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第五話 :苦悩を:

恋愛だけはほんっっっっっっっと書けない!

経験ないからなのかダメダメなのですよ。

あと、だらだら進めてもダメなので、バシバシ進むことにしました。

4月27日 最後の部分”行って”なのに”言って”になってたので訂正しました

 俺は起きるとまだ外は暗く、みんなも酔いつぶれていた。

「初めて、人 殺したな・・・。くっそ・・・今になって思い出すとかダメだろ・・・嫌になるな、ほんと・・・」

 ベレの修行で感情を押し殺して殺せるとはいえやっているのは自分だ。

 殺した奴の表情、しぐさ、声、それらが鮮明になって目に浮かぶ。お祝いの間にもたまにフラッシュバックしてきつかった。酒を思いっきり飲んで忘れさせようとしていたができずに疲れが出て寝てしまったみたいだが。



 何か一つ、心の何かが崩れかかっている気がする。

 前にベレにこう言われていた。

「もしだ人を殺したら無理に忘れようとするな。それは自分が壊れるのを早めるだけだからな。だから忘れるのではなく乗り越えようとしろ。そこに何かがあったなのならそれを糧として乗り越えろ。そうすればきっと大丈夫だ。なかったら・・・未来に被害を受ける誰かを守れたと思えばいい。自己満足だがな」

 と言って笑った。



「ベレ・・・俺には無理かもしれねぇ・・・・」

 俺は自分の頬に伝う涙を感じながらもう一眠りしようと目を閉じすぐに意識は沈んでいった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


   ユーラside





 私は一人自分の部屋のベットで悶えていた。

 女の子なのにそんなはしたないことをしていいのかと言われそうだが気にしない。

 原因は明快だ。

 ユーマのことだ。

 あの時は買い出しに行ってから誰かに後ろから殴られ体の力が抜けて意識がもうろうとしながら担ぎ運ばれていた。すぐに意識が途切れ気が付くと手足が動かせない状態で私より4,5歳くらい年上の女性が7人で私を合わせて8人だった。

 みんなが不安がる中、急に奴らが静かになっていき、リーダーみたいなやつを見るとそこに仮面をし、黒いマントを羽織った人がリーダーを殺していた。



 人間追いつめられると最悪なことしか考えられなくなってしまう。

 もしも、ここの部屋にいる人たちを殺す気だったら・・・。私たちまで殺されてしまう。

 もしも・・・・もしも・・・・もしも・・・・そればかり考えてしまう。

 すると一人の女性は

「あなたは誰ですか!」

 と言い、するとすぐに仮面を外した。

 私は思わず

「ユーマ!」

 と叫んでしまった。

 するとユーマはやさしく笑いかけながら

「大丈夫だったか?」

 と聞いてきた。その笑顔にドキッとしてしまう。手枷と足枷を外す時に顔が近づいた時は心臓が暴れた。

 騎士団に女性たちを預けた後私たちは無言で宿まで帰った。

 そしてその日はみんなが力尽きて寝るまでお祝いが続いて、私は3時間で限界が来て自分の部屋に戻り眠った。




 起きると外は真っ暗で喉もカラカラなので水を飲みに行こうと部屋を出ると静かなことに気づきみんなの様子を見ようとそっちに向かう。

 するとみんなが寝ている中一人だけ、ユーマだけが起きていた

 話しかけようとしたが独り言が断片的に聞こえてきた。

「初めて、人 殺したな・・・。・・・・・・・・・・・・・・思い出すとかダメだろ・・・・・・・・」

 ユーマは人殺しを悔やんでいるんだ・・・。初めて人を殺したから。

 私もユーマを見ていると悲痛な気持ちになるがユーマの方がつらいに決まっている。

「ベレ・・・俺には無理かもしれねぇ・・・・」

 そう言って涙を流して寝てしまった。

 なのにだ。私は知らない人なのに嫉妬してしまった。

 今、ユーマの心があやふやなのにそこにいる人は私ではなくベレという人物。

「私、ほんとにユーマのこと好きになっちゃったんだな・・・」

 自覚をすると顔が赤くなりあたふたとしてしまって落ち着かない。

 


 水を飲むのを忘れていたので飲んでから部屋に戻り疲れて寝るまで悶えていた。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 俺は二度寝から起きると外は朝で周りを見ると軽く引く。

 酒の匂いが充満しジョッキは転がり床で寝ているやつも、折り重なって寝ているやつまでいる。

 親父さんは冒険者に埋もれてて苦しそう・・・。



 俺は酒は一杯だけ飲み、あとは酒に似たものを飲んでいたので二日酔いはない。

 さて、どうするかな。予定はないからな・・・。

「久しぶりに、ベレに会いに行くか」

「お、おはよう!ユーマ」

「ん?おぉ、ユーラか、おはよう」

 なんか・・・もじもじしてる。話しかけずらい。

「ところでさ。明日、空いてるかな。買い物付き合ってほしんだ」

「なんだ?デートのお誘いか?」

「ち、違うよ。荷物持ちを頼みたいだけ!」

 ちょっとがっかりだな。いやかなりか・・・。あっちじゃいないも同然だからかなり嬉しいなこれでも。でも・・・。



「ちょっと無理かも。4日はいないから」

「どっか行くの?」

 顔色が変わった。顔が笑っているのに根がまったく笑ってない。怖い怖い怖い。

「あ、あぁ、ちょっと師匠に会いに行こうかなって」

「ベレさんていう人の?」

「さっきの聴いてたか。そうだけど?」

「ベレさんて性別は?」

「女だけど」

 ビキッっと音をたてそうに硬直してひきつった。

 ユーラのやつ今日かなり面白いな。

「な、何歳なの?」

「なんで聞きたがる?」

「なんでもいいでしょ。ほら早く!」

「19くらいだと思う。年齢聴いたことあるんだけどその日、修行内容5倍になったからもう聞きたくないな」

 ユーラがどんどん落ち込んでく。

「最後に特徴は?」

「ん?あぁ、スタイルがかなり良くていつも朝、俺が飯とか作ってる時にベレが起きてくるといつも裸だから目のやり場に困るんだよな」

 ははははと笑っているとユーラがお顔を真っ赤にしてプルプルと震えだす軽く涙目だ。

 なんで?

 すると後ろを向いてどっかに行ってしまった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 俺は小鳥の宿をもう一週間延長し必要な荷物を持ってベレの家へ向かいだした。



次は4月の29日です。

お気に入り登録が二人も増えますとテンションが上がりますね。

感想が欲しいです・・・・。では!

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