[第五十八話、ONLY WE CAN GET IT RIGHT]
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「一回ぐらい、いいだろ?お前を殺して犯すわけでもないし」
ガストンが吐き捨てるように言いながら、ローザの服を荒々しく引き裂いた。
「嫌!離して!」
必死に抵抗するローザ。その瞬間ゴン!と鈍い音共にガストンが白目をむいてその場に倒れ込んだ。
「大丈夫ですか、ローザさん」
思いっきり頭部を殴り気絶させたのはユウマだった
「ボーイ…」
「むっかー!この男、ローザによくもこんなことを!ざます!ざます!」
後ろ足で気絶しているガストンの顔を怒りに任せて蹴り飛ばすティア。
「お師匠、大丈夫ルー?」
「ええ、大丈夫よ、ありがとう」
ユウマは自分の上着をローザにかけ、急いだ様子で言う。
「ローザさん、大変なんです!お母さんとお父さんが…」
「二人がどうかしたの?」
慌てるローザに、ユウマは今までに起きたことを全て話した。
「パパが…そんな酷いことを…」
「ローザ」
沈み込むローザに、ティアがすり寄る。
「まだ気持ちの整理がついてないと思いますが、急いで二人を助けないとどちらも…それにガイ先生まで危ないです」
目の前が真っ暗になるとは、このことだろうか。愛していた両親が、背を向けたくなるようなことをしていたなんて…。今まで敵視していた彼らに、どう顔向けすればいいのか分からない。ただ、両親への失望と怒りが込み上げてくる。
立ち上がろうとするが、うまく力が入らず、その場に倒れこんでしまった。
「ローザさん!」
ユウマが慌てて支え、ローザを抱き起こす。
「ローザさん!しっかりしてください!このままだと、本当にみんなが死んじゃいますよ!?」
「そ、そうね…ガイ先生が頑張ってくれているもの…行きましょう」
「テディ・インパクト!!」ガイが放つ声と共に、空間から現れた小さなテディベアたちが一斉に突進し、ロボットに強烈な衝撃を与えた。可愛らしい見た目に反して、ロボットは大きくよろけ、機械のきしむ音を響かせる。だが、すぐに体勢を立て直し、ガイに鋭い視線を向け再び襲いかかる。
「くっ…こいつ、タフだな!」ガイも手にしているテディベアを一瞬構えた後、バコーン!と一撃を叩き込む。
アラビア三姉妹の次女、ナディアが、冷ややかな笑みを浮かべながらチャクラムを取り出し、モルテに向かって静かに構えた。
「これで、なにもかもおしまい。バイバイ、おじさん。」
その言葉にモルテは苦しそうに息を整え、身を縮めるようにして身構える。
だがその瞬間、風を切る音と共に金属の輝きが視界に飛び込む。次の瞬間、華麗な脚技が炸裂し、ナディアの攻撃を阻むように、彼女を弾き飛ばす存在がそこにいた。
「大丈夫、パパ!?」
ローザの声に、モルテはその凛とした姿を見つめ、息も絶え絶えにうなずく「...ローザ、頼む、助けてくれ!」
父の叫びに、ローザは唇を強く結び、 奥歯を噛みしめた。「全部聞いたわ... パパとママがしてきたこと...」一瞬言葉に詰まるも、視線を逸らさずに続けた。「正直、パパとママを助けようか迷ったわ。だけど...だけど、あなたたちは私にとって世界で唯一無二の存在だから...」
その言葉に、ローザの目には涙が浮かび、頬を伝ってこぼれ落ちる。モルテも同じく涙を流し、娘の存在に背負った罪の重さを噛みしめるように、やがて地面に膝をつき、深々と頭を下げた。「... すまない、本当にすまない...」
その姿を見つめながら、ナディアが荒い息を吐きガレキの山から立ち上がり、目を見開いて声を荒げる。
「世界で唯一無二...? ふざけない で!!だったら私たちのお母さんも返してよおおおおお!!」
叫びを上げるナディアが、目の前のロ ーザに向かって突進する。「うおおおおお!!」
一気に戦闘態勢に入るローザ。ナディアの手には鋭く光るチャクラムが握られ、目には憎悪の炎が宿っている。続くように、サミラは不穏な音色を響かせる笛を構え、アリヤはサーベルを手に、戦場の空気が一気に張り詰めた。
「Are you ready for this?...」 ローザが小さくつぶやくと、彼女の足元に熱を帯びた魔力が集まり、脚にまとった金属の鎧が赤く熱せられる。次の瞬間、ローザは一閃の如く跳び、ナディアの放つチャクラムを巧みに受け流しながら一撃を加える。しかし、ナディアもすぐさま反応し、チャクラムを駆使して絶妙なタイミングで回避、二人の攻防が激しさを増していく。
隙を見て、サミラが不気味な笛の音色を響かせると、ローザの動きが一瞬鈍る。その隙を狙い、アリヤがサーベルを振り下ろし、ローザはギリギリでこ れを受け止めたものの、衝撃にわずかに体勢を崩す。
「Not yet...!」ローザが再び脚技を駆使し、サミラの方に回し蹴りを放った。しかし、三姉妹は息ぴったりに息を合わせ、サミラがかわすとナディアがチャクラムで鋭い攻撃を繰り出し、アリヤも後ろから迫る。
熱を帯びた鎧で次々と攻撃を繰り出すが、三方向からの連携攻撃に次第に追い詰められていく。一撃が入るたびに反撃を試みるも、三姉妹の連携が徐々にローザを圧倒していく。
「ホッパー、俺たちもやるぞ!」
「ルー!」
ユウマは渾身の一撃をアリヤにぶつけようとするが、アリヤはヒョイと身をかわして冷笑を浮かべ、「そんな攻撃で私を殺せると思ったの?死ねぇぇ!」サーベルをユウマの胸に突き刺そうとする。
「はぁ!」その瞬間、ローザがすかさずアリヤのサーベルを一撃で叩き落とし、武器を彼女から離した。
「助かりました!」
「"Stay focused!"」
ホッパーとティアがサミラに向かって突進する。ホッパーはホッパーパンチをティアはスーパービューティーキック!と叫び、サミラに猛攻をかける。
「…っかは!」
サミラが悲痛な声を上げ、吹き飛ばされてしまう。
押していたはずの状況に、ナディアはさらに絶叫し、再度ロボットに指を指す。「もっともっと!闇の力をお前にぃぃぃ!」
ナディアの言葉に反応し、ロボットに邪悪な力が増していく。戦っていたガイをあっさりと吹き飛ばし、ロボットは再びローザに向けてビームを放つ。
咄嗟にユウマは「スチールバリア!」と唱え、猛烈な攻撃を防いだ。倒れているガイの元へ、ローザが駆け寄る。
「先生!大丈夫ですか!?」
「大丈夫…大丈夫…それより、早く誰か呼ぶ…」
ガイは言葉を言い終わる前に気絶してしまった。
「先生!先生!」と、ローザは必死に呼びかけ続ける。ふと、自分の手に血が付いていることに気づいた。「先生…血が…」頭部から流血しているガイを優しくその場に置く。
「ローザさん!ガイ先生は無事ですか!?」
「大丈夫、気絶しているだけよ…それより、あのロボットをどう倒そうかしら?それに、あれはママなのよね?」
「はい、ですがロボットの方は戦闘不能にすれば魔法は解けます…だけど、アイツら今回は逃げようとしないところを見ると本気なのか…」
「ユウマ、お願いがあるの。」
ローザは決意に満ちた目でユウマを見る。
「土煙で前が見えないわね。」
サミラが笛を吹き、衝撃で煙をどこかへと吹き飛ばした。
「なーんだ、1人死んでるんじゃん♪お前たちもすぐあの世に送ってあげるよ!」
ナディアが手に持っているチャクラムを投げつける
その時、ティアが全身に力を込め、炎の障壁を作り出した。ティアの力を増幅させるように、ホッパーもティアの身体に触り、『ホッパーエネルギー』と呟いて魔力を送る。
「ローザさん、本気でやるんですね…」
「ええ、ユウマの力が必要なの。」
「わかりました。」
ユウマとローザは、熱い炎の中で手を握り合い、契約の準備を始める。「我が魂と汝の魂を繋ぎ、共に歩む力を授けよ。この契約により、我らの魔力は一つとなり、限りなき力を発揮せん。」
ローザが手際よく呪文を唱えると、足元に魔法陣が現れた。
「久しぶりの契約だわ。」
「へ?それってどういう意味っすか?ローザさん、過去に契約してたんですか…?」
「3年生だもの、契約の1人や2人あってもおかしくないでしょ。」イタズラに微笑むローザ。
「では、魔力供給の場所はどこに?」
「そうね…」ローザは少し艶のある顔でユウマにひざまずくように促し、足を前に出して言った。「私の太ももに魔力を挿れてもらおうかしら?」
ユウマは何も言わず、彼女の真剣な眼差しを受け止める。心臓が高鳴り、存在が一層近くに感じられた。
ユウマはローザの太ももに口づけをする、彼女の体温が伝わり、まるで互いの心が一つに溶け合うかのようだった。
(ボーイの凄い..♡ダメ...イ..♡)
その瞬間、二人の間に流れる魔力が渦を巻き、炎の壁がより強く燃え上がる。心と心が結びつき、強大な力が生まれようとしていた。二人の絆が熱く、さらに深いものとなった
「まさかアイツら、こんなときに…」ナディアは周囲を見回し、炎の障壁にチャクラムを何度も投げつけるが、全く壊れる気配がない。契約が完了したのか、光が静まり返る。
久々に他人の魔力を感じたローザは、思わず足を動かした。「あの人とはまた違う魔力ね。ボーイも意外とプレイボーイね。」
「ちょ!それ、どういう意味っすか!?」
「私を含めて5人の女の子と契約してるなんて、こんな人初めて会うわ」
プププと手を口にやり、ニマニマと笑うローザ。
しかし、その他愛ない会話を遮るように、ティアが声を上げる。「お楽しみのところすまないざますけど!レディ達を倒すのが先ではないざます?」
「Shit!忘れるところだったわ…それじゃあ…It’s Show Time!」
ローザはティアに手をかざし、力強く呪文を唱えた。『星獣ティアよ、我の力を使い神獣に進化せよ!』
その瞬間、ティアの周りに燃え盛るような炎が彼女を包み込む。周囲の空気が震え、ティアは小さな羽を持ったポニーの姿から、次第に美しく気高いユニコーンへと変貌を遂げていく。
炎の中でティアの体が輝き、彼女の毛は白銀の光を放つ。小さな羽からは大きな羽に、優雅に広がっていく。羽は太陽の光を浴びるように輝き、まるで天空の星々が降り注いでいるかのようだった。ティアの目は光を宿し、彼女の存在感は圧倒的なものとなる。
「神獣ティア、ここに降臨するざます!」その声は、炎の熱を感じさせるほど力強く、同時に優雅さを兼ね備えていた。
美しいユニコーンとして目覚めたティアは、周囲を見回し、彼女の強大な力を証明するように空を舞った。
ナディアの憎しみに満ちた目が、ティアを見据えた。対抗するようにティアは呪文を唱える。「リバースラヴァフロー!」その声と共に、溶岩の流れが逆流し、地面が割れる。ナディアは思わず目を背けたくなるような恐ろしい光景を目の前に「こんなところで私はやられないぃぃぃ!」彼女は、引きずり込まれそうになる体を奮い立たせた。
その時、ロボットを操るサミラが指示を出し、ローザを狙わせようとしている。ユウマと神獣化したホッパーが駆け寄り、攻撃を阻止するために立ちはだかる。ロボットが極太ビームを放つが、ユウマは腕をクロスしてそれを防ぐ。ホッパーと息を合わせ、二人は「ダブルパンチ!」と叫びながら攻撃を繰り出す。
強靭なロボットもこの攻撃には耐えきれず、「ギギ…」という声を上げて、再起不能に陥った。ユウマはサミラに向かって荒々しく声をあげる。
「お前達のやっていることは間違っている!自分の家族の仕返しをしたってなんにも残らないぞ!」
ユウマの言葉に、サミラはしゃがれた声で反論する。
「アナタになにがわかるって言うのよ!綺麗事ばかり言わないで!!毎日ただ能天気に生きてるだけのくせに!」
手に持っていた笛でユウマに殴りかかるが、その手はあっさりとユウマに掴まれてしまう。
「俺は綺麗事だけの人間じゃないさ…ただお前達は魔王や他の闇の魔法使い達とは違って、まだ引き返せると思うから」
哀れな目で自分を見るユウマに、何も言い返せない
その瞬間、いつも冷静なアリヤが声を上げた。「サミラお姉ちゃん!ナディアお姉ちゃんが…魔力を解放しようとしてる!」
アリヤの言葉に、サミラは目線をナディアに向けた。ナディアは、ローザと神獣化したティアとの激しい戦闘で今にも倒れそうになっている。
だが、ナディアは意志を固め。「私には魔王様の力が残ってる!これでお前を!!」彼女はギリっと強く歯ぎしりをし、その口から血が流れ出す。
そしてナディアは詠唱を始めた。「魔王イクノシア様の力を宿し、私の力を解放せよ!」
その瞬間、ナディアは恐ろしい闇に包まれていく。周囲の光が徐々に消え、彼女の身体から発せられる魔力が渦を巻き、闇に飲み込まれた。ナディアの表情は変わり、憎しみと怒りがさらに増幅し、彼女はまるで魔王そのものになったかのように見えた。
「私は負けない…!」その叫びは、周囲の者たちに恐怖をもたらし、ナディアの姿は、まるで悪魔のような恐ろしい存在へと変貌していた。
「私を本気で殺ろうというのね…わかったわ、こちらも本気でいかせてもらうわよ。」ローザは、鎧をまとった足に力を込める。周囲の緊張が高まる中、少しの沈黙が続いた。やがて、その沈黙を破るように、両者が動き出した。
その瞬間、炎をまとった彼女の脚が、ナディアに向かって突進する。ナディアはその一撃を避けるべく、すかさず後方に跳び退くが、彼女の背後には壁が迫っている。
ナディアは瞬時に態勢を整え、長く伸びた爪を使って反撃を試みるために爪を振り下ろすが、ローザはそれを見事かわす
二人は互いに一歩も引かず、猛攻を繰り広げる。ナディアが魔弾を放つと、それをかわしたローザは、すかさず壁を使って反撃に転じる。ナディアが攻撃を繰り出した隙を突き、ローザは壁を蹴ってジャンプし、彼女の頭上から踵を叩き込む。
「うあっ!」ナディアは吹き飛ばされ、壁に衝突する。だが、すぐに立ち上がり、爪を研ぎ澄まし、再び攻撃を仕掛ける。
「私が負けるなんて、絶対にあり得ない!」
両者は決して諦めなかった。お互いの動きが速すぎて、まるで炎と闇が交錯する様相を呈していた。
ナディアは全力で最後の一撃を放とうとする。「死ねぇぇぇぇ!」彼女の爪が光り輝く。
しかし、ローザもその瞬間を見逃さない。彼女は力をため込み、全身の魔力を脚に集中させる。そして、彼女の脚が再び火を灯す。「バーニングブレイブキック!」
二人の技が激しくぶつかり合い、圧倒的な衝撃が辺りを包み込む。ナディアは一瞬、動きを止め、次の瞬間にはローザのキックが彼女の首を捉えた。
「これで終わりよ!」蹴りは正確に、そして残酷に的を捉えた。ゴキャァッ!!と轟音が響き渡った。皮膚が裂け、骨が弾ける音があたりに反響する瞬間、ナディアの首は信じられない角度でねじれ、顔がその場から剥ぎ取られるかのように浮かび上がる。内臓の破裂したような音さえ感じられ、血管が千切れ、筋肉が断裂する音が生々しく耳に届く。
ナディアの首が吹き飛び、残った体だけが静寂の中で横たわった。
ナディアの姿を見たサミラとアリヤは絶叫した。ふらついた足つきでナディアの頭を手に持ち、つくはずもない頭を何度もくっつけるようにサミラは大粒の涙を流しながら、笑顔でナディアを起こそうとする。「お姉ちゃんよ、ほら起きて!私の大事な…大事な…うわぁぁぁぁん!」彼女の声が高鳴り、悲しみが一気にあふれ出る。
アリヤも同じようにナディアの身体を強く抱きしめ、「ナディアお姉ちゃゃゃん!嫌だ!嫌だよ!死んじゃ嫌だよ!!」二人はナディアの死を受け入れらないでいる。
ユウマは、二人の元に駆け寄ろうとした瞬間、目の前に闇の空間が現れた。そこから現れたのは、大鎌を持ったダミアナだった。
咄嗟にホッパーがユウマの前に立ち、ダミアナの攻撃を受け流す。ダミアナはその反撃に舌打ちをし、なにも言わずサミラとアリヤの元へと近づく。
「帰りますわよ!」
「でも、ナディアちゃんが…ナディアちゃんが」とサミラが声を震わせるが、ダミアナは冷たく答えた。「戦いで死ぬなんてわかりきっていたことでしょう!?それを承知で魔王様についたのではなくて?ほら、二人ともさっさと立つのです!」
サミラとアリヤは泣き崩れるが、ダミアナはその二人を空間に放り込んだ後、鋭い目つきでユウマたちを睨んだ。「今度あったときは全員の首を切り落とす…大事な家族を殺したお返しに。」その言葉と共に、ダミアナは闇の中に消えていった。
その後警察が到着した
ローザさんのママもロボットから元に戻った
モルテさんは大量殺人の容疑で逮捕されることになった。
パトカーに乗る前モルテさんはローザさんに何度も何度も「すまなかった、許してくれ」と頭を下げた
「ロイヤルティアラカンパニーはどうなる予定なんですか?」
俺の質問にローザさんはなんだかすっきりとした顔でこう言った
「会社は倒産!また1から始めましょう!なんだってできるわ、今なら...」
「なんか今回の戦いは後味が悪いって言うかなんというか...」
「魔王の復活を止めるのに”死”は免れないものよ」
「そういうもんなんすかねー」
そこにやっとお目覚めのガイ先生が元気にこちらに手を振りながら近づいてきた
「おーい!ローザ!ユウマ!」
「ガイ先生//」
「ん?どした?ローザ顔が赤いぞ?」
「なんでもありません..」
「そうか、それより聞いたぞお前達、敵を倒したんだってな!やるじゃないか!」
流石は俺の生徒だとローザさんの頭をクシャクシャと撫でていると心配そうに駆けつけたオリビア先生が現れた
「みんなー!大丈夫ー!?」
「オリビア先生!」
犬のようにワンワンと嬉しそうにオリビア先生に駆け寄り仲睦まじく話している二人をみてローザさんは少し悲しそうな顔した。
ガイ先生はこの後病院で更に詳しく診てもらうためにオリビア先生とさっそうと車に乗って走り去っていってしまう。
「私の恋も今日で終わりね」
ポツリと呟いたローザさんの肩を掴むと
「ローザさんは綺麗で面白くて情熱的な人なんだから、恋なんて向こうからまたやってきますよ!」
「ボーイ...」
あれ?ローザさんの目に涙が..もしかして俺傷つけてしまったか?面白いが余計だったかな...
「恋はもうやってきたわ.."It's you, Yuuma"」
なんでそうなるんやぁぁぁぁ!
[おまけ]
「サミラおねえたんがつくる宝石ってきれえー」
キラキラと大きな目で宝石を見る幼いナディア
「とても綺麗な琥珀でしょ?これはナディアに」
サミラから手渡された光輝く琥珀を手にとると満面の笑みで「ありがとう!サミラおねえたん!」と言った後に抱きつくナディア
「そしてこのガーネットはアリヤちゃんに」
まだ話すこともままならないアリヤだがサミラからのプレゼントが嬉しいようだ
「じゃあ!サミラおねえたんにはナディアとアリヤから!」
ナディアがゴソゴソとポケットを探り取り出したのはいびつな形だが綺麗な深緑色のエメラルド
「ナディアとアリヤで作ったの!大事にしてね」
「うん、いつまでも大事にするわ..ずっと3人一緒よ」
次回![第五十九話、僕の彼女は最強です]
第五十八話を読んでくださったそこのアナタ!
次回も読んでくれると嬉しいです(。•̀ᴗ-)✧




