これはきっと夢に違いない
朝起きたら、取り敢えず起きあがるのが大人の男性というもの。(笑)
でも彼の場合──。
※注) 一部女性の皆様には相応しくない下品な部分があります。
朝起きたら──。
いつもと違う違和感が。
うん? 何だろう。
得も知れぬ不安。
俺の気のせいか?
考えても仕方がない。
きっと気のせい。
暗いことを考えるよりも明るいことを。
健全な思考が大切だ。
これこそが生きる知恵というもの。
さて、それでは朝の支度だ。
し、小学生⁈ 鏡を見て驚いた。
少し気が動転。
説明をしてくれ。
そんなのあり得ないだろ?
大変だ。
中学生になっているっぽい。
つまりどういうことだ?
転生? いや、時間逆行か。
ともかくこれはどうすればいいんだ?
なんてことだ。
日常が変わってしまう。
抜けたことを言ってるのは理解している。
寝ぼけたことを言っているのだとも。
脳がまだ寝ているんだろうな。
ははは……。
酷い話だ。
普通にあり得ない。
変な変化。
本当にあり得ない。
まさかな。
惨めだ。
○けてない。
めげてしまう。
もう嫌だ。
やっぱりこれは……。
夢だ、そうに違いない。
要するにそういうことか。
落胆するよりもだ。
理由をつけて自身を誤魔化す。
る~るるるる~♪
れ、冷静になれよ俺。
ろくでもないな。
解ったことは──。
ゐもゑもをもないオチだということ。
ん、これは夢だ。よし、寝直そう。
小学生?と言いつつ中学生なのには違和感がありますが、敢えて五十音に拘ったためこうなりました。まあ、最後のわ行で破綻しましたけど。(笑)