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玄武エリア2

ぜひよんでください。

　さてさて、どうしたものか。試練は一撃を耐えるという簡単なものだが、相手は神の使いである玄武だ。耐えられるのか？

　自分の防御手段としては、魔力纏いで身体強化を高める方法だが、これだけじゃ耐えきるとは思えないんだよな。だが、他に防御手段はない、攻撃が最大の防御だと思ってるから防御に着眼してこなかったから。さてさてどうしたものか。

　『まだかのー？まだかのー？』

　髭をさすりながら急かしてくる。

　いつのまにか、爺さんの姿に戻っていた。人間の姿のほうが楽なのか？

　数分考えたが、やはり魔力纏いしかできそうにないな。属性はどうしよう。無属性じゃ耐えきるか不安だし。回避はできないから雷はなし。あとあるのは、火　水　風　土　闇　光　氷　嵐　黒火　白火　10種

　スキル詳細を確認すると、それぞれの魔力纏いによる付与効果は火　黒火　白火　氷　闇　火　が火傷や凍傷などの状態異常をもたらすもの　風　嵐が追加ダメージ　水が受け流し　土がダメージの身代わりだ。

　そうなると、使えるのは水と土か。受け流しか身代わりか…………いっそのこと両方つかうか。

　「用意できました。」

　『やっとできたかー。まちくたびれたぞー。』

　「すいません、ではおねがいします。」

　『おっほっほほ、ではではいくぞ』

　本来の姿に戻り　魔力を込め始めた。膨大の魔力に空気が変わった、肌がビリビリとする。逃げ出したいほどだ。

　こちらも防御の準備を行わないと。[魔力纏い:土:100%][魔力纏い(武器):水:100%][二刀流の構え]

　不知火　雷切りを抜き構え準備完了。

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