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D.S.O~develop Skill Online~  作者: なかなかな
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ストーリークエスト

ぜひよんでください

 蛇達が住みかである洞窟内は薄暗いので、火球を出してもらい灯り変わりにして歩いている。蛇達が襲ってくるんじゃないかと警戒してたが、今のところその気配はない。


 数分洞窟内あるくて、広い空間についた。するとかべについている燭台に火が灯り。奥から大蛇が姿をあらわした。

 "キングヴァンパイアスネーク レベル???"

『人の子よ。ここに何用だ?フシュー ここは我らの縄張りだ。シュー』

「トノサマカエルの依頼でここに来ました。この手紙を渡してくれと」

『どれ、みせてみろ。……………………たしかにこれはあやつからのものだな。だが、この襲われている、縄張りをこれ以上荒らすと制裁を加えるとはどういうことだ?見に覚えがないんだが。』

「トノサマカエルの話によると、最近仲間のカエルらが次々に殺られてるそうだ。縄張り近くで天敵になるのは蛇共しかいないという話です。」

『なるほど、たしかにカエル共の天敵ではあるが、ルールでお互いに侵略しないことになっておる。フシュー』

『それに、この洞窟の入口の二対の彫刻の周囲には魔力感知がついておる。敵仲間に関わらず反応し我の住まう部屋に知らせられる仕組みじゃ。フシュー お主がここまでくる間に襲われなかったのも、魔力感知により、トノサマカエルの使いの魔力を感知したためだ。』

「あ、そういうことだったのか。っていうことは、最近仲間で外に出たものはいないと?」

『そういうことだ。それに我らの種の名前はヴァンパイアスネーク。日の光をきらう。』

「うーん、どうなってるんだ?日の光を嫌う者がわざわざ危険を犯してまで侵略するとは思わないし。逆にカエル共が天敵である蛇を怒らせるような嘘をつくとも考えにくい。うーん…………」

「蛇共のほうは最近変なことはおこってないのか?」 

『いや、おきてない。』

 まったく、真相がみえてこない。


 すると突如、奥からキングより小さな蛇がやってきて、なにかキングにつたえてる。

 "スネークヴァンパイア レベル15"


 『侵入者が現れたみたいだ。洞窟内の映像を出す。みるか?フシュー』

「あ、ぜひみせてくれ!」

  さっきやってきた蛇が水晶を用意し、キングが魔力を注ぐと映像がうつしだされた。そこに映ってたのはカエルだ。全員が黒く、からだの周りに靄を纏ってるようにみえる。湿地地帯では全くみかけなかったやつだ。

「あれは、カエルの仲間なのか?湿地地帯ではみなかったぞ?」

『いや、我にもわからぬ。フシュー 魔力もカエル共ともちがう。フシュー』

『人の子よ頼みがある。フシュー』


ピコーン

"シークレットクエストが更新されました。『キングヴァンパイアスネークの願いを聞こう』"

 

 更新ってことは、これストーリークエストか。


「頼みとは?」

『謎の侵入者を撃退してくれ。フシュー』

「わかった。巻き込む可能性があるから、一人でやるから、蛇共を近づけさせないでほしい。」

『わかった。つたえる。フシュー』

「では、いってくる。」


 討伐にむかう。映像により確認した数はやく20。整列して軍隊ような行進でむかってくる。槍をもって二足歩行のカエルとか奇妙なんだが。


 さて、まずは[気配遮断]。壁に寄り添い待機。魔物鑑定の範囲にはいったので、鑑定をおこなう。

 "近衛カエル??? レベル10?? "


 名前の後ろに???がついてるのはどういうことだ?しかも魔物の説明文がでない。……………もしかすると。


 気配遮断をとき、近衛カエル???の前に姿をあらわす。


 すると、近衛カエルたちはピタリととまり、からだの靄が体をつつみ、変化する。……………が形が定まらない様子。よく分からないのでもう一度魔物鑑定する。

 "死神のつかい レベル15 黒い靄でできており実態がない 対峙するものの尊敬するものに体を変化油断させる"


 なるほど、洞窟に入る前に近衛カエルに憧れてるカエルに遭遇したんだな。そして俺に会うまでは誰にもあってないのでカエルのままだったって事か。そして俺に会ったが俺の尊敬してる人になろうとしたが、なれなかったってとこだな。プレーヤーが尊敬する人なんてゲームのデータに再現できないだろうからな。著作権とか色々な問題で。多分あれは、テイマーや召喚士が苦戦する相手なんだろう。俺は月花がいるが、基本職はテイマーではないからな。


 とりあえず、さっさと片付けよう。あいつらは靄だからな。じったいがない気体だ。[水魔法:ウォーターボール][魔力操作] 魔力操作で水の温度を氷点下にし死神の使いに当てた。あたった所から水は凍っていき死神の使いを氷づけにした。


ピコーン。

 "氷魔法を習得しました。"

 さっきの技で氷魔法を習得できたようだ。


 さて、氷った死神の使いをかたづけないと。刀をぬく。今回使うのは雷切だ。刀の訓練をかねて振るう。何度も何度も、散り散りになるまで。


 ピコーン。

 "死神の使いが撃退されました。シークレットクエストが進行可能になります。"


 やっと、たおしたみたいだな。刀のいい訓練になったな。さー報告にキングのところに戻ろう


気に入ってくれたら、評価&ブックマークおねがいします。



『異世界にいって、テイマーとしてすごす』のほうもぜひ

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