30話
「朝か」
「朝ですよ」
「食べる気分じゃないな」
「そうなのですか」
「たまにあるんだ、何も食べたくない日が」
「そうなんですね」
「コーヒーだけにしよ」
「いつもと変わらないのでは」
「いつもは、少し食べてる」
「そうですね」
ミミは少しあきれたような声で返してきた。
「それにしても、景色良いな」
「それをおつまみにお酒を飲んでましたもんね」
「そうだな」
「それで、酔ったですもんね」
「うっ」
昨夜、浩平は夜景をつまみにしてお酒を飲んでいてのだが段々とよって行きつぶれてしまった。
「忘れておきたかった」
「残念でしたー」
「くそ」
「それにしても恭子さん放置して良かったんですか」
「あっ、言ってない」
「怒られるにでは」
「確かに」
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「もしもし」
「もしもし、恭子さん」
「浩平君どうしたの」
「恭子さん、寝ぼけてます」
「ええ、さっき起きたから」
「それは、すいません」
「別に良いよ。どうしたの」
「明日、帰りますんで」
「帰る?」
「あ、東京に居るんでいま」
「どうして?」
「仕事で?」
「そこでなんで疑問形」
「NANの株を買ったので」
「買っても東京に行くことにはならんでしょ」
「あー、帰ってから説明します」
「説明するのめんどくさがったな」
「はい」
「そこで、返事するかー。浩平君のマンションの家電どうする?」
「任せます」
「お金は?」
「後で送金しときますね」
「別に良いんだけど」
「払えます?」
「払えないこともないかな?」
「送りますよ」
「ありがと、じゃあ今度一緒に見に行こ」
「送る意味は」
「ない」
「さいですか」
浩平は、時計を確認すると10時半であり、準備の時間を考えるとそんなに時間んがなかった。
「恭子さん、時間が迫ってるんでまた」
「わかった、またね」
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「意外と理解ある人でしたね」
「そうだね」
「時間迫ってますよ」
「あ、やばい」
浩平は、持ってきていたスーツに着替えていた。
「ミミこっから、NANの本社までどれくらい」
「車で30分程度ですね」
「じゃあ、タクシーで11時半に出ればいいか」
「そうですね」
「因みに昨日頼んだの出来てる?」
「できてますよ」
昨日浩平は、酒を飲んでいるときにミミにNANの改良点を上げるのと同時に対策についてあげといてくれと頼んでいた。
「それにしても、こんなに書いていてよかったのですか」
内容を見ていると結構書いてあり費用も結構掛かることが書いてあった
「結構改良点あったな」
「いえ、我々AIからしてみれば非効率まみれですからね」
「そうだな」
「確かに非効率ですがそれが効率がいい場合がありますから」
「それにしてもこれは、難しくないか」
「どれですか」
「この、新型機開発導入の点だな」
「確かに難しですか何とかなると思いますよ」
「そうなのか」
「浩平さんんは、何の研究をしていますか」
「空力が専門になっているが、さらに詳しく言うとデータ解析だな」
「そうですよねそうなってくると」
「まさか、」
「そのまさかです」
「やだ」
「やってください」
「やだ、めんどくさい」
「航空機開発の会社は作らんぞ」
「勝手に作ってやる」
「おい、やめろよ」
「ふふ、わたしにできないことはない」
「さいですか」
「時間ですよ」
「おっと、やばい」
そう言って浩平は、部屋を後にした。事前にフロントに部屋の掃除はいらないと伝えていた。




