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[第七十一話、囚われの姫と二人の王子・終演]

毎週、月、水、土、絶賛更新中!!


高評価にコメントも頼んまヾ(*’O’*)/す〜

レビューなんかもしてもろたら涙ちょちょぎれますわん


どうぞよろしゅうに〜

7章: 戦い - ゼノンとジークハルト


(舞台は徐々に暗転し、低く不穏な弦楽器の音が響き渡る。舞台が明るくなると、薄暗い城の内部が現れる。石造りの壁と高い天井、装飾された柱が重厚な雰囲気を醸し出す。遠くから風の音が漏れ聞こえ、静寂の中に不気味さが漂っている。)




ナレーション(ミシェル)

「ついに二人は城へとたどり着いた。姫が囚われるこの地で、運命の交錯は避けられない。正義と信念、そして揺れる心の中で、彼らは何を選ぶのか。」



(ゼノン(ユウマ)がゆっくりと廊下を進む。彼の足音が静かな空間に響き渡る。剣の柄を握り締め、警戒を怠らない。舞台奥からジークハルト(レイヴン)が現れ、二人の視線が交わる。)



ゼノン(ユウマ)


(目を細め、冷静な声で)


「来たか、ジークハルト。」


ジークハルト(レイヴン)


(剣を抜きながら、一歩前へ出る)


「お前こそ逃げずに来たのだな」


(舞台に緊張感が漂い、不穏な音楽が徐々に高まる。観客の視線が二人の間に釘付けになる。)



(ゼノンとジークハルトは互いに間合いを詰め、剣を構える。その動きには迷いはないが、どこか心の奥に葛藤が感じられる。)


ゼノン(ユウマ)


(鋭い目つきで)


「お前も姫を救うつもりなんだろう?だが、俺にはその資格がある。それを証明するためにここに来たんだ。」


ジークハルト(レイヴン)


(眉を寄せて、挑むように)


「資格だと?それを決めるのはお前でも俺でもない。姫を救えるのは、本当に覚悟を持つ者だけだ。」


(低く響く太鼓の音が二人の緊張を煽る。)




(ゼノンは剣を握りしめた手に力を込める。その顔には迷いが浮かんでいる。)


ゼノン(ユウマ)


(心の声、舞台全体に響くように)


「俺は本当に選ばれた存在なのか?シズの言葉を信じるしかないのか…でも、この戦いに勝つことで、すべてが証明される。」


(対するジークハルトもまた、胸の内で葛藤を抱える。彼は剣をゆっくりと持ち上げ、決意を込めた表情を見せる。)


ジークハルト(レイヴン)


(心の声、静かに)


「俺は王子として、この国を背負う覚悟を決めた。だが、この剣を振るうことで何が変わる…?だがそれでも、進むしかない。」



(ゼノンが一歩前へ踏み出す。ジークハルトも同時に動き、剣が交差する音が響き渡る。鋭い金属音と共に、激しい戦闘が始まる。)


(舞台の照明が動き、二人の激しい剣撃を強調する。観客席にも衝撃が伝わるような音響効果が加わる。)


ゼノン(ユウマ)


(剣を振り下ろしながら)


「お前なんかに、姫を救う資格はない!」


ジークハルト(レイヴン)


(剣を受け止め、睨みつけながら)


「資格だと?それを決めるのは俺たちじゃない!結果がすべてだ!」


(激しい剣撃の中で、舞台に火花が散るような効果音が加わり、緊張感が最高潮に達する。)




(戦闘の中、ゼノンの脳裏にシズ(リン)の声が蘇る。)


シズ(リン)


(静かな声がゼノンの心に響く)


「ジークハルトを殺せ。そうしなければ、姫を救う未来はない。」


ゼノン(ユウマ)


(小さく呟くように)


「殺す…俺がやらなければ…。」


(対するジークハルトもまた、アリッサ(ルーシー)の言葉を思い出す。)


アリッサ(ルーシー)


(優しく響く声)


「ジークハルト様、真実を見失わないで。あなたの信念こそが、光を導くのです。」


ジークハルト(レイヴン)


(心の中で強く頷き)


「俺の信念を、誰にも曲げさせはしない。」



(戦闘はさらに激しさを増し、舞台全体に剣撃音と足音が響き渡る。ゼノンは攻撃を仕掛けるが、ジークハルトの防御に阻まれる。)


ゼノン(ユウマ)


(苛立ちを込めて)


「なんでだ…俺は選ばれたんだぞ!」


ジークハルト(レイヴン)


(息を切らしながら)


「選ばれた…?そんなものは、後からついてくるものだ!」


(両者の剣が激しく交錯し、一瞬の静寂が訪れる。二人とも剣を構えたまま、呼吸を整える。)



ナレーション(ミケロス)


「互いの信念が交差し、剣を交えた二人。しかし、真実へと至る道は未だ遠い。彼らが姫を救うために選ぶ道の先には、何が待つのか…。」




8章: 戦いそして


(舞台は暗転したまま、重い弦楽器の音が低く鳴り響く。遠くから風の音と雷鳴が交錯し、舞台の奥にそびえる城の影が浮かび上がる。)


ナレーション(ミシェル)


「長きにわたる運命の軌跡は、ついにこの地で交差する。剣が交わり、命が散りゆく中、真実がその姿を現す。だが、それは救いなのか、それとも新たな絶望なのか…。」


(照明が徐々に明るくなり、舞台中央にゼノン(ユウマ)とジークハルト(レイヴン)が剣を構えて対峙している。城の広間は暗く、重々しい空気が支配している。背後にはシズ(リン)とアリッサ(ルーシー)がそれぞれの側に立ち、二人を見守る。)




(ゼノンとジークハルトが一歩踏み出し、剣が激しく交錯する。金属音が響き渡り、観客の緊張が高まる。)


ゼノン(ユウマ)


(鋭い目つきで)


「ここで終わらせる。お前には絶対に負けない!」


ジークハルト(レイヴン)


(息を切らしながらも冷静に)


「運命だと?そんなものに縛られるつもりはない。俺の信念を試すがいい。」


(剣が激しくぶつかり合い、火花が散るような音響効果が加わる。二人の動きはスピードを増し、観客の視線を釘付けにする。)


アリッサ(ルーシー)


(ジークハルトに向けて叫ぶ)


「ジークハルト様、負けないで!貴方は王国の希望なのよ!」


シズ(リン)


(冷ややかに微笑みながら)


「ゼノン、恐れることはない。君が選ばれた存在だということを、ここで証明しなさい。」



(ゼノンの表情が険しくなる。剣を握る手が震え、額には汗が滲む。)


ゼノン(ユウマ)


(心の声)


「俺は…選ばれた存在。シズがそう言った。でも...いや!俺は選ばれたんだ」


(彼は自らの疑念を振り払い、さらに一歩踏み込む。剣がジークハルトの肩をかすめ、観客が息を呑む音が聞こえる。)



(ジークハルトの剣が一瞬鈍り、ゼノンの剣が彼の胸に突き刺さる。舞台全体が一瞬静まり返る。)


ジークハルト(レイヴン)


(苦しげに息を吐きながら)


「俺の…信念は…間違っていなかった…。」


(ジークハルトはゆっくりと倒れ、舞台に崩れ落ちる。暗い音楽が低く響き、ゼノンは剣を握ったまま動けなくなる。)


ゼノン(ユウマ)


(目を見開き、震える声で)


「俺が…俺がやってしまったのか…。」


(背後でアリッサが悲鳴を上げるが、シズが彼女に襲いかかり、致命的な一撃を加える。)


アリッサ(ルーシー)


(倒れながら)


「ジークハルト様…あなたは…間違っていない…。」



(ゼノンが呆然と立ち尽くす中、シズが冷たい笑みを浮かべながら歩み寄る。その姿がゆっくりと変化し、魔女としての本性を現す。)


シズ(リン)


(冷酷な笑みを浮かべながら)


「よくやったわ、ゼノン。これで私の計画は完成した。」


ゼノン(ユウマ)


(驚愕の表情で)


「シズ…?」


シズ(リン)


(声を低くして)


「そう、私は魔女。君の運命は最初から私の手の中にあったのよ。」



(魔女がゼノンに近づき、彼の耳元で囁くように語りかける。)


魔女(リン)


「君が選ばれた存在だと思った?笑わせないで。君はただの駒よ。すべては私の計画通り。」




ゼノン(ユウマ)


(涙を流しながら、震える声で)


「俺が信じてきたものは…すべて嘘だったのか…。シズ、お前の言葉を信じて…ジークハルトを殺して…俺は…俺は何をしてしまったんだ!」


(彼は崩れ落ちるように膝をつき、剣を握りしめる。観客には彼の肩が震えているのが見て取れる。)


ゼノン(ユウマ)


(涙で顔を濡らし、かすれた声で)


「父さん、母さん…ごめん…。俺は…俺は何も守れなかった…。二人が教えてくれた優しさも、強さも、全部捨ててしまった…。」


(剣を手にし、胸に抱えるようにしながら、声が震える。)


ゼノン(ユウマ)


「ジークハルト…アリッサ…俺が奪った命…どうやって償えばいいんだ…。もう俺には…進む道なんて残ってない…。」


(剣をゆっくりと持ち上げ、喉元に向ける。その瞬間、舞台全体が一瞬静まり返り、彼の声が響き渡る。)


ゼノン(ユウマ)


(最後の言葉として)


「もし次の命があるなら…もっと、強く生きられるように…。」


(剣を喉元に突き立てる音と共に、照明が一瞬暗転し、観客席にはすすり泣きが聞こえる。ゼノンの体がゆっくりと倒れ、静寂が訪れる。)




(舞台全体が暗転し、低く不穏な弦楽器の音が響く。やがて魔女(リン)の冷たい笑い声が静寂を破り、徐々に狂気に満ちた笑いへと変わる。舞台中央にはジークハルトの倒れた体が横たわり、彼の剣が無力に光を反射している。)


魔女(リン)


(狂ったように笑いながら、舞台をゆっくりと回る)


「ああ、素晴らしい!光の使者ジークハルトが死んだ。これでこの世に私を止められる者など、誰一人いない!ゼノンも愚かだった…。王子たちの命が、私の手の中でどれほど無意味だったことか!」


(観客の耳に狂気の笑い声が突き刺さる。舞台の照明が赤く染まり、彼女の影が巨大に映し出される。)


魔女(リン)


(鋭く甲高い声で)


「勝利はこの手にある!何の抵抗もない、何の希望もない!この世界は、私のものだ!」


(魔女は舞台を歩き回りながら観客を見つめるような仕草を見せ、その笑い声が徐々に止まる。)



(場面が変わり、塔の中。薄暗い光が窓から漏れ、ウラン(メリファ)が部屋の隅で身を縮めている。扉が開く音が響き、魔女が不気味な足音を立てて近づく。)


ウラン(メリファ)


(恐怖で震えた声で)


「魔女よ、この城でなにがあったの?悲痛な叫び声はなに?どなたかは存じ上げませんがご無事なのですか?」


(シズはゆっくりとウランに近づき、その顔に冷酷な笑みを浮かべる。)


魔女(リン)


(冷たく、ささやくように)


「無事?ああ、ウラン、何という無邪気な問いだろう。君のために命を賭けた、二人の王子…その命は、無駄になったのさ。」


(ウランはその言葉に目を見開き、床に手をついて崩れる。)


ウラン(メリファ)


(震える声で、泣き叫ぶ)


「そんな…嘘でしょ…!二人も…私のために…そんなこと…!」


(シズはウランの前にしゃがみ込み、その顔を覗き込むようにして言葉を続ける。)


魔女(リン)

(冷笑を浮かべながら、言葉を重ねる)


「そう、君のために、愚かなほど必死になって死んでいった。ゼノンもジークハルトも、君の美しい夢のために命を捨てたのだよ。だが、それが何になった?君はここでこうして泣くだけの存在だ。」


(ウランは顔を両手で覆い、声を上げて泣き崩れる。魔女はしばらくその様子を眺めた後、ゆっくりと立ち上がり、冷酷な声で言い放つ。)


魔女(リン)


(哀れむように、だが冷酷に)


「哀れだ…哀れすぎる、ウラン。」


(突然、魔女はウランの首に手を伸ばし、力を込める。ウランは驚いた表情を浮かべながら、もがき苦しむ。)


ウラン(メリファ)


(か細い声で)


「やめて…お願い…」


(魔女の手の力が強まり、ウランの体から力が抜ける。舞台全体が暗くなり、シズの冷笑が響き渡る。)



(場面が変わり、魔女が城の玉座に座っている。周囲は彼女の力によって変わり果て、暗黒のオーラが満ちている。照明が赤黒く光り、彼女の笑みが観客を睨みつけるように強調される。)


魔女(リン)


(高らかに笑いながら)


「世界は私のものだ!希望も光も、すべてこの手で消し去った!さあ、これからは私がこの地を支配し、誰も抗うことはできない!」


(不気味な音楽が流れ、舞台全体が魔女の支配を象徴するかのように暗転する。最後に彼女の狂気に満ちた笑い声が響き、幕が閉じる。)



ナレーション(ミシェル)

「光の消失、希望の崩壊。そして訪れたのは、狂気と絶望の支配。運命の糸は断たれ、物語は終わりを告げる。しかし、その先に新たな始まりがあるのか…それは、誰にもわからない。」

 


終演



舞台が完全に暗転し、数秒の静寂が訪れる。その間、観客席からはすすり泣きが微かに聞こえる。魔女の狂気的な笑い声がまだ耳に残っているような余韻を漂わせている。


徐々に、舞台上の照明がほんのりと温かいオレンジ色に変わり、幕がゆっくりと降り始める。観客の中には、呆然とした表情で舞台を見つめ続ける者もいれば、感極まって涙を拭う人々もいる。


(幕が完全に降りると、会場は一瞬静まり返る。その後、観客の一人が拍手を始め、それに続いて少しずつ拍手が広がる。最初は控えめだが、次第に大きく、熱狂的になっていく。


観客席では、涙を流しながら感動を表す人々や、まだ放心状態で座り込む人々の姿が見える。



[おまけ]

 

またまたあちしの登場よん♡


「どうだったん?最後の結末は予想できたかしらん?♡ じゃあ次回のお話しからは舞台が出来上がるまでを見ていきましょうか♡」


ケビンがジャケットの胸ポケットからゴソゴソと探り取り出したのは


「じゃーん♡ジョン君も使っていたこのクロノチケットを使って一ヶ月前の9/1に戻すはね♡ 何度も何度もこんなチートアイテムを使うなんてほんとこの作者って悪い人♡ それじゃあまたね〜♡」


次回![第七十二話、さらば夏休み、来たれ二学期]  

第七十一話を読んでくださったそこのアナタ!

次回も読んでくれると嬉しいです(。•̀ᴗ-)✧

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