第十三話
やっと投稿できました……………
前回の最後に次が試験みたいな事を書いていたな……………?
あれは嘘だ(白目)
はい。ごめんなさい次こそは試験に入ります。
「ーーーーーー!」
なんだろう。
声が聞こえる。
「ーーーーー!!」
強く、優しく、大きく、はっきりと。
「ーーーー!!」
聞こえるのに。聞こえているのに聞きとれない。
いや聞きたくない。
「ーーー!!」
知らないのに、分からないのに、どこか懐かしい。
懐かしいのに思い出せない。
懐かしいのに、とても怖い。
「ーー!」
理性でそれを拒絶しても体はお構い無しにそれを求める。
「ー!」
そして遂にその声の元に手を触れ_______
朝。カーテン越しの柔らかい光が部屋を照らしている。
夢…………何の夢だったか。
たしかなにかに触れて………………………
「………………………」
oh…………………
はじめに言おう俺はロリコンじゃない。
断じて違う。
だが触れてる。うん、完全に触れてる。
心地のいい朝。寝起きで上へと伸ばした手。
本当であれば伸びきった後に天井には届かず虚空を着るだけのはずの腕が、確に触れている。
「…………………………」
おそらく俺を起こしてくれていたのであろうティナの胸元に伸びた腕。膨らみはほとんど無くとも確かに触れていた。
「…………………………」
もしこれがラノベかなにかであれば確実にフルカラーで描かれるだろう光景。まだ幼い少女を被害者とする状況は見る人の趣味によっては、磨かれた宝石よりも輝いて見えるだろう。
だから改めて言おう。俺はロリコンじゃない。
急いで手を下ろす。
「…お、おはよう………?」
「え?うんおはよう。」
沈黙。
この状況はどう乗り越えるべきか。
もしこれがラノベなら…………いやラノベじゃなくてもビンタや冷ややかな目線。あるいはそのどちらともが俺を襲うだろう。
こういう時こそ解析の出番だな。
『…………………………………………』
………………………おい。
お前仮にもスキルだよな!?
無視!?無視ですか!?
自我構築だかなんだか分からんが使いずらくなってない!?
『……………むにゃむにゃ……』
むにゃむにゃて……………
はっきり発音したら意味無いだろうが。
わざとか?わざとなのか?
「あの、うなされてるみたいだったけど…………大丈夫?」
おおう……
こっちもスルーしてくるのか。
いやありがたいけどさ。
「ああ、うん大丈夫」
うなされてた?なんでだ?
怖い夢でも見たっけ?
………………思い出せない。
まぁいいか。夢の内容なんてとりわけ重要でもない。
それよりも………
「今日……だね。」
そう。今日だ。
待ちに待った…………訳では無いが遂に試験当日だ。
試験の受付開始は9時半から。
寝過ごしてないといいのだが……
『7時半です。』
だそうだ。
どうやら大して遅くなってはいないらしい。
着替えてご飯を食べて……………
うん。用意を含めても大分余裕がある。
これなら遅れたりすることはないだろう。
「ねぇティナ、ご飯どうす………
「レイン君の作ったご飯がいい!!」
即答どころか遮られたんだが………
まぁそれだけ気に入ってもらえてるって事だろう。
さて、何を作ろうか……
食材は………余裕はある。
うん。これは多分まだ作ってなかったはず。
用意するのは、卵、牛乳、パン、砂糖。
まず卵、牛乳、砂糖をボウルに入れて混ぜる。
そしてパンを手頃なサイズに切る。
切ったパンを最初に作ったものに十分程浸す。本島だったらもっと長時間かけてしみさせる方がいいんだけど流石にそこまでの時間はない。
浸したパンをフライパンで焼く。ついでに余った液もかけておく。後は卵が固まるぐらいに焼けばフレンチトーストの完成。
因みに調理器具や調味料はこの街に来てすぐに買った。
おそらく材料さえあれば解析で作れるんだろうけど材料無いしね。なによりめんどくさい。
『料理も私に言っていただければ更に完璧に仕上げられます。』
確に美味しいに越したことはないけど何だか頼りすぎたくはない。というかそれよりも料理とかまで解析に頼るのは何だか負けたな気がする。なんでかは分からないけど。
『そういうものでしょうか?』
そういうもんだよ。
『要は意地をはっているわけですか。』
………………………さて、早くご飯食べよう。
誤字脱字などございましたら感想欄などで教えていただければ嬉しいです。
普通の感想も書いてくれていいんですよ?|*・ω・)チラッ




