうゆう展開好きだからな、案外惚れられているもんだと思うけどね」

「ないない・・・で?そっちはどうなんだよ」



「べつに?何もなかったぞ?しいて言えば弟子をとったてことぐらいか」

「そこ重要!なに?弟子取ったのか!」

「あぁ、もうすぐ帰ってくると思うけどな・・・あ、帰ってきた」

「師匠ー食べ物買ってきましたよー。って、あれ?師匠誰ですかその人は」

 俺と一つ下ぐらいの女だった。

「一番弟子だ。名前はユーマ。私より強いぞ」

 それは言いすぎだろー試合をしていくうちに負けなくなっただけだろー?

「師匠より強いなんてありえません。馬鹿にしないでください」



「じゃぁ、勝負でもしてみるか?最初はお前で次は私だ。ユーマいいか?」

「ん?いいぞ。やろうか」

 そう言いつつベレと俺で作った訓練場に移動する。

「さ、始めるか。ユーマ!手加減無しな!」

「オーケー!」



 俺はそう返すとトーン、トーン、という感じで飛び跳ねる。

 相手が俺の動きに集中しだしたところで足に強化魔法を使いできるだけ着地時に音をたてないようにし、相手に回り込み首筋にナイフを当てておく。

「え?」

「そこまでだ!」

 相手が目を見開いて驚いている。多分相手には急に消えてナイフを当てられたぐらいにしか感じないだろう。



「ユーマ、手加減無しと言ったのは私だがあれは私でもぎりぎりで止められるぐらいの業だぞ?ほかにも業はいくらでもあっただろう」

「ベレと試合ができるんだぜ?久しぶりに早く終わらせたいに決まってる」

「まぁ、いいか。次は私か」

 俺とベレは俺は忍者刀ベレは鎖付きの短剣を構えた。

 彼女は蚊帳の外だったが試合を見ようと集中していた。


お気に入り登録が増えてたのですよ!そのせいでふわふわしてましたが・・・。

救出あたりからアクセス数が二倍以上に・・・。すごく不思議だ。すっごく嬉しいけど!

次の投稿が5月2,3日あたりです。これからもよろしく!

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