ちょろ精
目をあけると、小さな妖精があらわれた。
「D.S.O~develop develop online~にようこそ。私はチュートリアルまでを担当するAI妖精のリーンだよ。よろしくね。」
西「あーよろしく」
淡々に対応する。
「反応薄いねーだめだぞ、私たちAIも感情もってるし、好感度設定もあるからちゃんと接しないと痛い目あうぞ。」
さらっと重要な事いってるが大丈夫なのだろうか?この妖精ちょろいかも。
「好感度下がるとどうなるんだ?」
「スキルを伝授してもらえなかったりーー割引してなかったり色々。」
聞いてないことも次々にはなす妖精リーン。
なるほど、なるほど逆に上がると良いことばっかりおこるわけだ。メモメモ。
「色々ありがと、ちょろ精さん 笑笑」
メモとってる姿を見たリーンは、あっという表情になって
「あーあーあー、いまのなしなし、きかなかったことにしてーーーーーーーーーー泣」
「もーおそい。言質いただきました。」
うなだれる妖精………………
5分後
「そろそろすすめてくれないか?」
いっこうに立ち直らないリーンに声をかける
「はいはい、わかりましたよ、進めればいいんでしょ?」
完全に拗ねたリーンはテンション低いままキャラメイクの説明をはじめるのであった。