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  作者: 瑠犀
13/31

13話

 14時まで後10分といったタイミングでインターホンが鳴った。


「はい」

「Careerの店長の山野です」

「今開けます」


そうすると玄関で鍵が開く音がした。おそらく聞いていたミミが開けたのだろう。急ぎ玄関に向いドアを開けるとそこには、山野さんを含め5人いた。


「お疲れ様です」

「今回は、お買上ありがとうございます」

「いえ、どうぞ」

「失礼します」


そう言って山野さんは部屋の中に入ってきたが残りの人は入ってこなかった。


「大丈夫なのですか」

「大丈夫です」

「そうですか」

「いきなりになりますが今回はどちらに設置されますか」

「こっちのリビングです」


そう言って浩平は、リビングに案内した。


「ここにこのような感じでお願いします」


そう言って浩平は、部屋の片隅を指した。そこはソファーの横でうまく使えばソファーのサイドテーブルにもなりうる位置であった。


「こちらで大丈夫でしょうか」

「はい」

「こちらに設置してしまうとベランダに出ることが難しくなってしまいますが」

「大丈夫です。こちらのドアから出ることはほとんどないので」

「了解しました。では、部屋のこことここに緩衝材を搬入の際設置します」


そう言って山野さんは、カバンから部屋の間取り図を出してきた。


「了解しました」

「では、搬入を始めます。少しの間うるさくなってしまいます」

「大丈夫です」


山野さんは失礼しますと言い玄関に他の人を呼びに行った。しばらくして、1.5m×2mの天板らしき物を4人で運んできた。


「それにしても良く間取りを知っていましたね」

「はい、住所をお聞きした際、部屋の間取りも調べていましたので」

「そうだったんですね」

「はい」


その後、山野さんとは多少の世間話をしているとデスクが完成していたが肝心のものを買うのを忘れていた。


「椅子がないな」

「椅子は、ついてません」

「ああすいません。独り言です」

「もしかしてですが」

「はい、椅子がないですね」

「そうなのですね。本日、一応展示していた際に使用していた椅子を持ってきているのですがどうされますか」

「そうですね。いくらですか」

「20万円ほどです」

「買います。しかし、今持ち合わせがないのですが」

「大丈夫です。振り込み用紙をお渡ししますので時間があるときにコンビニなどで支払ってもらえれば大丈夫ですし1月以内であれば店舗に来ていただいた際に支払ってもらえれば大丈夫です」

「わかりました」


そんな、会話をしていると会話を聞いていたのだろうしばらくして椅子を持った人が来ていた。「設置終了しました」と山野さんに言って4人はこちらにお辞儀をして去っていった。


「山野さんは、大丈夫なのですか」

「はい、大丈夫です。それとお写真の方良いですか」

「どうぞ」


そう言って、浩平は撮影の邪魔にならないようにキッチンに向ったのだが、止められた。


「松本様、写真に映っていただけないでしょうか」

「自分がですか」

「はい、後ろ姿だけでもいいので」

「後だけならいいですよ」


少し渋々と言った感じ椅子に座ったのだが浩平は椅子の柔らかさに驚いてしまった。普段座っているソファーよりも柔らかく座り心地が良くその座り心地を楽しんでいるうちに撮影が終わってしまった。


「松本様、松本様、どうかされましたか」

「大丈夫です」

「撮影終わりました。」

「そうですか」

「それで、これが今回が購入されたデスクの明細書です。そしてこちらが、椅子の方の振り子に用紙になります。何がご質問ありますか」

「いえ、大丈夫です」

「わかりました。これで、私も失礼します」


そういって、玄関の方に歩きだした。


「すいません。お伝えするのを忘れて居ました。先ほど撮影させていただいたお写真なんですが、広報誌に乗せても大丈夫でしょうか」

「個人情報が分からないのであれば大丈夫です」

「ありがとうございます。広報誌が出来次第お送りいたします」


それだけをいって去っていった。


「嵐のような人だった」

「そうですね」

「ミミ玄関の鍵ありがとう」

「大丈夫ですよ。それは、いいのですが車どうしますか」

「今日何曜日」

「木曜日です」

「予約とれるかな明日とか取れるかな」

「確認してみます」

「お願い」

「えっと、明後日なら大丈夫ですね」

「明後日に予約しといて」

「はいー」


こうして怒涛の一日が終わった。


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