11 友達とファミレス
「ほんと?!!ほんとにいいの?!!!」
「あ、うん。」
「やった!!!」
大袈裟だって。
「あ、じゃ、じゃあ、これからファミレス行かない?」
「ファミレス?何しに?」
「横峯君の事、聞きたい!!!」
「ちょ、声が大きいって。」
「あ、ごめん。あの、ダメ?」
「いや、別にいいけど……。大して面白い話じゃないよ?」
「いいの!知りたいの!」
「わ、わかったって。」
そうして山野さんとファミレスへ。
飲み物と、ちょっと摘めるものを注文した。
それから、僕の中学時代の経験したことを話した。
山野さんは愕然としていた。
「え、じゃ、じゃあ、私のした事で起きた事って……。」
「まあ、中学時代と似てるね。」
「そ、そんな……。」
「まあ、中学時代はその子も僕の敵側になったから、そこは違うかも。」
「で、でも……。」
「大体そんな感じかな。」
「あ、ご、ごめんなさい!!ほんとに私……。」
「もういいって。まあ、最初の頃の山野さんの印象は最悪だったけどね。」
「う……。そ、そうだよね。」
「まあでも、僕の敵には回らなかったでしょ?」
「それは……そうだけど……。」
「もう謝ってくれたし、もういいって。」
「……ありがと。」
「はいはい。それで、友達ってことだけど、僕は随分友達居ない期間が長かったから、どうしていいかわかんないんだよね。」
「?どうしていいかわかんないって?」
「だから、友達ってどうするの?」
「どうするって……。学校でお話したり、放課後遊びに行ったり、休みの日に一緒に遊びに行ったり、勉強したりとか?」
「ふーん、結構大変なんだ?」
「大変かなあ?楽しいと思うよ?」
「どうだろう……。」
「あんまり干渉されたくないとかだったら、一緒に遊びに行ったりとかはしなくてもいいと思うよ?」
「そんなもんなの?」
「そうだよ。友達の嫌がることはしたくないし。」
「へえ。なら僕は、静かに小説を読んだり、ゲームしたり、とかが良いな。」
「そう?なら私も一緒でもいい?」
「うん、まあ、いいかな。あ!小説の感想を言うのは楽しかったかも!」
「ほんと?私も楽しかった!」
「うん、なんとなくわかって来たかも。」
「そうだね、私もわかって来たかも。私は横峯君と一緒なら大丈夫だよ。」
「あ、そ、そう?」
「うん。今も楽しいし!」
け、結構ストレートに伝えてくるんだね。
うん、まあ、悪くはない、かな。
じゃあ、友達の為に動くとしますか。




