ユニーク
~6階層~9階層~
6階層、7階層は草原フィールド。
モンスターは『キックファイターラビット』『ボクサーラビット』『ランサーラビット』『バックラーラビット』『ラビット剣士』『ハンマーラビット』などなど。近接職業を身につけたうさぎ達のフィールドみたいだ。
今までのフィールドと同様に駆け回って攻略しようとおもったが、6階層に降り立ったとたん、運悪くうさぎの群れと鉢合わせしてしまった。
『キックファイターラビット:レベル10』×3
『ボクサーラビット:レベル10』×4があらわれた。
二足歩行で構え、臨戦体制をとっている。襲ってくる気配はない。こちらが準備を整えるのをまってるかのよう。
待ってくれるなら甘えて準備させてもらおう。あちらは素手ならこちらも素手でお相手しよう。
[魔力纏い:20%]魔力まとい身体強化し、構える
ヒューーーー 風の音が聞こえる中両者はにらみあっている。
カサ、草を掻き分ける音がしたとともに、両者がうごく。
まず、キックファイターが先手をうってきた。3体同時に跳び蹴りをかましてきた。オレンは身体強化した体でけとめ
「きかねーよ。くらえ魔力撃」
魔力をまとった拳で次々に粉砕していった。
キックファイターを倒して息つくまもなくボクサーに囲まれた。ボクサーは四方八方か同時にラビットパンチをくりだしてきた。
「ラビーーーーーー!!!」×4
とっさに下に潜り込みかわし足払いをする。
「くらえ、魔力撃」
倒れこんだボクサーに止めの一撃
ラビット達は光となってきえ・・・・・・・てない!?
光がひとつにあつまった。
ピコーン
”シークレットユニークモンスターの出現条件をみたしましたので、『チャンピオンラビット』が出現します”
”出現条件はボクサー及びキックファイターラビット完膚なきまま叩きのめすこと”
『チャンピオンラビット』:格闘技を極めたうさぎ
光がおさまりそこにはチャンピオンベルトをはめたうさぎがたっていた。
『チャンピオンラビット』レベル15
「ラーーーーービーーーーーー!!!!!!」
チャンピオンベルト天にかかげ雄叫びをあげる。
「これは、油断ならないな」
【魔力纏い:50%】【魔力纏い:雷:10%】
「先手必勝」
雷により肉体を活性化させ素早さをあげ、地面を蹴り、うさぎに強化した拳で一点突き
バシッ
音速にっ達するオレンの拳をいとも簡単にとめた。
「うそだろ。」
うさぎは拳をうけとめすぐさま逆手でラビットパンチを繰り出した
「いてーーー!?」
思いいっきりなぐりとばされてしまったが、魔力を纏っていたためHPが全損することはなかったが、残り3割まで減らされてしまった。
【光魔法:ヒール】 回復できた。
うさぎは余裕なのか、回復する間いっさい攻撃してこなかった。
「チャンピオンの余裕ってやつか、くそーむかつくな」
攻撃してこないなら、その間に策をかんがえなきゃな。
補則:イベント中はレベルが上がらない仕様となっているため、オレンのレベルは挑戦する前のままです




