表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女神に貰った解析スキルが最強だった  作者: 長雨 愁
第一章 魔法と武術 幼年期
6/16

第五話 魔法2

投稿が遅くなりすみませんでした。

自分でもここまで遅くなるとは思っておらず…

せっかくブックマークしてくれている人もいるのに…

ま、まぁ投稿不定期って書いてあるし大丈夫ですよね…ハハ(白眼)


次からはもっとはやくとうこうできるようにします


《…以上の称号を入手しました。》


…………………………………………………

脳内で響く声に対して唖然としている俺の顔をセレシア()が覗き込んでくる。


「それじゃあ、レインも、あの的に向かって、魔法を撃ってみましょう。」


「は………はい。分かりました。」

落ち着け……落ち着くんだ俺……まずは素数……はあんま覚えてないから円周率を数えよう…3.1415926535 8979323846 ………ってかすげぇなこれ、円周率スラスラ出てくるわ。

よし!ある程度落ち着いた。大丈夫!まださっきの称号がそこまで強いと決まったわけじゃない。そうだ、もしかしたら名前だけかっこいいゴミ称号かもしれないし!多分強いんだと思うけど…………

俺は的の正面、つまり先程までセレシアがいた場所まで歩き、見様見真似で呪文を詠唱する。


「すぅ…はぁ…。火よ『火球(ファイヤ)』」


するとバスケットボール大の火が的となる鉄製の鎧に向かって真っ直ぐと飛んでいき、的に触れると同時に小規模の爆発を起こした。


「「………………」」


俺とセレシアが唖然としている間に、鉄製の鎧は砕けてパラパラと音を立てて地面に落ちた。


「ねぇレイン。あなた今なんて言う魔法を使ったの?」


セレシアが、少し引きつった笑顔で聞いてくる。

俺には、


「『火球(ファイヤ)』です。…………多分」


そう答えることしか出来なかった。


「レイン。やっぱりあなた…………」


やはり今の魔法は異常なのだろう。この先でどんな事を言われるのかわからない。だがもし、どこかの研究所とかに連れていかれても、甘んじて受け容れるべきだろう。

続く言葉が怖くて耳を塞ぎたくなる。

だが覚悟を決めるしかないだろう。


「天才よ!」


俺は予想の斜め上の方向に逸れたセレシアの言葉に唖然とするしかなかった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「それで、レインが初級魔法の『火球』を1度で成功させた挙句、本来多少焦がす程度の初級魔法で鎧を破壊して見せたと……?」


庭で俺が魔法で鎧を破壊する事件が起きてから、数時間たった今俺たちは父の部屋に居た。


「まぁ取り敢えずレインの魔法についてはいいとしてセレシアは何故最初に使う魔法に火属性魔法を選んだんだ?」


「それは……レインに少しでも魔法に興味が湧くように派手なほうがいいかと思いまして……」


「もしそれでレインが制御を誤って庭の木や草に引火したらどうするつもりだったのだ……」


「うぅ……ごめんなさい」


「まあそれはもういい。問題はレインの方だ。」


ライゼン()が俺に向き直り、俺もしっかりとライゼンの顔を見つめる。


「レイン、はっきり言ってお前の魔法は異常だ。」


ライゼンがそう言って話を始める。


「普通はどれだけ魔力を操る才能があったとしても、魔法を使ったことのない人間が1度で魔法の発動に成功することなどない、それもまだお前ぐらいの年なら尚更だ。」


真剣な眼差しで話を続ける。


「…だがこの際それは置いておこう。もしかした俺が知らないだけでどこかにはそういう者もいるかもしれないし、俺も魔法専門じゃないからそれはセレシアの判断に任せる。」


「…………」


「だがな?、俺でもお前の魔法の威力がおかしいという事ぐらいはわかる。正直にお前は自分の魔法がおかしいということは分かっているのか?」


いくら手加減していただろうとはいえ、元プロの魔術師であるセレシアの魔法を超える威力の魔法を意識せずに撃てたのだ、やはりおかしいのだろう。


「はい、分かっています、お父様」


「そうかそれならいいんだ」


俺が答えると、にっこりと笑ってそう言った。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あれから3年がたった今、俺は木剣を構え、同じように構える父と向かい合っていた。



ようやく主人公に魔法を使わせることが出来ました、主人公の魔法の描写をどうするかに、一週間近くかけた気がします、それ以降はかなり簡単に掛けたのですが…


誤字脱字、違和感などのご指摘がございましたらコメントで教えて頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ