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女神に貰った解析スキルが最強だった  作者: 長雨 愁
第一章 魔法と武術 幼年期
5/16

第四話 魔法

投稿遅れてすみません。

ここから主人公強くなります



▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼


目を開けると、目が慣れていないせいか、朝日がとても眩しく感じる。どうやらもう朝なようだ。隣を見ると、誰も居ないためもう母や父は、起きているようだ。まだ眠いし、もうひと眠りしようかと思ったところで、母であるセレシアが入ってきた。


「おはようレイン、もう起きたのね。」


「おはようございます、おかあさま」


俺が挨拶をすると、セレシアは嬉しそうに微笑んだ。


「もうすぐ朝ご飯ができるから、早く行きましょうか。」


俺がその言葉に頷くと、セレシアは俺の手を取り歩き出した。




▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼



今日から魔法の練習をする訳なのだが、今まで、午前中に文字の勉強をしていた時間を無くして、魔術の練習に変えるようだ。

俺は母と一緒に庭に出る。


「それじゃあレイン、早速魔法の練習を始めましょうか。まずは魔法について説明しましょう。魔法というのは………」


セレシアの話を聞きながら、食事中に、「解析」に聞いたことを思い出す。

この世界の大気中には「魔素(マナ)」と呼ばれる物質が含まれていて、それが人間等の生物の呼吸によって体内に取り入れられると、魔力になる、そしてこの最大量等を表すのがステータスにある魔力欄である、そしてこの魔力を使って魔法を使用する事が出来る。


「そして、この魔法を使うために必要なのが魔法ごとに決まっている呪文(スペル)の『詠唱』と発動させる魔法に見合った量の魔力、そして属性ごとの魔法のスキルレベルよ。」


ここまでがこの世界の人々の認識なのだが、「解析」が調べた結果によると、これは大きな間違いらしい。


《はい、確かに大気中にある魔素等については大方あっていますが、魔法の発動の条件などはその殆どが違います。》


俺が「解析」からの返答を聞いていると、セレシアが家の裏にある倉庫の方に走って行った。どうやら魔法を当てる用の、的を持って来るらしい。


《実際は、魔法を使うのに呪文の詠唱は必要ありません。必要なのは、想像力です。》


というか、さっきからずっと思っていたんだが、「解析」なんか変わってないか?頭に響く声も心なしか少し変わった気がするし。


《現在、神域への接続中に見つけた、自我構築の魔法の使用準備状態に移行しているため、変化が生じていると思われます。それよりも説明の続きです。魔法というのはまず、魔力という、物質を変化させて、様々な現象を任意で起こすという物です。そのために魔力をどのように変化させるのかを考えるために想像力が必要なのです。そのため呪文というのは想像力が乏しい人でも簡単に使えるようにと、想像力の補助として開発したもので、時が経つにつれて、呪文を詠唱した方が、便利だということで呪文を使う魔法が主流になったため、いつの間にか、魔法に呪文の詠唱が必要なのが常識になってしまったのです》


そうだったのか……じゃあ他の人にその事を伝えたら皆詠唱無しで魔法が使えるようになるのか?


《それは無いでしょう。現在の人間の殆どはは先入観として魔法の使用には呪文の詠唱が必要だと思っていますし、現在、呪文は神から与えられたものとして神聖視されています。この世界で神は絶対的な存在ですから、この事を話して、神を冒涜したとして、処刑される可能性があります。呪文を必要としない魔法を広めたいと言うなら、まずは神と同じかそれ以上の存在になるしかありませんね。》


そんな事を、解析に聞いてると、セレシアが帰ってきた。


「おまたせレイン。それじゃあ、早速魔法の練習をしましょうか。まずは私がお手本を見せるわね。」


セレシアは庭に立てられた案山子に向かって、右手を向ける。


「火よ『火球(ファイヤ)』」


セレシアがそう言うと野球ボール一つ分位の大きさの火が、案山子に向かって飛んでいく。これが魔法か、と感心していると、以前より女性に近付いた無機質な声が脳内に響いた。


《火属性魔法『火球』を解析…成功、火属性魔法Lv1を習得…成功、神域に接続…成功、火属性魔法Lv1のレベルアップに挑戦…成功、火属性魔法Lv10の獲得に成功しました。》


………………は?

俺がフリーズしかけた自分の脳を必死に立て直そうと試みている間も、解析の無機質な声は続く。


《火属性魔法Lv10の付属スキルとして習得した、魔力操作、火炎操作、魔素操作レベルアップを試行…成功。火属性魔法Lv10のクラスアップを試行、…成功、スキル禁呪『火』Lv10の習得。》


……………………………………っておいおい、ちょっと待て!


《火属性魔法、魔力操作、火炎操作、魔素操作、禁呪『火焰』熱変動耐性『超絶』。以上のレベル10のスキルを習得しました。スキルの習得に伴い、以下の称号を獲得しました。》


ーーーーーーーーーーーーーー

火属性魔法を極めし者


条件…火属性魔法Lv10の所持


効果…火属性魔法の効果上昇『特大』

全属性魔法の効果上昇『中』

火属性魔法使用での消費MPダウン『特大』

スキル「火炎操作」の習得


火焰の究明者


条件…禁呪『火焰』Lv10所持


効果…火属性魔法、禁呪『火焰』の効果上昇『超絶』

全属性魔法、全属性禁呪の効果上昇『極』

火属性魔法、禁呪『火焰』使用での消費MPダウン『超絶』

全属性魔法、禁呪使用での消費MPダウン『極』

火属性魔法、禁呪『火焰』耐性『超絶』

スキル「熱変動耐性『超絶』」の習得


魔導の探求者


条件…魔力操作、魔素操作のLv10所持

一種類以上の禁呪所持


効果…全属性魔法、禁呪の効果上昇『極』

全属性魔法、禁呪使用での消費MPダウン『極』

全属性魔法、禁呪耐性『極』

スキル「魔法耐性『極』」習得


紅蓮の大賢者


条件…現在最強の火属性の魔法を扱う者に送られる。(禁呪含め)

火属性魔法Lv8以上、又は禁呪『火焔』所持


効果…魔力を持つものに対する任意の威圧、威力の調節可能(スキルでは無い)

火属性魔法を扱う者への任意の更なる威圧、威力の調節可能(スキルでは無い)

所持者以外の使用した火属性魔法からの任意の魔力吸収、0%~10%の吸収度合いの調節可能(スキルでは無い)

所持者以外の使用した火属性魔法を確率で威力を増大させ反射、又は使用と不使用を切り替え可能(スキルでは無い)


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


…………………こうして俺は火属性魔術における[最強]を手に入れたのだった………





主人公達の年齢を変更しました。


称号などによる能力アップの表示の効果の順番は、低い方から、


【微小】→【小】→【中】→【大】→【特大】→【極】→【超絶】


です。

ちなみに加護は【大】までです、主人公はどれだけ女神に気に入られているのやら……


※これから変わる可能性があります、いや多分なんか増えると思います。


称号やスキル、職業などについても作中で触れる予定です。


誤字脱字、違和感などございましたらコメントで教えて頂けると嬉しいです




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