聴覚障害者の日常 ムスメの宿題
ムスメが小学生の時のある夏休みのヒトコマだ。
ムスメと夏休み課題について話してたコト。
いろんな課題があり、どれか一つを書かなければならなかった。
「『人権について』をやったら?」
「なにをかくんよ…。」
「お母さんのコト書いていいよ。」
「もっとヤダ。コメディになる。」
コメディって、アンタ…。
単に、SNSの上で議論が沸騰した時に「障害者は障害者らしくしてろ」といわれたこととか、歩行者天国で後ろからチャリできたオヤジに怒鳴られて「聞こえないんだからしょうがないやろ。」と言い返したこととか(歩行者道路編参照)を話したことはあるけど……。
コメディかぁ…。
ポツリとムスメがいった。
「お母さんは、裏表がないところがあるから珍しいよ。天然記念物みたい。」
ほめてるんだか、けなしてるんだか。
ムスメよ、それは違うぞ。
世の中を強かに生きていくには、いろんな波を越えていかなきゃいけないんだよ。
アタシもムスメには正直でありたいけれど、全部を話しきれないこともあるんだよ、お腹の中で答えておいた。