クエスト一部完了
ぜひよんでください
報告をしにキングのところに戻ってきた。
「とりあえず、侵入者は倒してしました。それで、わかったことなんですが、あれはカエルではなく、死神の使いっていう魔物でした。」
侵入者との戦闘をこと細かく説明した。
『ありがと。水晶でみていた。死神の使いか。初めてきく魔物だフシュー。カエル共をおそってるのもそいつの可能性が高いかもな。フシュー』
「多分そうじゃないかとぉもいます。死神の使いの特性として、対峙する相手の尊敬するものに変化し油断を誘うみたいです。」
『なるほど、では今回のは一旦カエルに対峙してからここに来たってことだな。フシュー』
「えー。洞窟前に自分を案内してくれた、フライカエルがいたはずですから。」
『なるほどフシュー。』
「それから、これは推測なんですが、この死神の使いを操ってるのは、人だとおもいます。」
『どういうことだ?フシュー』
「さっきいった通り死神の使いは尊敬や憧れてるものに変化します。つまり、自分より上位の存在に変化するんです。しかし、人には尊敬する人はいますが上位種はないんです。なので、今回死神の使いは自分と対峙したときに変化しないで元の姿であろう形になったんだとおもいます。そこで、考えられるのが、魔物殺しの特性をもった魔物でかつテイマーに使役された従魔か召喚士に召喚された魔物なんじゃないかとおもいます。」
『なるほど、それなら納得がいくな。フシュー。人の子よどうかこの事をトノサマカエルらに伝えてくれないか?』
「あー、わかった。ただいいのか?俺も同じ人だぞ?」
『問題ない。そなたの行動とお主の従魔みていれば、人柄はわかる。人は魔物を狩っている事ももちろん知っておるし、それは自然の理に反しているわけではない。今回の騒動で無闇に人を襲うつもりも我にはない。ま、仲間が殺られたらやり返すがな。フシュー』
「そうか。わかった。ではトノサマにも伝えとく。」
『お願いする。この水晶の映像をみせればわかってくれるだろう。フシュー。』
水晶をあずかり、立ち去ろうとする。
『まて、もう1つわたすのをわすれていた。これは今回の報酬だ。』
ピコーン。
"クエストを完了しました。報酬[スネークアイ]を獲得しました。"
"ストーリーが進行可能になりました。"
※[スネークアイ]:蛇の目のような模様のある宝玉。友好の証。仙人になるための道を示す重要アイテム。
仙人か、あるんだな。
「ありがと。ではそろそろいきます。トノサマのほうにも早く伝えたがいいだろうし。」
『フシュー。よろしく頼む』
キングと別れを告げ洞窟をあとにする。入口には案内してくれたフライカエルがいた。死神の使いに殺られたかと思っていたが無事だったようだ。
フライカエルの案内で戻ってき、トノサマに起きたことを水晶の映像を見せながら説明した。
「………っていうことだ。なので十分に気をつけてくれ、見分ける方法は体を靄が纏ってるかいないかの違いだ。」
『わかったゲコ。仲間には伝えとくゲコ。今回はありがとゲコ。無駄に戦いをして仲間の死を増やすとこだったゲコ』
「こちらも、無事に終わってホッとしている。トノサマやキングに勝てる気がまったくしてなかったからな。」
『ゲコゲコゲコ!さすが、天狐の眷族を従魔にしてることはある。自分の力量をわきまえてるゲコね。』
「無謀に戦うのは性にあわないんでね。」
『ゲコゲコゲコ。お主ならこれを渡しても問題ないゲコね』
ピコーン。
"クエストを完了しました。ス報酬[カエルの数珠]を獲得しました。"
"ストーリーが進行可能になりました。"
※[カエルの数珠]:カエルの長がつけている数珠。友好の証。仙人になるための道を示す重要アイテム
「ありがと。」
『これをある場所にもっていくと、新たな力を得る試練を受けれるゲコ。』
「場所はおしえてくれないのか?」
『探すのも試練の一つだゲコ。一つヒントいうなら、お主の従魔をしっかり育てる事ゲコ。』
「月花をね…………さっき天狐の眷族とかいってたし関係あるのか?」
『ゲコゲコゲコ。ま、そういうことゲコ。お主には期待してるゲコ。頑張ってゲコ』
「あー。じゃ、おれはこれで。」
トノサマカエルと別れをつげて出発する。縄張りの外までフライカエルが案内してくれた。
縄張りを抜けたらに村へと続く道にでた。休むため。足早に村へてむかう。
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