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  作者: 瑠犀
20/31

20話

「今回お買い上げいただけるのは、ロードスターVXとVX-3の二台で合計1024万2004円ですね」

「そうだね」

「畏まりました。今回お詫びと言っては何ですがご希望がございましたら、同額の金額で上位のモデルにすることも可能ですがどされますか。」

「別にそのままでいいよ」

「畏まりました。それでは、本来納車まで半年ほど頂くのですが来週までには受け取りが行えるように調整いたします」

「了解です」

「では、お支払ですが、カードでよろしいでしょうか」

「カードで」


ついさきほどまでなかなかできなかった支払いは案外すんなりと終わってしまった。

するとすぐにスマホが振動していた。


「それでなんですが、店長であった大阪に付いてなんですが」

「あー、処分に関してはそちらに任せます。ただ、カウンターにいた、女性二人は確実にクビにしてください。」

「畏まりました」

「あと、担当だった山本さんは処分なしで」

「畏まりました。本日は、大変申し訳ありませんでした。どのようにお帰りになりますか」

「タクシー呼ぶから大丈夫」

「でしたら、私どもが乗ってきた車になるのですがお送りいたします」


そう言って入り口の方に案内してくれた。入り口には、鬼の形相をしている佐藤となにやら小さくなっている大阪がいた。こちらに気が付いた佐藤は、笑顔になり頭を下げていた。入り口に着くとそこには、VX-80が止まっていた。


「本日は、お買上ありがとうございます。お車の準備が出来次第連絡いたします」

「了解です。あと、来週までの車は、3だけでいいよ」

「畏まりました」


車に乗り込んだ浩平は、驚いていた。


「これは、すごいな」


車の中は、本来6~7人乗りのはずであるが4人乗りになっておりリクライニング可能な座席になっていた。それを見た浩平は少し悪いことを思いついたのかお願いをしてみることにした。


「運転士さん、どこか適当に走らせてくれませんか」

「畏まりました」


浩平が座ると車が動き出した。外を見ると田中さんが深々と頭を下げていた。


「それにしても良い車だな、これ買えないのかな」

「この車は、試作車なんです」

「これ、売れそうだけどな」


ちょくちょく運転手と会話をしているとスマホに何か来ていたことを思い出した。


「そういえば何か来ていたような。げぇ」


そこには、驚きの内容が書かれていた。


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報酬


10億円&駅前マンション獲得


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「おっとこれは、まためんどくさいのが来たぞ、ミミ処理をお願い」

「畏まりました」


運転手は、電話だと思ったのだろう、パーティションを上げて自身は聞こえないようにしていた。浩平は、そんな機能あったんだと思っていた。


「ミミこれは、どこ」

「これは、岡山駅前のマンション全体ですね」

「全体、詳しい場所は」

「マンション名はプラス岡山で岡山駅徒歩5分でマンションの高さが31階建てで地下2階ですね」

「あれ、結構前に完成していたよね」

「してましたね。買い手が見つからなかったみたいです」

「因みに1階から20階までホテルになっています」

「了解」

「行ってみますか」

「そうだな、行ってみるか」

「じゃあ、手続きしておきますね」

「ありがと」


ふーと、疲れがあったようで浩平は、寝てしまった。


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松本 浩平


資産   10億1030万

事業   0

不動産  プラス岡山

乗り物  0

株式   ヒツダ 1328万5千株

暗号資産 0




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