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D.S.O~develop Skill Online~  作者: なかなかな
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新たな町へ行く前の修行

ぜひ。よんでください

 後半の砂漠地帯を進む。酒呑童子の力を見るために戦闘は全部任せようとおもったが、酒呑童子が刀の訓練をしてくれることになった。

 ただ、訓練っていっても型を教えてくれるとかではなく、ただただ、魔物を切りまくれっていうものだ。しかも、一撃で倒さないといけない。魔物に対し入れていいのは一撃のみ!一撃で倒せなかった場合酒呑童子が倒すとの事だ。

 どんな意味があるのかはわからないが、とりあえずやっていく。

 酒呑童子は地中に隠れてる砂さそりを上手く一匹ずつ空中に放り出してくれる。それを刀で切る。しかし、一撃で倒しきれない。酒呑童子が刀を振るうと光となって消える。

 何度も何度も繰り返しおこなうが、なかなか一撃で倒す事ができない。

 魔物を鑑定しステータスを見るが、決して一撃でたおせない相手ではない。

 「酒呑童子、どうやったら一撃でたおせるんだ?」

 「それを考えるのが修行だ。ま、一つヒントをやろう。刀と剣の違いを考えてみろ。」

 「刀と剣のちがい?」

 たしか、剣は両刃で突くことが主としており、刀は片刃で切るを主にしているはず、だから俺もずっと切る事を優先して刀を振っている。ただ振るだけじゃだめってことか。………………

 「酒呑童子、次一撃で仕留めれなくても撃破しないで動きを封じるだけにしてくれないか?」

 「………笑 いいぞ。」一瞬笑みをこぼしたように見えたがきのせいか?

 「ありがと」

 砂さそりが宙を舞う。同じように刀を振るう。同じように一撃で倒せなかった。

 「[五芒星の呪縛]」五芒星の力で動きを封じる。

 

 酒呑童子が止めてる間に、砂さそりについた刀傷を確認する。刀傷は胴体についてるが、表面だけで、内部には全く到達してない。これでは一撃で倒せないのもしかたない。それに砂さそりの胴体はかなり固かった。切る事が主な刀じゃ内部まで切るのは難しいだろ。しかも今使ってる刀は自分の刀ではなく、酒呑童子に渡された初心者用形刀だ。雷切を使おうとしたら、修行にならんといって取り上げらた。

 酒呑童子が仕留めるときは、バッサリ真っ二つに切れていたんだよな。酒呑童子も初心者用の刀使ってるのに…………


砂さそりの至る所を触りまくった。…………なるほどわかったかも。動きを封じられてる砂さそりを仕留め

 「酒呑童子次たのむ!」

 「あいよ!笑」

 次の砂さそりが宙を舞う!

 さそりの間接部分に狙いをさだめる。

 「そこだ!」間接に見事入り一刀両断した。

 「よっしゃーーーー!!!一撃で倒したぞ。」

 「やっと倒したな。倒すまでに20体かかったか、まあまあだな。」

 「あはは。」

 「頭が切れるやつなのかと思ってたが、そういうわけではないみたいだな。数をこなして身につけるタイプって感じか。」

 「そうなんですかねー。酒呑童子がいうならそうかもね」

 自分で頭の良さなんて判るもんではないよな、他人に言われて自覚していくものだ。


 「さ、どんどんいくぞ、まだまだスタートにたっただけだ。一撃で100体たおせ!」


 ピコーン

 "職業獲得クエスト:[侍]が発生しました。[一撃で100体連続でたおせ]" 


 訓練をすれば、月花みたいにいつの間にか獲得するだろうと考えていたが、クエストになるとは………。ま、獲得できるならなんでもいいか。


 ~数分後~

 無事に100体連続で倒せる事ができ、職業[侍]を獲得した。すべてね刀が装備可能になり補正もついた、あと覚えたのは基本動作である[袈裟斬り]のみ。

 「ありがと、酒呑童子」

 「何をいってる?まだこれからだぞ?」

 「え?でも刀使えるようになったけど?」

 「貴様は二刀流だろ?今覚えたのは一刀流だぞ。だから一本しか装備できんぞ。」

 「あ、そうだった。」

 「本当、所々ぬけてるよな。」

 「あはは。」 

 「さ、次のステップにいくぞ!!」


 ピコーン

 "スキル[二刀流]獲得クエストが発生しました。[利き腕と逆腕で100体一撃で倒せ]" 


 次のクエストが発生した。

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