[第六十話、私の彼氏は天才です]
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-- 廃墟ビル、6F --
一同が慎重に部屋へと入ると、そこは先ほどまでの空間とは異なり、ただ一直線に伸びる長い通路だけが目の前に広がっていた。果てしない奥行きに、全員が言葉を失う。
「果てしなく真っ直ぐココ…」
モナークがつぶやいたその時、アルインが鋭く前方を見据えた。
「あっ…なにか前からくるのだ」
アルインの言葉通り、遠くからズシズシと重い足音が響き始め、次第にその音は大きくなっていく。
「皆、武器を構えろ。」
シンデレラが素早く指示を出すと、全員が即座に身構えた。ほどなくして、通路の奥から現れたのは、頭は牛、身体は体格の良い大男のような異形の生き物たちだった。荒々しい鼻息を立て、先頭の牛鬼が低くうなるように宣告する。
「お前たち、ここから先は通さん!この牛鬼集団の餌食となるがいい!」
言葉が終わると同時に、牛鬼たちは太い棍棒を振りかざし、無数の針が突き出た金棒を力強く振り下ろしてくる。
シンデレラは、微動だにせず冷静なまま片手でハンドガンを構え、射撃の姿勢に入る。鋭い銃声と共に放たれた弾丸が、牛鬼たちの群れに正確に突き刺さる。彼女の鋭い狙いによって、次々と牛鬼の前衛が倒れ始める。
一方、ルナも瞬時に壁を駆け上がり、壁面を走り抜けながら、素早く牛鬼の背後へと回り込んだ。彼女は一瞬の隙を突いてショットガンの銃口を牛鬼の体に密着させ、そのまま引き金を引いた。轟音と共に牛鬼の巨体から血が吹き出し、床に崩れ落ちる。
しかし、シンデレラの銃撃を浴びたはずの牛鬼たちは、再び立ち上がり、低い唸り声を上げながらこちらへ迫ってくる。
「アイツら...やはり普通の弾では死なんか…」
シンデレラが歯噛みしながら、忌々しそうに牛鬼を睨む。
ルナがショットガンを構え、再び迎撃態勢に入ろうとしたその時、ベルが静かに一歩前に進み、手で制するようにルナを止めた。そして、彼女は鞘に収めた刀にそっと手をかけ、深く静かに息を整える。
「ここはわたくしにお任せを…」
腰を低く落とし、鋭い集中の中で一切の迷いが消えた表情を見せる。その瞳が見開かれ、刹那、まるで雷のごとき閃光の一閃が走った。
一瞬の出来事だった。ベルの姿は次の瞬間には牛鬼たちの背後にあり、振り返ることさえできない速度で彼女は奴らの間を駆け抜けていた。
無音の中、ベルは静かに刀を鞘に収める。牛鬼たちの巨体が一斉に真横にスパッと斬り裂かれ、身体がゆっくりとなだれ落ちる。
「す、すごい...」
お嬢様口調のベルさんだから、もっと優雅にスパスパっと切り刻む剣技を想像してたけど、目の前でこれだけの妖怪を一気に切り落とすなんて…。なんというか…まるで。
「脳筋ゴリラだと言いたいんだろ」
「な!?」
思わずドキッとする。まさか頭の中を見透かされたみたいだ…だって本当にそう思ったから…。シンデレラさんの鋭い指摘に、ベルさんがピクリと反応する。
「誰が脳筋ゴリラですってー!それは貴女でしょうに!」
この、この、この!そう言ってベルさんは、ふてくされながらシンデレラさんの頭をポカポカと叩き始めた。
「二人ともすごく仲がいいココ」
「「よくない!!」」
ピッタリ息を合わせて否定する二人を見て、どう見ても仲が良さそうにしか見えないんだけど…。
「遊んでないで、さっさと行きましょう」
ルナ先輩が飄々とした様子で振り返ることもせず、すでに次の階段へ向かい歩き始めている。その後ろ姿を見て、僕たちは慌てて後を追いかけた。
--廃墟ビル、8F--
「敵がどんどん強くなってるわね…」
「そうだな…だが10階まではまだ遠い」
「次の部屋ですわ、開けますわよ」
ベルさんがそう言いながら扉をゆっくりと開けると、そこには妖怪たちの姿は見当たらず、荒れ果てた部屋だけが広がっていた。床には散らばった部品や装置の残骸、そして埃をかぶった古びた素材がいくつも転がっている。
僕は安心して次の階に続く扉に向かおうとしたが、その扉には複雑なロック機構が施されているのが見て取れた。
「ここはどうやら、戦いじゃなくて知恵を試す部屋みたいですね…」
周囲を見渡してみると、壊れかけた装置がいくつか残っており、すべてがバラバラに分解されている。いくつかのパーツは錆びついているが、よく見るとまだ使えそうな部品もある。僕は素材を拾い集め、考えを巡らせた。
「よし…まずはドアのロック機構を解く方法を考えよう」
壊れかけのロック装置を調べてみると、どうやら古い配線が断線しているのが原因らしい。僕は周囲の機械から使えそうな配線を引っ張り出し、慎重に繋ぎ直す。
「これで回路が通るはず…」
電源を入れると、装置からわずかな音がして、ロック機構が動き出した。しかし、完全に解除されるまでには至らなかった。ロック解除のためには、もう一段階工夫が必要だ。
後ろでシンデレラさんとベルさんが驚きの表情を浮かべているのを感じた、なんだか照れくさい...
さらに頑丈にロックが施された扉。このままでは手動での解除が難しそうだったが、ふと横を見るとルナ先輩が僕の方に銃を構えながら近寄ってくる。
「ルナ先輩…最後はお願いしてもいいですか?」
「…もちろん」
ルナ先輩は微笑を浮かべ、銃を構えると、そのまま狙いを定めてロックの中央部へ正確に撃ち込む。銃弾が命中すると、ロックがカチリと音を立てて解除され、扉がゆっくりと開いた。
「やった…!」
「さすがですわ、ジョンさん」
「すごいココ!」
「なのだ」
「えへへ、しゅっぱーつ!」
おー!とジョンが張り切って階段を登っていく姿を後ろから微笑み見ているルナを見たシンデレラが微笑を含んだ声色で言葉を発した
「お前の彼氏、戦闘はイマイチだがなかなか頼もしいな」
「それでいいの...ジョンは命に代えても私が守るから」
「頼もしい嫁だな」
そう言いながらスタスタと歩き出したシンデレラを見て
「まだ結婚してないもん//」
顔を赤くし歩き出した。
「失礼します!雛音様!侵入者がこちらに着々と向かってきております!」
荒い息をつきながらゾンビの手下が部屋に駆け込むと、雛音は面倒そうに肩をすくめながら答えた。
「やっぱり、一筋縄ではいかないかー」
「どうなさいますか?更に援軍を…」
「ダメダメ!それはやめるコン。大丈夫、こっちにも秘策があるコンね」
雛音は嘲笑うかのような表情で、囚われの身のまま目隠しをされている二人に視線を向けると
「とっても狡猾なことだから、ここでは話せないコン…作戦会議でもしよっか」
キャキャキャキャと笑いながら部屋を出ていく雛音の足音が遠ざかっていく。静寂が戻ったのを感じた教頭のマーシャルが、隣にいる人物に静かに声をかけた。
「侵入者と言っていましたね。きっとうちの生徒が助けに来てくれたのでしょう。安心してください。すぐにここから出られますよ」
その言葉を聞き、囚われた人物は安堵したように言葉を返す。
「さすがはソフィアちゃんの生徒さんたちですね…その言葉を聞いて安心しました。こちらも万が一に備えて、私に何かあった場合には救助が来るよう手配してありますから…来てくれると嬉しいですが」
「この状況でこうしたことをお尋ねするのは失礼ですが…あなた様は一体、どなたなのですか?」
「私たちは――」
―廃墟ビル、10F―
妖怪やギミック、数々の障害を乗り越え、ようやく長い階段の終わりが目に見えてきた。10階にたどり着くと、最後の扉が彼らを待ち構えている。全員が肩で息をしながら立ち止まったところで、ルナがふと冷ややかな目をしながら口を開いた。
「教えて、アナタたち、一体何者なの?」
「私達は魔導機構の者だ」
「確か魔導機構って、魔法を扱う技術と知識を管理したり、魔法の使用を監視・規制する組織ですよね?」
僕はシンデレラさんの言葉に補足するように続けた。
「その通りだ、そして私達がここにいる理由はただ1つ、バカな上官が捕まってしまったがために救出に来たというわけだ」
その言葉に、ルナ先輩がちらりとシンデレラさんを見ながら口を開く。
「魔導機構…アナタ達、S級エージェントなのね」
「え?…どうしてルナ先輩、この人達がエージェントってわかるんですか?」
僕が疑問を投げかけると、ルナ先輩はシンデレラさんの胸元にある金色のバッジを指さして答える。
「S級エージェントは金が施されたバッジが支給されると聞いたことがあるもの」
「そこまでわかっているのなら、話は終わりだ。さっさと救出して帰ろう」
シンデレラさんは無駄な言葉を省いて、さっと扉を開けた。扉の向こうに広がる光景に、全員の視線が釘付けになる。待ち構えていたのは、雄獅子、山羊、ドラゴンの3つの頭を持った伝説でしか聞いたことのない怪物キマイラがいた、しかも4匹も!
「そんな簡単には通さないと言うわけか…さっさと殺すか」
シンデレラさんは冷徹な表情でそう言い、手に持った銃をキマイラに向ける。
「ちょっと待ってください!シンデレラさんの銃弾は普通の銃弾じゃないですか!そんなのあんな強そうな魔物に効かないと思います!!僕がルナ先輩のために用意した銃弾があるので、それを…」
自慢じゃないが、僕のローブのポケットは便利な魔法具がいくつも入っている、だから魔法弾だってすぐに出せるはずだ。僕はポケットを探っていると、突然シンデレラさんの足元に魔法陣が展開された。
あれこの人魔法使えたの?
「魔法が使えないとは言っていない…魔法を使わなくても勝てるから使っていなかっただけの話しだ」
キリリとした表情で、シンデレラさんが静かに言葉を発した。すると、彼女はその場で呪文を唱え始めた。
シンデレラの足元に展開された魔法陣が光を放ち、風が激しく渦を巻く。その風が吹き荒れ、周囲の空気が一変し冷徹な眼差しで言葉を紡いだ。
『凍てつくがいい、アイス・バースト!』
その言葉と同時に、銃口から放たれた冷凍ビームが、白く冷たい光を放ちながらキマイラの4匹に一直線に向かう。霧のような冷気が走り、キマイラたちは驚愕し、すぐにその攻撃を避けるために飛び退いた。
キマイラ達は反撃するように山羊の頭部から激しい雷が放たれる。空中を切り裂くような閃光が走り、雷撃がシンデレラの方へと向かってくる。
その瞬間、片目を蒼く光らせたルナが片手をかざし、力を解放する。
『ドラゴニック・アブソープション!』
ルナの魔力が空間をねじ曲げ、放たれた雷を一瞬で吸い込み。雷を無力化した。
ルナに続くように後ろで、ジョンが杖を持って構え、冷静に呪文を唱えた。
『スパイク・イモーション!』
地面が震え、鋭い岩の突起が次々と地面から飛び出す。岩が空中を飛び、キマイラたちに向かって突進を始める。岩はその鋭さを増し、一気に巨大化していく。
ジョンがさらに力を込めて杖を振ると、地面から突き出した岩は対象に向かって一斉に突進し、キマイラの一頭を貫通する。その岩はキマイラの胸に深く突き刺さり、一頭のキマイラを倒した。
残りのキマイラは怒り狂い、再び攻撃を仕掛けてくる。
一瞬の閃光のように、ベルはキマイラの頭上に現れた。刀を大きく振りかぶり、その刃を一気に振り下ろす。鋭い風が音を立て、キマイラの体を真っ二つに切り裂こうとするが、太い腕がベルの刀を簡単に掴み、攻撃を阻止する。
ベルはその腕を引き剥がそうと力を込めるが、キマイラは猛然と空いている腕でベルを殴りつけようとした。その巨大な拳がベルを貫こうとする瞬間、モナークの声が響く。
「ロックリターン!」
バナナの形をした岩のブーメランが、風を切って飛び、キマイラの腕を打ち抜く。キマイラは呻き声を上げてその手を放し、刀を解放する。
「ナイスですわ!」
ベルはモナークに感謝の言葉を送りながら、再び刀をしっかりと握り直す。その目には一層の冷徹さが宿り、攻撃を放つ。
「瞬影斬」
まるで影のように素早く動き、キマイラの首を一瞬で斬りつける。3つの首は空高く舞い、花が舞うかのように血しぶきが周囲に飛び散った。
キマイラのドラゴンの頭が大きく口を開け、激しい炎がシンデレラに向かって放たれた。彼女は即座にその場を跳び退き、炎の熱をかすめながら回避する。
右手に握ったハンドガンを氷の魔法で強化し、シンデレラはキマイラの右足に一発、氷の銃弾を撃ち込む。さらに、動きを封じるように太もも、腕、そして胸にも正確に弾を放ち、凍結させていく。キマイラの動きが徐々に鈍くなり、ついには完全に凍りついたように身動きが取れなくなった。
「伝説の魔物もこの程度か…」
シンデレラは嘲笑を浮かべ、静かにキマイラの山羊の顔へ歩み寄る。そして一瞬のうちに手元のナイフを山羊の目へ突き刺した。その衝撃で山羊の頭が揺れた隙に、彼女はドラゴンの首に脚を絡ませ、強い力でひねり上げる。骨が軋む音が響き、ドラゴンの首が無情に折れる。
そして、シンデレラは戦闘を楽しんでいる顔で銃口を獅子の頭に向けた。
「恨むなら召喚した奴を恨め…」
獅子の頭をめがけ、最後の一発が放たれる。銃弾は頭を貫き、キマイラはその場に崩れ落ちた。
キマイラの山羊の頭が雷を、ドラゴンの頭が炎を、そして獅子の頭が氷を操り、ルナとアルインに向けて一斉に魔法を放ってきた。雷が空間を震わせ、炎が燃え盛り、氷の刃が凍てつくように迫りくる。
「アルイン、私の肩に捕まって」
ルナはアルインを自分の肩に引き寄せた。容赦ない魔法の奔流が目の前に迫ってきているにもかかわらず、ルナは笑みを浮かべ、高揚感に包まれていた。
鋭い集中力で攻撃の隙間を見極め、ルナは素早く身を翻し、次々と魔法をかわしながらキマイラへと間合いを詰めた。そして、膝を屈めて重心を低くしたかと思うと、一気に加速してキマイラの腹へ膝を叩き込む。重い一撃にキマイラの巨大な身体がのけぞり、苦悶の咆哮を上げる。
獅子の頭が反撃に噛みつこうとするが、ルナは下から拳を突き上げ顎を殴り砕く。キマイラの獅子の頭が無残に垂れ下がり、ルナはさらなる追撃に移った。彼女が指を鳴らすと、手元にリボルバーが召喚され、無数の銃弾が次々とキマイラの身体に撃ち込まれていく。銃弾が着弾するたびに血しぶきが飛び散り、キマイラの体が徐々に崩れていく。
「最後はおぅれが!」
アルインは空中に跳躍し、黒く輝く魔力を込めて『ドラゴンスラッシュ!』と唱えた。強力な斬撃がキマイラの体を斜めに切り裂き、キマイラの巨大な身体が二つに割れて崩れ落ちた。
「これでエレベーターが使えますね!」
僕は服についた汚れを払いながら、ようやく使えるようになったエレベーターを指差し言った。
「お前たち、どうだ?就職先に魔導機構なんか考えてみないか?今なら私が面倒をみてやるぞ」
突然のシンデレラさんのスカウト発言に、ベルさんが鋭い手刀でツッコミを入れる。
「スカウトするのはおやめなさい」
シンデレラさんは「ふごぉぉ!」と声を上げ、後ろに仰け反った。その様子に思わず僕は呆然とする。…この人たち、本当にあのキマイラをあんなに簡単に倒した人たちなのか?
「おぅれもがんばったのだ!」
ふと横を見ると、アルインの猛烈なアタックに圧倒されているモナークがいる
「すごかったココ...」と頷くモナーク。頑張れ、僕の星獣!
そのとき、不意に顔にぐにゅっと柔らかい感触が押し付けられる。その感触の正体はハンカチで僕の顔を拭いてくれるルナ先輩だった。
「ジョンもよく頑張ったね」と優しく言ってくれた。
「ルナ先輩こそ、凄かったですよ」
「フフ、ありがとう」
その柔らかな笑顔に心が溶けるようで、あぁ…可愛いなぁ…と、ふわふわした気分に包まれる。
「いつまでイチャイチャしてるんだ、行くぞ」
「は、は〜い!」
僕たちはキマイラを倒し、エレベーターに乗り込んだ。
[おまけ]
「ジョン・ミラーのなんでもお応えしますのコーナー第2弾!!パフパフパフ〜」
「なにがパフパフだ」
「シンデレラさんまだ喋ったらダメですよ」
「うるさいイチイチ指図するな今回はこの私が...」
「はいはい静かになさってね」
デュクシ!
「ふごぉぉ!」
「今回はこのベルが特別に魔導機構について説明して差し上げますわ!」
「魔導機構」は、魔法に関わるあらゆる知識や技術を管理・統制するために設立された、強大で秘密主義的な組織です。その使命は、魔法の秩序を維持し、人々を魔法に関する脅威から守ることにあります。魔導機構は世界中の魔法使いや魔法技術を監視し、危険な魔法や魔法犯罪の発生を防ぐための対策を講じるとともに、許可された魔法使いに対してのみ安全な魔法技術の提供や教育を行います。組織は厳格な階級制度と秘密主義を貫いており、一般人にはその詳細はほとんど知られていません。
「そうわたくし達は特別なのです!」
魔導機構は主に3つの役割を担っています。
1. 治安維持部門:
主に魔法による犯罪の取り締まりや、危険な魔法使いの監視・捕縛を行う部門です。この部門に所属するエージェントたちは、組織内でも最も戦闘能力が高く、特殊な魔法のスキルを持つ者ばかりです。特に重要で危険な任務を任されるのが「S級エージェント」で、国家規模の脅威に対する対応や、魔法の力を悪用する者の追跡を担っています。
「ここテストに出ますわよ!」
2. 技術開発部門:
魔法技術の開発・研究を行う部門で、魔法の基礎理論から新たな魔法装備や魔導技術の開発を担当します。この部門では、魔法による新しい武器や防具、道具などの開発も行われており、治安維持部門のエージェントたちに提供される。また、危険な魔法の封印や禁断の呪文の管理なども行い、魔法の力が不正に使用されないように管理しています。
「エンチャントレルム魔法学校と連携して行っていることはここだけの秘密ですわ♡」
3. 情報部門:
世界中の魔法的な情報収集や監視を担当する部門です。魔法の逸脱行為や危険な組織の活動をいち早く察知するために、独自の情報網を持ち、密かに行動します。情報部門のメンバーは、諜報やスパイ活動に長け、任務の中で変装や隠密行動も得意としています。
階級と組織の構造
魔導機構は、頂点に立つ「大導師」によって指導され、下には各部門を統括する「高等導師」がいます。大導師は、組織全体の方向性や方針を決定し、その権限は絶対です。次に位置するのがS級エージェントで、戦闘と護衛のエキスパートとして、特に重要な任務を任されます。また、一般のエージェントや研究者もおり、階級ごとに明確な役割と責任が与えられています。
制服と装備
魔導機構の制服は、深い藍色を基調とし、銀色や金色の装飾が施されています。階級に応じて制服のデザインが異なり、特にS級エージェントには金色のラインが加えられ、独自のバッジが授与されます。バッジには魔法の円環と古代ルーンが刻まれており、組織の一員としての証であり、特殊な結界の力を持つと言われています。
組織の存在意義と影響
魔導機構は、魔法の知識を独占し、秩序を保つことで人々の生活を守っていますが、その強大な力ゆえに、一般人には恐れられ、同時に尊敬の対象でもあります。組織の意向に逆らうことは許されず、魔導機構の秩序を乱す者は厳格に取り締まられます。そのため、彼らの支配を疑問視する者もいますが、組織の暗部は固く秘匿されており、真実に近づける者は少ないのです。
「魔導機構がある限り世界は平和ですのよ!」
「だったら僕達学生に任すんじゃなくてそちらで魔王の復活も止めてよ〜」
「なのだ..」
次回![第六十一話、実は僕達一度もXXXしてないんです...]
第六十話を読んでくださったそこのアナタ!
次回も読んでくれると嬉しいです(。•̀ᴗ-)✧




