第九話 初戦闘
何とか今日も投稿できました。
最近とても調子がいいです。
それともう少しで3000PV超えそうです。
それにどんどんブックマーク登録してくれている人も増えてきました。
これは失踪とか出来ませんね。
声が聞こえた方向に森の中を走りながら走りながら探知魔法「ソナー」を使う。
さっき使ったサーチは、探知に時間を掛ける代わりに、相手に気付かれにくいという特徴があり、このソナーは逆で探知に時間をかけないが相手に何かをされた感覚が伝わりやすい魔法だ。
実はソナーはサーチの原型で、ソナーで使う魔力と勢いを弱くすると、サーチのように相手にバレにくい魔法になる。
だがこの魔法は魔力を放ち、その反響と魔力に共鳴する別の魔力に反応し物や生物の居場所を割り出す魔法であるため、極端に魔素濃度の高い場所だと使えない(不可能では無いが使い物にならない)と言う欠点がある。
ソナーに引っかかった中で一つの場所に三つの反応が固まっている。そのうち二つはどうやら人間の様だ。もう一つの魔物と思しき反応がゆっくりと、残り二つに近づいていく。
まずいな、対象との距離はまだ100m近くある。
体に負担を掛けるのを承知で、身体強化をさらに施す。
それにより速度か飛躍的に上昇し、距離が残り10mほどになったその時。
「見えた!」
木々の間から見えたのは、B級指定モンスター「クラッシュボア」。
そしてそれに対抗するのは、ティナともう1人見覚えのある少女。
恐らく馬車の乗客の一人だろう。
だが、クラッシュボアの相手を女の子の二人がするのは些か荷が重すぎるだろう、何せB級指定のモンスターは1体だけでも国が討伐隊を編成するレベルの魔物だ。
ソナーによって違和感は感じていたのであろうクラッシュボアが、俺の存在に気づきこちらに振り向く。
チャンスだ。腰に下げている剣に手を掛ける。クラッシュボアの額は岩を砕く程に頑丈だが、首の部分は可動部であるため比較的柔らかい。振り向く途中で無防備な首を狙い、剣を振り抜く。
すると肉と骨をを切る嫌な手応えとともにクラッシュボアの首が落ちる。
《レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしました。レベルアップしま………》
俺の頭の中に何度も何度も「レベルアップしました」という声が響く。ステータスの確認もしたいがそれは後でいいだろう。今はこの女の子のことだ。
先に声を掛けようと思ったが、血の匂いでほかの魔物が寄ってきても困る、安否の確認だけしたら後はティナに任せて俺は解体に移ろう。
「大丈夫?怪我はないかい?」
「……は、はい!助けてくれてありがとうございます!」
「よ、よかったぁ。もう死んじゃうのかとおもったよ〜。」
「ああ、声が聞こえたからね。どういう状況かは後で聞くから、今はその子のことお願いしていい?僕はその間にこいつの処理だけしておくから。」
クラッシュボアに指を指して言う。
「うん。分かった、任せて。」
振り向いて、解体を始めようと思いクラッシュボアの死体を見て思わず吐き気がする。
『スキル「精神強化」Lv10の獲得に成功しました、更に派生スキルとして、「魅了耐性」、「恐怖耐性」、「威圧耐性」、「幻惑耐性」、以上のLv10スキルを獲得しました。マスターこれで大丈夫ですか?』
ああ、解析。ありがとう。大分マシになったよ。
よし解体を始めるか。
ん?解体なんてできるのかって?
いやー、ほら、ね?別にこれくらい解析に任せて良くね?
実際見てみると凄いよー?めっちゃグロいからね?もう何がグロいのか分んないぐらいグロいからね?
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「それで、君はどうしてあんな所に?」
「えっと、ご飯を食べるまで暇だったから、散歩にでも行こうと思って………」
「それで、道に迷ったのでたまたま会ったティナと一緒に戻ろうと思ったら魔物に襲われたと。」
「はい……」
何で魔物が居るのを分かってて、散歩に行くのだろうか。他にも子供は居たんだから話でもして居れば良かったのに。
「あ、あの!今日は助けて頂いて本当にありがとうございました。でも、凄いですね!フォレストボアを一撃で倒しちゃうなんて。しかもあんなに大きいのを。」
「ああ、その事についてなんだけど、アレ、クラッシュボアだよ」
「ふふっ、そんなわけないじゃないですか。だってクラッシュボアってB級指定のモンスターじゃないですか、いくら何でもそれはありえないですよ」
「え?だって実際クラッシュボアだし……………まぁいいか。」
「そりゃそうですよ。だってクラッシュボアを単独で、更に一撃で倒せるのなんて、B級冒険者でも殆どいませんから。」
「えーと、それで君はどうするの?もといた野営場所に戻る?それなら送ってあげるよ。もし疲れたなら、此処で夜ご飯だけでも……」
「お願いします!」
お、おう。凄い食い気味だな。
「それじゃあ夜ご飯の準備しようか。」
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今日作るのはさっきのクラッシュボアの肉を使ったステーキと、最初に捕った、フォレストイーグルの串焼きだ。
まずは先ほど集めて来た枯れ木に火魔法で火をつけ、土魔法で作った鉄板を温める。その間にフォレストイーグルを丁度いいサイズに切り、木の枝を削って作った串に数個ずつ刺して、木の実等で下味をつけ直火で焼く。そしてステーキ様に切り分けた肉にも下味をつけ、鉄板で焼く。焼けるのを待つ間に、串焼きの方の面倒を見て、串焼きの完成。そしてステーキも焼けた後に味を整えて、切り分けた後持参してきた木製の皿に盛り付ければ完成だ。
「はい、どうぞ。名付けて、クラッシュボアの石焼きステーキ~フォレストイーグルを添えて~かな。」
え?なんで名前がフレンチみたいなんだって?適当だからだYO!!
「「「いただきます!」」」
今日はとても楽しい夕食になりそうだ。
誤字脱字、違和感などございましたらコメントで教えて頂けると嬉しいです。




