表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/13

第四話 :暗殺と救出を:

よし!できたぜ!GWは書きまくるぜ!

途中これ書いてるときユーラじゃなくユーリって書いてあって修正したんだ。

投稿前に気付けてよかった。

 俺は北の森にやってきていた。

 クエスト、アプの実の採取。

 見つかるもの癒柴草18本そのほかキグルイダケ(人を殺したくなる麻薬作用のあるキノコ)12本に見星草(目の前に星が見えて幸せな気分になる)11本、などなど麻薬性のあるもの10種類10本以上

「なんでこんなに麻薬が取れるんだ・・・」



 信じられるか?これだけの数、森に入ってから1時間も経ってないんだぜ?

「おっアプの木発見~♪8個はなってるな」

 と俺が木の下まで歩を進めると

「ベアアアアアアアアアア!!!!」


 も り の く ま さ ん が あ ら わ れ た !


 今、元の世界を思い出している。

 特徴を言えばまずは顔に出ている牙!下顎から上に向かって目に刺さりそうなぐらい長い。次に日本刀のような爪!体は茶毛でくるわれており暖かそう・・・・・・・なのにだ。


 なぜ森のくまさんだといったのかそれは


        上半身だけ赤い服に包まれていたからだ!



 異世界に転移してはや半年。

 ここで会うとは思わなかったぁー!

 この間にも鋭い攻撃が飛んできており俺はひょいひょい躱しているのだがすっごい戦いにくい・・・。

 くまの・・さんは右フック「ベア!」、左キック「ベェアァ!」と繰り出している。

 もう飽きたのでナイフで首をすっぱり落としこいつも部位がわからないのでお持ち帰り。

 アプの実も回収、アプの木はそこの近くにもあるんだが・・・おっあったあった。



 アプの実を20個ほど回収したあたりでギルドに向かった。



 また門の兵士さんに話しかけられていた。

「また、お前か・・・。お次の獲物はなんだ?」

「くまさんだな」

「ペアベアーだなこの魔物、ランクは確かCだっけか?」

「そうなのか?知らんけど」

 結構雑魚だった・・・。

「てゆーかお前なんでそのまま持ってくる」

 ごもっともで。

「俺、どこが金になるのかわからんし」

「まぁ、いいわそれなら大丈夫だろもういいぞ」

「じゃーなーおっさん」

「おっさんやめろ!」

 と手を振りながらギルドに再度向かう。



 ギルドに入って納品してまたクリムゾン・ビーストの時のおねーさんが「まだそっちの方がまともよ」と嘆いていた。

 目立ちたかった俺は歓喜。今でも注目を浴びてるしな!

 今はクマさんの爪と本体を持って宿屋に向かっている。

 牙は売った。まぁ、金額的にアプの実の方は20x70ロム=1400ロム+牙2500ロムで3900ロムになった。ペアベアーの肉は絶品らしいので調理してもらおう。



「ただいま~と」

 宿に戻ると運よくユーラをすぐに見つけられた。

「あ、お帰り~って何それ?」

「はい、お土産。ペアベアーの肉」

「え!あの高級食材の!?どこで手に入れたのよ!」

「襲ってきたから殺した。これ調理できる?」

「お父さんならできるわね。ちょっと待ってて。おとーさーん」

 呼びに行って・・・あ、すぐ戻ってきた。包丁に血がついてるし下準備してたんだな。てか、怖い・・・。



「お、こいつはペアベアーじゃねーか。何だこれくれるのか?」

「あぁ、俺も食いたいしな」

「しかし一頭か・・・食いきれないか。いや、明日に回して安く売れば・・・・・・ぶつぶつ・・よし!今日は祝いじゃー!」

「何のよ!また飲みまくる気!?・・・・はぁこうなると止まらないか・・・。ちょっと買い出し行ってくるから」

「手伝うか?」

「いいよいいよ。お客さんに手伝わしたら「小鳥の宿」の名折れだわ」

 と言って出て行ってしまった。ま、部屋に戻って飯の時間まで待ちますか。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



 ドンっ!ドンっ!ドンっ!起きろ!ユーヤ!かなりまずいんだ!助けてくれ!

 親父さんの声がした。

「どうした?」

「ユーラのやつ買い出し行ってから帰ってねーんだよ。俺も探すがお前も手伝ってくれ!頼む!」

「すぐ準備して行く。親父さんは先に探しといてくれ」

「あぁ、解った」

 どたどたと走って探しに行った。



 今からは最悪の想定をして動く、ベレからの教えを思い出し、自分の心を切り替える。



        俺は冒険者ではなく暗殺者として動く。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




 俺はとりあえず宿を出て気配を消し風系統上位魔法、ディバインウインドを唱え、走る速度を8倍に強化今なら100m2秒もかからないくらいには走れている。周りに迷惑がかかるが緊急時のため無視。


 今、俺は仮面を被ってこいつの能力を使っている。

 こいつの能力スキルはロウケイト、自分が探しているものが動いていればそれにつながる道筋を示す。

 これはルシファードの特徴、必殺の原因だといえる。ルシファードは攻撃してきたものを追いかけ必ず殺す。それが仮面に能力として定着したため追跡が行える。改造したために暗視つき。



「ここか」

 路地の狭い道の奥に道筋が通っていた。

 それを進むと店があり、その中につながっている。

 中に入って誰も気付くことなく進むすると地下につながる道がありまたすすむと今度は牢屋があった。

 中には女性しかおらずうなだれているのがほとんど助け出したいが助けてもどうしようもない俺は先を急ぐすると昼過ぎに来た北の森に出た。




「・・・・・・・・・」

 走りながら考える。

 なぜここに来た時に麻薬が多かった。

 麻薬を売っているに決まっている。恐らく栽培して種が飛んできたのだろう。

 牢屋に入っていた女性たちは?

 商品だ。

 ユーラがあんな場所を平然と通れるはずがない助けようとするはずだ。なら攫われたことにしようなぜ攫われた?

 同じく商品にするためだろう。




 道筋をたどっていくと絶景が広がっていた。

 白い綿のようなものが舞い月明かりに照らせれ緑が混ざって幻想的な空間ができていた。

 普段の俺なら感動していただろう。でも今は暗殺者、感情を殺し的確に相手を殺す。



 麻薬畑の奥に小屋があったのでそこに向かう。ユーラに血を見せるのは気がひけるのでなるべく血が出ない殺し方にする。

 まず屋根に上り窓の中を確認誰もいないので魔力操作で開錠。

 次に廊下を確認。二人の男がぎゃはぎゃは笑っていた。

 部屋から出て素早く駆け寄りナイフの持ち手で二人の首の後ろを殴り気絶させ同時に首の骨をへし折り声を上げずに絶命。とりあえず部屋に運び、また出てきた男を素早く首を切り落とす。噴水のように血が吹き出しあたりを赤で染める。汚いので回避。





 一階に降りると酒を飲んでいるのかぎゃいぎゃいと騒いでいる。

「商人さんよぉ!あとで今日捕まえた女ども抱いていんだよなぁ!」

「あぁ、好きにしろ。どうせ調教するんだ。でも壊すなよ商品にならんくなる」

「それは解んねーなぁ。ぎゃははははっははは」

 それにつられて男どもも笑い出す。

 淵の方に8人ほど足かせと手かせを嵌められて動けないでいた。



「・・・・・・・・・」

 よしそろそろか、ここには30人弱。俺は飛び出し手短な奴らから首の骨を折る。これを五人ほどやった時点でもまだ気づかない

 あとはそれを繰り返すのみ時々気絶させたりするが9割死んでいる。

 俺は最後に商人の前に立っていた。

「あ・・・あっあ、、ぁぁぁああ」

「・・・・・・・・・」

 俺は最後に首の骨を叩き折った。




「よし、終了。暗殺終わりっと」

 そんでもって彼女たちに向き直る。

「誰ですか?あなたは」

 暗殺者に聞きますかそれ・・・。まぁ、いいけど。仮面を取って素顔をさらす。そんなに軽々しく素顔さらしていいのか!と言われそうだが。

「ユーマさん!」

「大丈夫だったか?」

「はい!」



 俺は気絶させていた奴を縛り上げ騎士団に女性たちを預けユーリと俺は宿屋に戻った。

「お父さん!」

「ユーラ!」

 ひしっと抱き合って親父さんがこちを向いてお礼を言ってきた。

「ありがとな・・・本当に」




 その日の夜は徹夜で祝った。

 そして俺は最後までユーラの視線に気づけなかった。

次の話は明日!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ