23話
食事が始まり江口を見ていると江口が美人であることに気が付いた。江口は、女性の中では高身長の部類入るようで恐らく160cmほどで出るとこは出て引っ込む所は引っ込んでいる体形であり顔も整っていることもありレストランにやって来る人が時たまこちらを見ている。
「江口さんはなぜこの職業を」
「なんとなくです。大学を卒業してなんとなく就職しただけなんです」
「へー」
「松本様のご職業は」
「学生ですよ」
「学生なのですか」
「ええ、理科大ですよ」
江口は驚いたようであった。当然であろう今回浩平が手にしたビルは、総工費が100億近い建物であることから学生ではないと思っていたのだろう。
「そうなのですか、それはすごいですね」
「そうでしょうか?」
「そうですよ。私も住んでみたいです」
「住んでみますか」
浩平も江口も長時間お酒を飲んでいたこともあり酔いが回ってきたようであった。
「あ、すいません」
「いえ。こちらこそ」
気まずくなってしまい、江口は手元にあったワインを一気に飲んでしまったのだがそれが止めであったようで浩平が少し席を外し帰ってくると江口は、寝ていた。
「江口さん、江口さん」
声を掛けたのだが起きることはなく浩平も酔っていたこともあり冷静な判断が出来ず、江口をホテルの部屋に連れて行くことにした。
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「はー、やってしまった」
浩平の横には、下着姿で寝ている江口がいた。江口が着ていたスーツは江口が脱いだだけであるが昨夜のことを覚えてない浩平は気を落としていた。
「何時なんだ、5時か」
ため息を付きながら風呂に入ることにした。江口が取ってくれた部屋は、ホテルの中でもいい部屋の部類に入るようでリビングのようなスペースがありお風呂もトイレとは別であった。
「はー、まだベットが大きくてよかった」
部屋のベットはキングサイズであったようで二人が並んで寝ても余裕はあった。
浩平が、湯船につかっていると浴室のボアが開いた。当然そこには、全裸の江口が立っており双方声が出ないようであった。
「えっと、すまん」
「いえこちらこそ」
結局、二人で浴槽に入っているのだが
「会社に行くの?」
「いえ、休みを頂きました」
「そうか、それにしてもこの状況良いのか」
「仕方ないです。すでに全部見られましたし」
「案外あっさりしてますね」
「でも責任は取ってくださいね」
「えー。責任取んなきゃダメ」
「初めて見られたんですからね」
「わかりました」
結局浩平は流されるように江口と付き合う?ことになった。




