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今日から俺は四天王!  作者: くらいん
第1章
7/48

1章5話 魔法を知ろう!前編

汚いです





9時50分。


「おはよーっす。」

「来たかカイト。今日はお前に魔法を覚えてもらう。」

おお急だな。

「あれ?キンライさんの剣術指導は?」

「じーさんは朝方メカトロニムに出張で出た。」

出張か、じゃあ...


「ブロー、稽古たn「アタシが教える!!!教えたげる!!!」お前まじか」


「ブラッディは、言うなれば魔法の専門家だ。俺よりも長けている。俺は仕事があるんでな。」






「魔穴って知ってる?」

「まけつ?ケツ?」

「まぁーそんなカンジ。魔力を体から出して使うのが魔法や能力なんだけど、どっからブリブリ出るかっていうと、魔穴なのよ」

「ケツって言った俺が悪かったからその効果音やめてね」


「魔穴は見えないけど、身体中ブツブツあって、そっから魔力を出すの。なーんもないとこから火なんて出ないでしょう?」


「ブリブ...ブツブツあるってなると、なんか気持ち悪いな...どこにあるかも知らんし。」


「フッフン!じゃーん!こちらにありますは、『ブリブリの実』です!」


「悪意しかねぇ!!」


「ふふ、ウソよ、ホントはそんな名前じゃないわよ。この実を食べると、魔穴がちょっとの間、ガバガバになって、どこらで魔力が出てるかわかるわ!それに、魔力向上の効果もあるの!」


「ブリブリ言われて食べたくないわ!ぜってー食わねーからな!!!」



食べた。




「...なんか、汗出てるみたいな感覚が...。いや、汗っていうかなんというか、変なカンジだな」


「慣れよ、慣れ。チェックするから動かないでね?」


そう言って彼女はペンを取り出し、カイトの身体にバツ印をつけ始めた。


「あっちょっ、あの...くすぐったい」


「アンタ面白いわね。もっと早く書いちゃお」


「あちゅおおwwwwwでぃwwwwwふぇあwwぬぽぃww」



突然の黒い粒。


「それは、なんの意味があるんだ」


「あっヤベーまおー様だ」


は????


「魔穴の場所を教えてましたーっ。気にしないで下さいねっ」


「...お前は変わらんな。クロサキ、来い。」


「あっはい。」




「その顔...不思議そうな顔だな。」


「ああ...そりゃあね。何の用すか?」


「ふむ...たいした事ではない。戻っていい。」


「え?」





「なんだったのー?あっ怒られたでしょ!!?」


「いやぁ全然。なんだったのか。」


「まーいーよ!顔出したかっただけでしょ?」


うーん、とりあえず、魔法教わろうかな。


「そういや、さっきの汗が出るような感覚。あれが魔

力?なんも見えなかったぞ」


「目の訓練も必要ね?魔力を目に集めて、魔力越しに見るの。感覚としては、ブリブリでオッケーよ。ひねり出して!」


「なんか汚いなぁ」











「慣れてきたみたいね!これで魔法も使えるようになると思う!」


「なんか、剣術指導と違って、感覚の練習だから疲れないな。」


というよりもなんか、体がフレッシュになった気もする。


「そりゃそうよ。体に溜まってた淀んだ魔力を出したのよ?あの実だって、めっちゃ高価でどこにも出回ってないような物なんだから!」


「なんか、体が軽い」


「...あっそうだ、この鏡見てみて。普通の鏡よ。」



「ただの鏡がなんだって...うわ!目が青い!」


「アンタの魔力は青色なのね、綺麗!目や髪にはその人の魔力が映るのよ」


「いやー、カラコンしてるみたい...やべー、うわやべーよ」



「...あら?もう2時じゃない!!早くごはん食べて続きしましょうね!!」


そう言ってブラッディは食堂へ駆けていった。


「...うわマジで青い。治んないのか、これ。」


カイトも、可愛いピンクの鏡を見ながら食堂へ出かけた。




汚い

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